HOME/Google広告/Googleの検索語句レポート(検索クエリ)と除外キーワード設定についてわかりやすく解説
2020.11.24

Googleの検索語句レポート(検索クエリ)と除外キーワード設定についてわかりやすく解説

Google広告を出向する際キーワードを設定する事はご存知だと思いますが、そのキーワードが活きているのか、稼働されていないのかをGoogle広告の管理画面で確認できる事が可能です。

より無駄を省き、効率の良い広告運用を行っていただく為に、この記事では検索語句レポートと除外キーワード設定について解説していきます。

検索語句レポートとは

検索語句レポートの説明についてですが、まずキーワードと広告文を登録して検索したユーザーに対して広告を出す設定をするのが検索連動型広告(サーチ)になります。そしてユーザーがどのような検索語句を入力したかを確認する事ができるのが検索語句レポート(別名:検索クエリ)になります。

入力したキーワードで広告をクリックしたかどうか、その設定したキーワードでコンバージョンしたかどうかを確認する事が可能な機能です。

検索語句レポートの確認方法

検索語句レポートの確認をする方法は、Google広告の管理画面で「検索語句」というボタンをクリックすると確認する事が出来ます。

検索語句のボタンをクリックすると、実際にユーザーがどのようなキーワードで入力・検索をして、広告をクリックしたのかを把握できますし、どういった流れでコンバージョンに至ったのか。といった部分も確認する事ができます。

この検索クエリを見ながら、コンバージョンしたキーワードをその都度チェックして、新しいキーワードを追加したり、除外キーワードとして追加したりといった流れで広告に対する設定キーワードを変更していく事をオススメします。

 

※検索クエリレポートを書類として出したい場合は、同じく管理画面から「ダウンロード」

というボタンをクリックすれば各フォーマット(書式)でダウンロードする事が出来ます。

除外キーワードとは

除外キーワードとは、キャンペーンまたは広告グループに除外キーワードを設定すると、それらの語句で検索するユーザーや、キーワードに関連するコンテンツには広告が表示されなくなる機能です。

除外キーワードは、上記で説明した検索クエリからも除外キーワードを設定する事が可能ですし、除外キーワードというカテゴリーから「キャンペーン単位」「広告グループ単位」で設定したキーワードを入力したユーザーに関しては除外したい。という設定をする事も可能です。

 

ディスプレイ広告(GDN)の場合はコンテンツそのものを除外する。といった設定も出来ます。他にもURL単位での除外なども出来ますので、スタートは広めに配信しつつ徐々に除外キーワード・除外コンテンツを付け加えていくような流れの方が、機械学習しやすい環境になりますので、このやり方で進めていくのもオススメです。

除外キーワードの使い方(例)

除外キーワードの効果的な使い方を例にしてご紹介すると、絞り込み部分一致のプラスアルファのキーワードを除外する事です。

例えば、「無料」「格安」という風な除外キーワードを入力しておけば、ユーザーが入力する複合キーワードで「無料」「格安」が入った時点で広告を非表示にさせられます。

実際、商品やサービスの成約を目標としている場合「無料」と入力するユーザーはおそらく見込み顧客ではないので、このような検索をかける人以外をターゲットとして絞れるので、無駄な広告費が発生する事なく広告の効率も良くなる事に繋がります。

まとめ

検索語句レポート(検索クエリ)と除外キーワードの設定についてご説明しました。

基礎情報をまとめた記事になりますが、単に広告を出して顧客を待つ。という事をするのではなく、その都度得られる情報をうまく活用しながら広告運用に役立てて頂ければと思います。

 

ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

RECOMMENDこちらの記事も人気です!