Facebook広告を運用する際に重要なのが、【クリエイティブ(ユーザーが見る広告のこと)】です。
もちろんこの部分はしっかり考えて入れると思いますが、意外と見落としがちなのが、Facebookが推奨しているサイズ/文字数についてです。
しっかりサイズを整え、ユーザーに見やすい文字数で入稿することで、広告配信を最適化することができます。
今回はFacebook広告/Instagram広告で重要な、画像を入稿するときの注意点・推奨点をまとめました。
目次
ひとくちにFacebook広告といっても、多くの配信面に広告を配信することが可能です。
その中でも主要な配信面を抑えておきましょう。
などが特によく使用する配信面となります。
Facebook広告では、画像や動画をクリエイティブとして使用することができます。
運用をおこなう上で入稿をおすすめしたい画像・動画の推奨サイズは、アスペクト比1:1(正方形クリエイティブ)、1.91:1(横長クリエイティブ)、の2つです。
比率 | 形 | |
---|---|---|
正方形クリエイティブ | 1:1 | 正方形 |
横長クリエイティブ | 1.91:1 | 720px × 376pxや1280px × 670pxなど 長方形 |
正方形クリエイティブはスマートフォンでの表示に適している形です。
フィード面の推奨アスペクト比は、1:1 正方形の画像・動画クリエイティブとなっています。
またスマホで見たときは特に、画面に占める広告の割合が大きくなり、クリック率も高くなる傾向にあります。
正方形のクリエイティブは必ず、複数用意しておいたほうが良いでしょう。
タイムラインに表示されても違和感がなく、タイムライン上に馴染めているか想像すると画像が作りやすくなると思います。
他にもGoogle広告なども、スマートフォン向けの広告は正方形の広告が表示されています。
横長のクリエイティブは、Facebookの右側広告枠で推奨のサイズです。
また、フィード面にも表示されます。
まずは正方形のクリエイティブを用意することが優先ですが、横長のクリエイティブも可能であれば準備しましょう。
正方形と比べると、長方形はスマホにはあまり向いていない比率です。
同じ画像を使用するのであれば、解像度の高い画像を選択しましょう。
「画質が荒い、見切れている」などはユーザーが見た時に違和感を生じさせる原因となりえます。
クリック率の低下やCV率の低下に繋がる可能性もありますので、しっかりしたクリエイティブを用意することが重要です。
画像が高画質でも表示速度が遅くなることはありませんので、できるだけ高画質でアップロードしましょう。
高画質でアップロードした場合は、Facebook側が最適な容量に調節してくれます。
Facebook広告は以前までは、画像内に記載されている文字数が画像の大きさの20%を超えると配信が制限されるという規約がありました。
文字数の少ないクリエイティブや、画像内に文字のない広告を配信している広告主もいました。
しかし、この規制は2020年9月に撤廃されています。そのため、今後は必要であれば画像内にもユーザーがなんの広告か分かるようなコピーを記載することが大切です。
Facebook広告でも当てはまることなので、瞬時に理解できる文字の量に調節してみましょう
FacebookやYouTubeの画像(サムネイル)をたくさん確認し、とても見やすいと思う物を研究してみましょう。
Facebook広告の画像を作る際の注意点をまとました。
上記の三点を意識しながら作成することで、広告の完成度が大きく変わります。
大切なことは瞬時に広告の内容を判断でき、安心感を与えることです。