「継続は力なり」この言葉を体現し、継続的に広報活動を行う事で成功した湘南・平塚「高久製パン」。
高久製パンは、「町おこし」「メディアへの露出」この2つの広報活動を継続的に行ったことで、ブランド力を上げてきました。
今回は、継続した広報とは!?そしてメディア露出の5つの効果を高久製パンをもとにご紹介します。
どのように広報活動を行っていいか分からないというあなたにもすぐに取り入れることが出来る事ばかりですので、今日から実践してみましょう!
そして高久製パンが運営するシャンパンベーカリーの、カレーパングランプリ最高金賞の弦斎カレーパンなどおすすめのパンもご紹介します。
目次
シャンパンベーカリーを運営する「高久製パン」は、戦後より地元の学校給食を支え続け長きに渡り地域貢献をしてきました。
給食提供だけではなく、湘南・平塚の町おこしにも積極的に参加をし、メディアへの露出も続けたことで湘南では知らない人のいない平塚パンの代名詞となってのです。
そんな高久製パンの広報・PR効果・メディア露出効果とは一体どんなものなのでしょうか。
広報とは、企業だけでなく行政や各種団体の活動内容や商品などの情報発信を行う業務のことを指します。
「広告」と言葉は似ていますが、広告は新聞や雑誌、テレビなどの広告枠を買って商品や企業の宣伝を行うことであるのに対し、広報とは情報を受発信することで、新聞や雑誌などの媒体に記事として取り上げてもらったり、従業員や株主、消費者などの利害関係者に活動内容などを理解してもらうことを言います。
そしてPRとは、”Public Relations”の略。「Public=一般の人々」と「Relations=関係性」を創る仕事という意味です。つまり、社会と企業を繋ぐ役割を担っています。
企業はさまざまな活動を行っていますが、より円滑に企業活動を行うにあたり、企業の活動内容を正しく社会に認識してもらい、認知や印象、つまりは「ブランド力」を上げていく必要があります。
高久製パンは、テレビを始め各メディアへの露出も長く行ってきました。 メディアへの露出を継続することで、5つの効果が期待できます。
メディア露出によって知名度や地域を始めとした世間の評価が上がり、売上が上がっていく。そして、多くの人が訪れることで、商品に対するたくさんの意見が集まり、商品改良へのモチベーションも上がります。
人気が出ることで効果があるのは、お客さんだけではありません。この人気店で働いてみたいと考える人が増え、求職者に選ばれる企業にも成長していくのです。
社内外に大きなメリットをもたらすメディアへの露出。継続的にメディアに露出するにはどうしたらいいのでしょうか。
こんなに高い効果があるならメディアへの露出を積極的に行いたいと思いますよね。 しかし、待っているだけではメディアへ露出することはできません。
メディア露出するために必要なことは、「小さなメディアでもいいからまずは取り上げられる事」「取り上げられた実績を自社のSNS等を使い発信する事」。
ここで言う小さなメディアとは地域密着のメディアや情報誌。私も地元発信のメディアの情報は、地元ならではの感度の高さや信頼性の高さなどの観点から、必ずチェックするようにしています。
その小さなメディアからのきっかけで、雑誌→新聞→地方テレビ→全国ネットのテレビと発展していく可能性があるのです。
しかし、「最初の露出をどのようにしたら良いか分からない」「メディアの露出に使う時間と人材がいない」そんな時はPR専門の会社にお願いするのも手です。
商品づくりに関してはプロ。であれば、広報は広報のプロにお願いしてしまえば良いのです。はじめの一歩を踏み出すアドバイスをもらうだけでも全く違った展開になるでしょう。
このように「町おこし」という地域貢献広報活動から生まれた商品が成功するために高久製パンが行ってきたことは、「継続」。
ことわざにもあるように、続けていくことが力になると証明したのです。
