現在何かと話題のAIツール。
問題点や課題が取り沙汰されることもありますが、正しい知識と使用方法を知ったうえで利用すれば、仕事のパフォーマンスが大きく向上する可能性を秘めています。
そんな中、あのGoogleからローンチされたのが「Bard(バード)」。
今回はAIツールの代表格として名前の上がる「Chat GPT」と比較しながら、機能や使い方について解説してきます。
検索エンジン最大手のGoogleですが、Chat GPTをはじめとするAIツールの台頭で、検索ユーザーの母数は減っていくのではないか?と言われていました。
そんな中でGoogleが開発したのが、会話型のオープンAIチャット「Bard」です。
「Chat GPT」の対抗として開発されたように感じる「Bard」ですが、最大の有意性は全ての回答がWeb上から取得されるという点だと考えられます。
そのため普段Googleなどの検索エンジンを使用している方であれば、「Bard」の解答は自分のイメージしているものと近い!と感じる方が多いのではないでしょうか?
一方で「Chat GPT」はソースコードが並ぶようなイメージが強いため、使用難易度の低さは「Bard」の魅力かもしれません。
現時点で「Bard」は無料で使用できます。
(まだ試作段階の実験的な面があるのかもしれないですね!)
その点でも有料版(Chat GPT4)が存在する「Chat GPT」との差別化点と言えますね。
続いて実際の「bard」の画面について。
例えばこちらは「夏に向けてぴったりなフルーツドリンクのレシピ」を質問した場合!
このようにおすすめのフルーツドリンクの種類が回答として表示されました。
ただこれだけで終わらないのが「Bard」の特徴なんです!
回答画面の上部に3つのタブがあり、それをクリックすることで、それぞれ異なる回答が同時に見られるという仕様なんです。
今回でいうと、各ドリンクの詳細情報や、その作り方などが別タブで回答されています。
「Chat GPT」が完全なチャット型で展開していくのに対して、「Bard」の場合は最初の回答時点でかなりの情報量があります。
この点はまさに検索エンジンを使用しているユーザーのニーズ・ウォンツを反映しているといったところでしょうか。
現在まだ公開から間もない「Bard」ですが、今後Googleのワークスペースと連動していくことで、さらに便利になることも予想されます。
例えばGmailに組み込まれることで、「営業メールを打ってください」と依頼するだけでメール文面が作成できたり、ドキュメント内で指定の文章を作成してもらえたり、活躍の場が既にたくさん用意されているのも将来性の高さを伺わせます。
普段仕事やプライベートでGoogleや、その周辺ワークスペースを使用している方であれば、時間・工数の削減につながるのではないでしょうか!
本日は近頃ホットな、Google開発のAI「Bard」について、簡単にご説明していきました。
さらに詳しい情報が知りたい方は、下記の動画で深掘りしていますので、ぜひご覧ください!