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日本で初めての禅寺で行われた、新たな取り組み!「メタバース座禅」がすごい

先日鎌倉にて開催された、「Web3 IZ@ KAMAKURA(ウェブスリー イザ カマクラ)」

 

 

「禅」を体験しながら、「メタバース」「NFT」「Webマーケティング」 を学び、実際にNFTを制作する約3ヶ月間、集中講座3日間を含むイベントです。

 

 

プレスリリース時から話題を呼んでおり、オフラインでは16名、そしてオンライン+メタバース空間で8名の合わせて25名もの方々が参加しました。

 

 

そんなイベント内でも特に異質だったのが、「座禅×メタバース」という取り組み!

 

 

舞台となったのは、北鎌倉にある建長寺。

 

 

日本で初めての禅寺としても知られる由緒正しい場所で、

現実世界とメタバース空間にて、同時に座禅会が行われていたんです。

 

 

今回はそんな歴史ある禅寺で行われた、新進気鋭の取り組みをレポートします!

「座禅×最新技術」無限の可能性

 

「Web3 IZ@ KAMAKURA」は、混沌を極めるこの時代に、次世代技術をつかって自分らしいビジネスの可能性を見出していくことを目的としています。

 

 

そのためには自分自身としっかり向き合い、精神を統一することは必要不可欠

 

 

そこで由緒正しき「禅寺」にて「禅」の精神を学び、心をクリアにするプログラムが組まれていました。

 

 

このようにリアルで座禅を組まれている方もいれば …

メタバース空間で参加している方もいるという、なんともシュールな光景…!

それではメタバース空間では、どのような座禅会が実施されていたのでしょうか?

なぜメタバース空間での座禅なのか?

メタバース空間でも、実際の建長寺さながらの座禅会場が用意されていました。

 

 

しかし現実とは異なり海上に設置された会場には、より瞑想に入り込めるような波のせせらぎが漂っています

 

 

座布団をクリックすることでアバターが座禅を組んでいく仕組みで、続々と参加者が揃っていきました。

 

 

空間中央に設けられたウィンドウに、今回指導してくださる藤尾聡允(ふじお・そういん)住職が座しておられます。

▼藤尾聡允(ふじお・そういん)住職

自殺・自死を望まれている方々の相談に乗り、カウンセリングを実施してきました。コロナの流行により、物理的な接触に制限がかかっている数年間。自らと向き合う「座禅」を通して、人々の心を静へと導くことができないか思案し、このようなメタバース空間での座禅という画期的な取り組みが実現しています。

「座禅の前に、ストレッチなどをしながらリラックスするといいですよ」と、手ほどきを受けていきます。

 

 

時間になり、いよいよメタバース空間での座禅も始まりました…!

いよいよメタバース空間での座禅がスタート!

禅とは、整った心の状態を言います。思いやりに満ちて、穏やかで平和的。何よりも集中が高まっている状態です。穏やかでありながら、何かことが起こった際には瞬時に対応できる高度な心の状態。それを身につける修行の一つが座禅です。

禅の精神の解説をしていただき、いよいよ始まりました!

 

肩を回してみてください。次第に、呼吸と動きをシンクロさせてください。後ろに回すときに息を吸って、前に回すときに息を吐きます。反対回しも行いましょう。

次は首を回してください。同じように、後ろに回すときは息を吸って、前に回すときに履いてください。何回か回したら、今度は反対回しです。

今度は両腕の肘を前で揃えます。そうすると、肩甲骨が開いていきます。息を吸いながら、上に上げます。吐きながら下げていきます。

 

このような手ほどきをしていただきながら、いよいよ座禅に入っていきます。

 

椅子に座っている方は、お尻を椅子の座面にしっかりつけてください。両足をフロアに着地し、膝と腰を90度に保つイメージです。背中は座面に寄りかからないよう、立てます。

クッション、あるいは座布団に座っている方は、それを二つ折りにして、その上に座ってください。やや前傾になり、背骨を立ち上げるイメージで、下半身を安定させます。足はあぐらでも問題ないですが、可能であれば、片方の足を反対側の腿の上に乗せましょう。

そして椅子に座っている方も、クッションに座っている方も、親指の先をつけて、掌を上に向けつつ、下っ腹のあたりに置きます。

その状態で、目は斜め45度ほど視線を落として、半眼を保ちます。半分瞑って視界を狭めるイメージです。

その状態で鼻から息を深く吸いながら、つむじを天井からピンと引っ張り上げられるように伸びます。吐くときは、肩から下を脱力していきます。ゆっくりと肩を下げていって、上半身が脱力していくイメージです。

このように、実際にその場にいなくても、離れた場所から丁寧に座禅の動きを教えていただけるんですね!

合掌、そして礼があり、このままメタバース空気での座禅は続いていきました。

 

波の音に意識を向けながら、息を吸って、吐いて、自宅にいながら、精神を研ぎ澄ませていくのでした…。

まとめ

日本で伝統的に行われてきた「禅」を、メタバースという最先端技術で実践する今回のイベント。

 

一見シュールな光景と思われるものの、実際には離れた場所からでも、人と人と精神がつながり、調和のうえで成立していくという、禅の精神の根本を体験できるものでした!!

 

直接的な接触を避けることで、人と人の精神的なつながりが希薄になっている現代。

 

人々の心が荒んでいく中で、このような日本古来の方法で、高度な精神を紡げる「メタバース座禅」は、案外これからのスタンダードになっていくかもしれませんね!

 

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ライタープロフィール

イシカワ
イシカワ
横浜市出身。気がつけばライター歴10年のフリーライター。得意ジャンルは取材記事、マーケティング、その他諸々。いつもお酒を飲んでいるので、酔っ払っているのか、シラフなのかわかりづらい。まじめな記事も、ふざけた記事も、どんとこい。

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