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Googleの「ビジネスの管理用アカウント」を徹底解説!費用や変更方法、個人との違いは?

Googleアカウントを作成しようと思った時に出てくる
「ビジネスの管理用」という文字
「ビジネスに使うけど…」と混乱した人もいるのではないでしょうか?
 
もし、間違って登録してしまっても特に問題なく
個人アカウントと変わらず、費用も発生せずに使えるのでご安心ください。
 
しかし、もしGoogleの機能をフルにビジネスに活用しようと思ったら
結局、ビジネス用のアカウントを取得することになるので
SaaS型の便利ツールを社内に導入しようと思っているならば
学んでおいて損はないでしょう。
 
※SaaSが分からない場合は先にこちらを読むことをお勧めします。

SaaSとPaaSとIaaSの違い

SaaSとはわかりやすく意味を解説 読み方や Paas Iaasとの違い

Googleアカウントの「ビジネスの管理用」とは?

Googleアカウントのビジネスの管理用
Googleアカウントのビジネスの管理用とは、
Google Workspace(旧G Suite)というGoogleが提供する
SaaS型のサービスを活用する際に使用するアカウントです。
 
このサービスは制限付きで無料でも使用でき
個人アカウントでも、もちろん無料で使用できます。
 
なので、ビジネスアカウントを作成するまで、であれば
個人アカウントと大きな差はそこまでありません
間違って設定してしまっても後から変えられます。
Googleビジネス用アカウントと個人アカウントの違い
他の違いと言えば
 

  • Googleマイビジネス(Googleプロフィール)が設定しやすい
  • Googleマイビジネス(Googleプロフィール)から宣伝ができる
  • Google広告を始めとする有料サービスがアカウント情報を取得する
  • Googleからビジネスへのおすすめ情報が送られてくる

 
この4点が無料個人アカウントと無料ビジネスアカウントの違いです。
 
一般的にGoogleアカウントを作成したい場合は
会社で使う用だったとしても、「自分用」で作成しまって問題ないでしょう。

Googleビジネスアカウントの料金は無料

ビジネスアカウント自体を持つ場合には無料です。
 
その代わり、機能が制限されており(と言っても個人アカウントとほぼ一緒)
Google Workspace(旧G Suite)自体は利用プランに対して金額が変わります。
 
このGoogle Workspaceの有料プランの申請手続きを行わない限り
料金が発生することは無いので間違って設定してしまっても
来月から急に請求されるということは無いのでご安心ください。

Google個人アカウントとの違いはGoogle Workspaceを有料にしてから

個人アカウントとほとんど差のないビジネスアカウントですが
有料サービスを利用するとだいぶ内容が変わります。
 
以下がプランの内容と値段の表です。

Google Workspace(旧称 G Suite): お支払いプラン引用:Google Workspace(旧称 G Suite): お支払いプラン

例えば、既に使用している人も多いであろう
Gmailが「〇〇@gmail.com」ではなく「〇〇@会社名.com 」のような状態で使えたり
Google Meetのようなオンラインミーティングツールが
大規模な形で100人に向けて使えたりと、下手なSaaS型のサービスよりも
よっぽど使い勝手の良いものが利用できるので
会社単位で迷っているところは導入もおすすめできます。
 
その際にはGoogle Workspace(旧称 G Suite): お支払いプラン
から導入できるので、会社の人にぜひ教えてあげましょう。

間違ってビジネスアカウントに設定してしまった場合の替え方

間違えて設定してしまっった時に一般アカウントに変えたい場合の方法をご紹介いたします。
逆に、ビジネスアカウントに設定したい場合も同じ手順です。

  • ①Googleを開いてログインし、アイコンをクリックGoogleログイン画面
  • ②「Googleアカウントを管理」をクリックし、左側メニューの「情報共有と連絡先」をクリック
    Googleビジネスアカウントの変更設定
  • ③表示された右側ページをスクロール
    Googleビジネスアカウントの変更設定
  • ④「ビジネス機能」欄の「ビジネス用にカスタマイズ」をクリックしカスタマイズをオフに
    Googleビジネスアカウントの変更設定

Googleマイビジネス(Googleプロフィール)との違い

Googleプロフィール(旧Googleマイビジネス)とGoogleのビジネスの管理用アカウントは根本的に別物で、
自身の会社情報などを登録し、Googleマップなどに表示させる機能がGoogleプロフィール(旧Googleマイビジネス)です。
 
このGoogleプロフィールを登録しておくと、自身のビジネスが検索された際に
検索欄の右側に表示されるので、ユーザーに内容が分かりやすく、宣伝にもなります。
 
Googleプロフィールで表示される画面
特に店舗を利用するビジネスの場合、大きな影響を与える可能性が高く
このマップを活用したマーケティング戦略をMEO(マップエンジン最適化)といい
重要な施策となっています。
 
※MEOについて詳しくはこちら

MEO対策とは?やり方や得られる効果をわかりやすく解説!

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ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

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