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【湘南パン特集第六弾!】立地の不利を口コミで解消!湘南・茅ヶ崎「B-grotto」

湘南・茅ケ崎駅から徒歩5分。サザンビーチまで続く「雄三通り」の地下に今回ご紹介する湘南パンのお店「B-grotto」があります。茅ケ崎のメイン通りにありながら、地下という立地がネックとなりオープンからしばらくは集客に苦戦していたという「B-grotto」。

しかし、今では小さい子どもから年配の方までB-grottoの香り豊かなパンを求めに地下に降りてくる、茅ケ崎になくてはならない人気パン屋さんになっています。

今回は、そんなB-grottoにお伺いし店主と奥様に集客方法から茅ヶ崎にお店を構えた経緯、こだわりのパンなどについてお伺いしてきました。

口コミで立地不利を解消

茅ケ崎・海側の生活道路であり、夏場にはサザンビーチ目当ての観光客が増える「雄三通り」。「雄三通り」は、茅ケ崎を代表する駅正面に位置し南口で最も賑わいのある通りです。

この通りには、こだわりの酒屋から昔ながらの写真館、地域密着型スーパーマーケットなどが軒を連ね、茅ケ崎の顔と言っても過言ではありません。

この雄三通りの地下にお店を構えている「B-grotto」。

今では茅ヶ崎になくてはならないパン屋さんになっていますが、開業当時は地下という立地がネックとなり集客に苦戦していました。

地元民に認められ増えていく口コミ

ファンの多い「アップルパイ ¥259」

パンの味に自信があったので、地下という立地が不利だとは考えていなかったんですと話す店主石井さん。

しかし実際オープンしてみると、近くを通った人が、外からお店の雰囲気や入店情報などが分かる路面店のような「気軽さ」が少なく、「目的をもって行くお店」になっていることに気が付きます。

しかしそんな時期も店主石井さんは、丁寧に美味しいパンを作り続け、徐々に地域の人が「階段を下りてでも行きたい!」そう思ってもらえるお店へと徐々に変化していったのです

地域密着性の高い茅ケ崎において、地域の人に認められた味となる事で「美味しい」の口コミがお店を中心に広がっていき、「B-grotto」のパンを求めに地下に来店する人が増えていくという流れが出来ていったのです。

路面店にはない居心地の良さ

居心地のいい店内

「B-grott」は立地不利な地下にありますが、路面店に比べ優れた点もあります。それは、ゆったりとした雰囲気が店内に溢れている事。

実際来店される方も、パンを買うついでに一息ついたり、世間話に花を咲かせたりする方が多いそう。味はもとより、居心地のよさを感じ来店する方も増え続けているのです。

そして、実店舗だけでなく販路を広げ、茅ケ崎のみならずファンを増やし続けています。例えば、平塚ららぽーと内にある地元の美味しいものを集めた「わくわく広場」や、全国のパンの取り寄せが出来るrebake(リベイク)それぞれの販路ごとにファンも増えており、茅ケ崎だけでなく、全国の味になりつつあります。

人々との交流で繋がる「B-grotto」

店主 石井さんと奥様

今回は、「B-grotto」の店主石井さんと奥様にパン屋を茅ケ崎に開業した経緯や、これから挑戦したいことなど伺ってきました!