平塚は、戦前のベストセラー作家「村井弦斎」で有名な地ですが、知っていましたか?正直、湘南に住み趣味は読書の私ですが、「村井弦斎」は知りませんでした。
そんな人も多いだろう、だったら「村井弦斎」を広く知ってもらおう!そう考え、約20年前に湘南・平塚の飲食店街を中心に町おこしを行います。
酒屋さんでは「村井弦斎×日本酒」、お蕎麦屋さんでは「弦斎そば」。
高久製パンはもちろんパンで、村井弦斎町おこしPRを行います。 そこで生まれた「弦斎カレーパン」。
町おこしと言う地域貢献広報活動から生まれたこの商品は、味と話題性でメディアへの取材も後を絶たない一番の人気商品となっていきます。
約20年前に始まった村井弦斎町おこし。実は今でもこの町おこしの為に開発した商品を売り出している店舗は、高久製パンのみ。
高久製パンは長きに渡り、平塚の町をより多くの人に知ってほしい、揚げたての美味しいカレーパンをを食べてほしいと願い「弦斎カレーパン」を作り続けてきました。
そして、県外の催事にも積極的に参加を行う事で、確実に知名度を上げていきます。
周りの仲間が弦斎商品から離脱していく中、続けていくと言う事は簡単なことではありません。 その継続の結果が一つの形となって現れます。
それは、「カレーパングランプリ最高金賞受賞」。
カレーパングランプリとは、日本カレーパン協会が「今一番うまいカレーパンはどこだ!」を合言葉に2016年より開催しているカレーパン日本一決定戦。
そのカレーグランプリ2018にて、東日本揚げカレーパン部門で弦斎カレーパンは最高金賞を受賞します。
その事により一気に知名度を上げ、地元に愛されるパン屋さんから全国民に愛されるパン屋さんへ成長していったのです。
地域貢献、そしてメディア露出を継続し、地元からだけでなく全国のパン屋になった高久製パン(シャンパンベーカリー)。 訪れたら必ず食べて欲しいおすすめのパンをご紹介します。
もちろんおすすめ№1は、弦斎カレーパンです。
弦斎カレーパンは、パン生地の中にお米を混ぜることで、カレーライスのようなカレーパンになっています。 また具の中にはカレーに欠かせない福神漬けが入っており、歯ごたえも楽しむことが出来ます。
揚げたてを食べて欲しい!そう思い作り続けている弦斎カレーパン。お店で買って、熱々のうちに頬張りたい一品です。
日本人好みの食感を追求した明太フランスもおすすめ。
福岡かねふくの明太子を使用したオリジナルソースに 外はパリッ、中はモチッとしたフランスパンの食感がやみつきになること間違いなしです。
シャンパンベーカリーは、事前予約で取り置きが可能。売切れ必死のこの商品は、事前予約をおすすめします。
シャンパンベーカリーを運営する高久製パンでは、コッペパンに特化したコッペパン専門店も展開しています。
コッペパン専門店を展開しようと思ったきっかけは、学校給食でした。
学校給食に提供するパンは、材料の配合やカロリーなどが細かく決められており、子どもたちの健康に気を遣ったものになっています。
しかしその一方で、高久製パンの職人としては「もっと美味しいコッペパン作れるのにな」と言うもどかしい想いも。
長年培ってきたコッペパンと言う売りを「このまま発展させないなんてもったいない!」「もっと美味しいコッペパンを多くの人に食べてほしい! 」そんな思いからコッペパン専門店が生まれます。
これも長年学校給食提供を継続してきたことで生まれた強みの一つ。
懐かしさの中に生まれた新しい美味しさ「もっちりコッペパン」を、ぜひ湘南・大船の高久パンのコッペパンで味わってみてください。
シャンパンベーカリー
住所:神奈川県平塚市桜ヶ丘4-46
TEL:050-3777-7600
HP:http://www.takaku-pan.com/champagne.html
営業時間:平日 平日 9:00~18:00 /土日祭日 7:00~18:00
定休日:火曜日