YouTubeやInstagramのようなSNSやWebメディア、メールを通じて見ることができるWeb広告。
インターネット広告・オンライン広告と呼ばれることもあります。
こうしたWeb広告は、Webマーケティングを行ううえで非常に重要な手法のひとつ。
しかし、実際にWeb広告にかかる費用は業種業態によって大きく異なります。
そのため、それぞれの業種業態に合わせて成果を設定しなければ、決めることができません。
では、どのように成果を設定していけばよいのでしょうか。
この記事では、Web広告にかかる費用の出し方を解説します。
▼Web広告について詳しくはコチラ
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成果を設定する方法として、まずは「売り上げの単価がいくらなのか?」を考え、そこから逆算することが大切です。
スクール系や会員系といったリピートするような業態であれば、3年なのか5年なのか?5回なのか10回なのか?といった年数や回数も加味して単価を考える必要があります。
顧客1人あたりの総売り上げを算出してから、獲得費用を設定。
そこから月あたりの目標獲得件数を決めることで、1か月あたりの広告費が算出できます。
顧客からの獲得費用以上に広告費をかけてしまうと、結果的に赤字になるおそれも。
逆算してかけるべき広告費が分かったら、月間何件欲しいのかを考え、月間の広告費を算出しましょう。
では、計算方法が分かったところで、いくらまで広告費用がかけられるのか実際に逆算してみましょう。
プログラミングスクールやダンススクールなどのような、月謝制ビジネスの場合を例にします。
月謝1万円のスクールに1年間通うと…
1万円×1年間=12万円/年間
この顧客からは、年間12万円の売り上げが獲得できることが分かります。
では、顧客1人あたりにいくらの広告費をかけるべきでしょうか?
初めて広告を打つ場合は5~10%くらいを目安に、広告費率を設定するのが適切です。
上記で例に出したスクールでは、この顧客から年間12万円の売り上げ単価を算出しました。
ここに、5~10%をかけると、
12万×5%の場合:6,000円
12万×10%の場合:1万2,000円
つまり…
6,000円~1万2,000円の広告費で、1件の問い合わせまたは成約をさせればOKということになります。
ここに、月に何件の問い合わせまたは成約が欲しいかをかけることで、広告費用をざっくりと設定することが可能です。
Web広告費用と一言にいっても、業種や業態によって大きく異なるもの。
また、成果が決まらなければ、広告費用も決めることができません。
そのため、
②成果から逆算して費用を算出する
③計算式を使う
ご紹介した上記の手順で、Web広告費用を決めていきましょう。
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