yutaka
本日はよろしくお願いします。
石井さんご夫婦
よろしくお願いします。
yutaka
早速ですが、パン屋さんを始めたきっかけは何ですか?
石井さんご夫婦
学生の頃、早朝の時間にアルバイトしたいと考え、パン屋でアルバイトを始めました。そこで働くうちに、自分で自由にパンを作りたいと考えるようになったことがきっかけです。
yutaka
学校で製菓などを学んできたわけではないんですね。
石井さんご夫婦
そうなんです。全く違った勉強をしていたんですが、アルバイトがきっかけで、よりパンを学びたいと考えパンの道に進みました。
yutaka
はじめは鎌倉山にある「ボンジュール」で働いていたんですよね?私も大好きで系列店の葉山のお店によく行っていました!
石井さんご夫婦
そうです。はじめは鎌倉山の「ボンジュール」で働いていました。他にも、神戸にある「コム・シノワ」でも働き、様々な角度からパンを学んできました。
yutaka
ご自身でパン屋を開くなら茅ケ崎でと考えていたんですか?
石井さんご夫婦
そうですね。長く住んでいた場所でしたし、パンを食べる人が多い場所だなと感じていたので、パン屋を開業するなら茅ケ崎でと思っていました。
yutaka
湘南、そして茅ケ崎はパン激戦区ですが、そこは気にならなかったですか?
石井さんご夫婦
開店後にパン屋が増えてきたので、当時はそこまでパン屋が多いという印象はなく、激戦区だという認識はなかったですね。
yutaka
これから挑戦したいことはありますか。
石井さんご夫婦
大人から子どもまで参加できるパン教室は、開店以来ずっとやりたいと思っているので、実現したいと思っています。他には、パン好きのお客さんとパン屋巡りをしてみたいです。パン大好きな人たちと一緒に行って意見交換なども含め、もっとお客さんを交流を楽しみたいと思っています。

私、パン巡り参加したいです!!とすぐ反応してしまいました(笑)。

修業が終わってからも神戸のお店のイベントなどに参加し続け、人脈や交流を増やし続けている石井さん。パン業界の繋がりだけでなく、お客さんとの繋がりや交流をこれからもっと増やしていきたいとうれしそうな笑顔でお話してくださいました。

パンの発酵の香りまで届ける「B-grotto」のパン

「B-grotto」のパンのこだわりポイントは、粉を混ぜた時から繋がっていく「香り」。

「生地を混ぜて発酵させていく段階の香りも全てお客様に伝える」という思いから、とにかく丁寧に生地を扱い、香りを閉じ込めパンを作っています。そんな香り豊かな「B-grotto」をご紹介します!

「ハード食パン」と「角食」

「ハード食パン ¥302」「角食 ¥313」

発酵の時の香りを閉じ込めた「ハード食パン」 と 「角食パン」は店主のおすすめ。 名店で修行を重ねてきたシェフのルーツともいえるパンで、B-grottoの看板商品です。「ハード食パン」は、小麦粉とイースト、塩、水だけという、フランスパンと同じ材料の生地を型に入れて焼いた、言わばフランスパン生地の食パン。

噛めば噛むほど小麦の旨みが伝わる逸品です。そして同じく「角食」も、熟成に丁寧にひと手間かけられたシェフ自慢の一品。袋を開けたときのふわっとした熟成された香りがクセになること間違いなしです。

子どもから大人まで人気の「レーズンとクリームチーズ」と「カレーパン」

「レーズンとクリームチーズ ¥226」「カレーパン ¥205」

一番人気のパンは、「レーズンとクリームチーズ」。食パンの生地にたっぷりのレーズンを手で混ぜ込み、オリジナルクリームチーズペーストをたっぷりと包み込んで焼き上げた一品。

子どもから大人までファンが多く、焼きあがってはすぐに売れていく人気のパン。上品な甘酸っぱさのクリームチーズにレーズンの風味がアクセントになっています。

他にもカレーパンはB-grottoを訪れたら手に取ってほしい商品。毎日丁寧に油を変え、揚げたてを提供。人気の秘密は、カリっとした食感と薄いけどもっちりした生地、そしてたっぷり入ったカレー。

辛さも控えめで甘めに仕上げてあるためこちらも子どもから大人まで幅広い世代に愛される味になっています。

香りを楽しめるパンばかり

「B-grotto」の開店時間は早朝6時半から。朝食に焼き立てのパンを食べるという贅沢をすることが出来る数少ないパン屋さんです。あなたも是非、焼きたてのパンから始める贅沢な一日を過ごしてみませんか。

店舗詳細

住所:神奈川県茅ケ崎市東海岸北1-5-4 サザングランドハイツB1F
TEL:0467-81-3994
Instagram:https://www.instagram.com/b_grotto/
営業時間:営業時間:6:30~18:00
定休日:日・月曜日

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