Facebook広告は、「ターゲティングの精度」や「機械学習の優秀さ」など、非常に優秀な媒体です。ただ始めるにあたり、しっかりとアカウントの概要や、目的を整理しておく必要があります。
ここではFacebook 広告のアカウントの概要について説明します。
Facebook広告は「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3層構造で成り立っています。
それぞれの内容は以下のようになります。
上記要素を階層ごとに分離して管理できるため、テストや効果測定を最低限の手間で実施可能です。
広告を作成するときには上の階層から順番に設定していきます。
キャンペーン目的と概要についてお話ししようと思います。ここでは、よく使われる4つの目的についても詳しくお話しします。
※Facebookの管理画面はアップデートを繰り返しており、画面配置や名称は変わりますので、あくまで現時点での表示画面と捉えていただければと思います。
Facebookのキャンペーン目的は3つあります。
Facebook広告は、選択されたキャンペーン目的を最大化させるべく、最適化配信されるため広告配信する商材・サービスにあうように、適切なキャンペーン目的を選んでいただければと思います。
中でも、
ウェブサイト、アプリ、Messengerなどで、価値の高いアクションをユーザーに促す目的。
Webサイト上で購入、申込み、資料請求などのアクションを増やしたい場合に使用します。
ユーザーをウェブサイトやアプリにアクセスすることを促すための目的。
自社のウェブサイトのランディングページ、ブログ投稿、アプリなどにユーザーを誘導・集客する場合に使用します。
ビジネスのリードを獲得することに特化した目的。
ニュースレターへの登録など、商品に興味を持った利用者から情報を収集する場合に使用します。
その際、広告には問い合わせフォームが含まれようになり、ランディングページを介さずにリードの登録を促すことができる。
Facebook投稿やFacebookページをより多くの人に見せて、 エンゲージメントを促すことに特化した目的。
投稿に反応する可能性の高いユーザーにリーチしたい場合に使用します。
エンゲージメントには、「いいね!」、コメント、シェアなどが含まれますが、ページからのクーポン利用も含めることができます。
上記4点は多く利用されるキャンペーン目的のため、それぞれの違いを理解しうまく使って運用につなげていただければと思います。