コロナでステイホーム、家の中ででできることは何?が注目されたこの一年、食材のお取り寄せから観葉植物の購入などいろいろな動きがある中、「オンラインで習い事」の人気が高まっています。もともと通っていたところがオンライン化したというパターンもあれば、ステイホームをきっかけに何かできることをしたい、という流れでオンラインレッスンに辿り着いたという人もいるかもしれません。
今回は人気の習い事の一つであるヨガレッスンを、オンラインでも提供しているヨガシャラ大船のシュンドー早苗先生にインタビューしてきました。
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大船駅西口から歩いて10分足らず、観音様に背中を見送られる形で住宅街の中に入っていくと、ひっそりと現れるヨガ教室があります。シュンドー早苗先生が主催するヨガシャラ大船です。
私は去年、コロナ禍によるステイホームの日々で運動不足が気になり始めた時に、まずオンラインでレッスンを受講し始めました。しかし、都度払いの都合のよさに甘えて数回参加した後、仕事の忙しさにかこつけてしばらく運動から離れ、「このままじゃマズイ」と自分の中で底を打った時にもう一度ヨガシャラ大船のホームページにアクセス。4月頭の時点ではオンラインだけでなくスタジオクラスも再開しており、自分に喝を入れるためにも「えいっ‼」と教室に出向くことに。
教室は閑静な住宅街にあります。ホームページに書かれた指示通りに歩いていくと、一度も迷うことなくすんなりと辿り着けました。歩きながら「この指示の書き方は女性の脳の構造を考えた上で意識的に書いているな」と誰をターゲットにしているかオーナーがきちんと把握していることが伺えます。地図も貼ってありますが、「特に女性が迷いやすいです」と一言添えた上で詳しく説明してあります。
到着して教室に入り、挨拶とともに1回分のレッスン料である1500円とヨガマットもレンタルするのでプラス100円、合計1600円を支払います。この都度払いシステムも、毎週決まった日に通えるわけではない私にとってはありがたい仕組みです。
今はコロナ禍ということもあり、1レッスンで参加可能な生徒人数はマックス4名とのこと。ゆとりがあります。マスク着用と消毒、窓を開けて換気など、感染対策もしっかりされています。
システムとしても生徒にとって使いやすいし、ホームページの説明もわかりやすい。レッスン予約におけるLINEでのやり取りも含め、「ヨガを教えること」だけでなく、「ヨガ教室を運営する」という経営視点がしっかりしていて、集客の観点でも地に足のついたプロセスを踏んでいる。この点に興味を持ったことで、レッスンが終わるころには先生にいろいろ質問してみたいという気持ちが湧いていました。
体を壊した経緯などはホームページの講師紹介のところに詳しく書いてありますが、この説明を聞いて私は非常に納得できるものがありました。というのも、先生のレッスンは他の教室にはない特徴があるからです。
「今日はどこか痛いとこありませんか?」
と、先生はレッスン開始時にオンラインの生徒も含めて必ず聞いてくれます。そして、一通り全員に聞いて回った後、その日の参加者の不調や痛いところに合わせて、改善に繋がるようなストレッチなどもレッスンに取り入れてくれます。また、その際「このポーズはここの筋肉を使っています。」と説明も補足してくれるので、自分としても意識をそこに向けやすく、ただ何も考えずに行うのとは結果が違ってくると思っています。ヨガレッスンではあるものの、それぞれの「痛み」に寄り添えるのは、先生自身が体を壊したことも関係しているのでしょう。とても親身になってくれます。具体的には、現代人にありがちなストレートネック、猫背、巻き肩など、聞くと「ギクッ」とする人も多いであろう症状に対応してくれます。ちなみに私もスマホの見過ぎでストレートネック、パソコンと皿洗いのせいで巻き肩気味です。つらいです。
鎌倉市岡本2-12-20 2階
TEL.050-3550-2015
受付時間 8:00~21:00
ホームページ https://yogaofuna.jp/
パドマ・早苗シュンドー
ヨガシャラ大船 代表
ナマシヴァーヤ・ヨーガ湘南校 主宰
全米ヨガアライアンス登録講師 E-RYT®500、YACEP®
ヨガ安全指導員