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セミナーレポ:「ファン作りマーケティングで応援される会社作り」の内容をちょこっと公開!~前編~

1/27に浦川講師による「ファン作りマーケティングで応援される会社作り」が開催されました。ファン作りこそが企業が生き残る為には必要で、ファンを作る為にどのような取り組みをするのか?と言う事についてたくさんのお話を聞けました。今回はセミナーの一部をご紹介します!

ファン作りマーケティングのいきさつ

浦川:僕がファン作りマーケティングを始めたのは、何年も創業者や中小企業の社長のサポートをする中でこんなことが分かりました。

・圧倒的な実績
・すでにファンがいる

・資金がある

です。
この中で僕が支援できるのは「ファンを作る」という事なのでは?と考えファン作りマーケティングと名付けて始めました。
今はブランディング・広報・PRを分けて考えるのが難しくなっているので「ファン作りマーケティング」として支援しています。

ファン作りマーケティングを簡単に言うと?

浦川:僕は3行で表せます。

「世の中にとって
如何に面白い存在になって
上手に広報してファンを作る」

という事だと思っています。この中でも世の中にとってと言うことが重要だと考えます。

今はどんな世の中?

浦川:今の世の中を知るには、企業の悩みを聞き知ることです。最大の悩みは「売れない」という事です。
 どんなに良いサービス商品でもとにかく売れないのです。買う人が減っている世の中という事ですね。

じゃあ売れているものとは?

浦川:アーティストのタオルやうちわ、野球球団のマスクなどファン商品と僕が呼んでいる物が売れているので、これからの重要なポイントなのではないでしょうか。
あと今は消費者が一票を投じるような消費をするこれが「意思消費」です。という事は自分たちの意思表明をしなければ売れないのではないでしょうか。

面白い存在とは?

浦川:僕が考える面白い存在は「意味や理由がある」「喋りが上手い」「値段がつかない」と言う事に集約されていると思っています。
意味や理由は「行く意味や買う理由」等です。中小企業や小規模企業では、これを言語化出来ていない所が難しい所ですね。
解りやすさが重要だと思っています。意味のないものは存在できないのです。

例えば?

浦川:コンビニのタバコや酒類がたくさんの種類がありますよね。それとは反対にコンビニにハサミや糊などは数がありません。その少ない市場に参入するのはやっちゃいけないと思っていて、たくさんの種類があり、意味として残れる市場にどうやって残っていくかと言うことが中小企業が生き残って行くには重要です。

意味・理由を考えるのはマーケティング

浦川:意味や理由を考えるのはマーケティングだと思います。意味や理由がないと儲からないのです。少しでも良いから意味を増やして「意思消費」を増やしてもらう事が大切ですね。

1番大切な事

浦川:1番大切な意味と理由は「あなたのビジネスが無くなって誰が困るか」と言う事をちゃんと言えるか言えないかです。厳しいですが僕はこれをクライアントに言っています。

パタゴニアの社長はこう言っています。

浦川:僕はパタゴニアが大好きなのですが、社長は「会社の考えを広めるのがマーケティングだ」と言っています。
実際パタゴニアの信念は「私たちは故郷である地球を救うためにビジネスをしている」と言っており、それに共感した消費者が多少高くても購入してるのです。考え方が売れている企業しか生き残れなくなっていくでしょう。

矢のような商品

浦川:矢を情報とし、弓をPR・広報とした場合皆矢のような商品を持つべきだと僕は思います。矢は尖っているのでターゲットを絞られている、さらにハートに刺さると言う意味もあり「共感性」も表します。
 皆さんが思いを伝えたいのであれば、儲からなくても良いから矢のような商品・サービスを作るべきです。
 ハートを射止めることが出来れば、他の商品が売れると言う事です。

おしゃべりも重要

浦川:人はお喋り・会話が大好きで、人は会話のネタを買っているのです。会話にならない事は、口コミに繋がらず、会話が盛り上がれば盛り上がるほど商品・サービスは売れるのです。

SNSもお喋りと同じ

浦川:今たくさんのSNSが溢れています。このSNSに「見てこれ!素敵でしょ?聞いて!知ってる?」などSNSに載せて、たくさんの人の共感やいいねをもらう種になるものに、人はお金を使います。
なのでSNSに載せたくなるような商品・サービスを出していかないと売れないのです。

プライスレス

浦川:僕が飲食店の支援をする時に「お土産になる・ご褒美になる・誰かに出会える」と言う事をキーワードに考えます。
これこそがプライスレスです。これを戦略的に考えながら行います。
 プライスは今後、機械化・AI化して行くと思うので、これからはプライスレスな部分のみが僕らが企画できるので、企画力が非常に重要になってきます。

”今は心の豊かさを求めている時代なのです。”

ファンの時代

浦川:ファンがいる企業が生き残る時代が来たと言っても良い世の中ですが、なぜファンに買ってもらうのか理由は3つあります。

・価格で判断
・真似されても揺るがない

・リピート、紹介してくれる

です。
 ファンが顧客を連れてきてくれないと儲からないです。売る人と買う人の関係性が変わったのです。
昔は上下関係、今は仲間構造になっています。会社と顧客は同じ価値観を共有する仲間でないとい
けない世の中になっています。

梯子を掛ける

浦川:最初のファン100人~150人を作る事が重要です。
この最初に人数をクリアすれば勝ちです。これに梯子を掛ければ良いのです。一度も買ってない人にはプレスリリースしたHP作ったりして、とにかく「たまたま買ってもらう事」に専念します。
次の梯子は、ブランドブック・ワークショップなどメンテンナンスをする事、そしたら次の梯子は仲間になってもらうために、イベントの裏方をやってもらう・お客さんと飲み会・Tシャツ販売です。
Tシャツが売れればその企業はOKだと思っています。価値観の共有をして仲間と会社を大きくして行くのです。

今回はここまで!後編は近日公開です!を楽しみに~♪

ライター 小屋畑


猫とレモンサワーを愛する30代ライター。
ライティング力を上げるべく
日々勉強中。

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