Instagramに自身が投稿した時に出る「投稿を宣伝」という文言が
気になったことのある人もいるのではないでしょうか?
この投稿を宣伝する機能、少しだけ通常の広告とは違うのをご存じでしたか?
比較的簡単にアカウントを成長させることに活用できるので
しっかりと理解し、
伸び悩んでいるアカウントの新たな戦術として取り入れれば
現状を打破することも出来るでしょう。
目次
Instagramの投稿の宣伝機能はざっくり言ってしまうと、
自身の投稿を元にした広告の出稿機能ということになります。
自身の投稿を元に出稿できるのでとても楽で
難しい設定などがなくても優秀な広告のAIが自動的に
効率よく配信してくれます。
ハードルを高く感じがちな広告出稿も、
この、投稿を宣伝機能であれば思っていた以上にすんなりと
設定が終わってしまうので特別な知識がなくても
個人で問題なく活用することが出来るでしょう。
InstagramがFacebookの傘下である事から本来は、広告を出稿しようと思ったときは
Facebookから広告を出稿することになり、その際に使う
広告アカウントの作成や、クリエイティブの作成、広告文の設定…などなど
初めてでは難しく感じるタイミングが山ほどあります。
しかし、この宣伝機能にはそれらの作成や設定がいりません。
もちろん、その分機能は制限されてしまいますが
直接、何かを販売したい、というような目的ではなく
単純にアカウントの成長を促したい場合には十分な機能でしょう。
※もし、しっかりと広告をビジネスに直結させたい場合は
こちらの記事でFacebook広告の基本を学ぶことをお勧めします。
宣伝機能では掲載面においては
インスタで投稿を宣伝しようと思っても、「投稿を宣伝」のタブが表示されずできない、
という方もいるかもしれませんがご安心ください。
こちら、公式から
この機能はInstagramのビジネスアカウントまたは
クリエイターアカウントでのみ利用できます。
引用:アカウントセンターを使ってInstagram投稿を宣伝する
このようにアナウンスされている通り、Instagramのアカウントを一般アカウントから
プロアカウントに設定を変える必要があります。
宣伝機能は残念ながら無料で使うことはできません。
投稿自体はどのアカウントでも無料でできるため、紛らわしいですが
多くの人に広告として配信する際にお金がかかってしまう、ということです。
しかし、広告自体は1ドル(日本円で100~200円)から出稿することが出来るので
お試しで出稿する分にも、少額でテストすることが出来ます。
これは宣伝機能に限ったことではなく、Instagram広告自体がそのようになっているので
もともと、テスト配信や少額の利用でも向いている広告出稿媒体でもあります。
※Instagram広告の料金について詳しくはこちら
良いことばかりのように見えてしまう投稿を宣伝機能ですが
さすがにいいことばかりではありません。
しっかりと自身の目的に合わせて活用していきましょう。
インスタの投稿を宣伝機能では主に
というところが挙げられるでしょう。
それぞれ、掘り下げて解説していきます。
これは設定のみの話ではなく、広告を出そうと思ったときに
どんな画像、動画を出すか、というのはプロでも常に迷い、考えています。
それが自身の投稿を元に出稿できるのでこんなに手軽なことは広告では
一般的にはあり得ないと言えるでしょう。
少し、正しい表現ではないかもしれませんが、自身の投稿が
どれくらいの反応がもらえるのかを一般投稿で試してから出稿するということが出来ます。
「広告を出したところでリアクションがあるだろうか?」と悩んでいる方も
既にリアクションが多くついている投稿であれば自信をもって
出稿することが出来、リアクションをもらえる可能性も高いでしょう。
現在のインスタ広告の機能として、表示回数が全く増えない
ということはよっぽどのことが無いとあり得ないと言えるでしょう。
もちろん、ターゲットを極端に絞り込みすぎれば表示されないかもしれませんが
基本的には自動で1番効果が高そうなユーザーに表示してくれるので
出稿してみたけれど何も起きない、ということはまず起きないでしょう。
インスタの投稿を宣伝機能では
というのがデメリットとして挙げられるでしょう。
それぞれ掘り下げていきます。
当然ですが広告なので有料となってしまいます。
しっかりと目標や目的をもって、なんのために出稿するのか
どこでマネタイズするのかを考えなければ無駄なお金を垂れ流すことになるので
戦略を持ったうえで行う事をおすすめします。
いまだにWeb広告を嫌う人はそれなりに多いのが現状です。
しかし、それは望まぬユーザーに望まぬものを無理やり押し付けるので
イメージが悪くなっているのであって
本来広告は
「望んでいる人に、望んでいるものを、望んでいるタイミングに届けるサービス」です。
この原則を理解せずに誰彼構わず押し付ける事をしなければ
たとえ嫌われたとしても、それはこちらも望まぬユーザーなので
気にする必要はないでしょう。
web広告運用はそもそも、1度出して終わりのものではありません。
何度もクリエイティブを繰り返し出稿し、様々なターゲティングを試し
最適なものを見つける作業が必要になります。
その際にどのように行えば効率的なのかは、しっかりと知っておくべき必要があります。
投稿を宣伝機能は比較的、気軽に広告を出稿できるサービスではありますが
効果を最大化させるためにもWeb広告の基本は知っておきましょう。
※Web広告の全体的な流れをざっくりと学ぶ際にはこちらの記事がおすすめです。
宣伝を出稿するために行うことは
の3段階です。
それぞれ、説明していきます。
Instagram 宣伝機能を使うためには事前に
が必要になります。
それぞれ、特に難しいこともなく、準備することが出来るかと思うので
事前に用意しておきましょう。
Instagramが一般アカウントの場合、
プロアカウントへ変更する設定を行う必要があります。
以下では、手順を紹介させていただきます。
※既に設定してある場合は次の広告の設定に進んでください。
①Instagramアプリを開き、右上の『三』と書かれている部分をタップし、「設定をタップ」
②設定画面で「アカウント」をタップし、表示された画面を1番下までスクロール
③最下部にある「プロアカウントに切り替える」をタップし、
「次へ」を押していきます。
※画像は既にプロアカウントを持っているので少し表示が違います。
④カテゴリとクリエイターかビジネスかを選択
⑤プロフィールの詳細を入力し、
プロフェッショナルツールをチェックをタップすると宣伝機能が使えます。
Instagramで宣伝機能を使う具体的な手順を説明していきます。
①自身の投稿ページへ行き、宣伝したい投稿を選び「投稿を宣伝」をタップ
自動的に投稿が選ばれるので「宣伝」をタップします。
②宣伝によって達成したい目標を選択し、配信したいターゲットの設定をします。
ウェブサイトへのアクセス増加の場合、ウェブサイトを入力し、アクションボタンの設定を行います。
③予算と掲載期間の設定を行い、最後に広告の確認をして設定は終了です。
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