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Web担当者必見!webブランディングとは?役割と4つの成功ポイント

「よく聞くけど、Webブランディングって一体何をすればいいのだろうか?」という疑問はないでしょうか?
 
ほとんどの人は、
ユーザーに価値を押し付ける事をブランディングだと勘違いし、
望んだ結果を手に入れることができていません。
 
Webブランディングの本当の意味を知れば、
自然とあなたが理想とする顧客が、あなたを信頼し、あなたを頼ってくれるでしょう。
この記事をしっかりと理解し、望まぬ顧客との不毛なやり取りから脱却しましょう。

Webブランディングの役割は3つ

Webブランディングの役割は、
 

  • 認知
  • 信頼
  • 共感

 
3つの要素に分けることができます
 
これらWebブランディングの役割となる3つの要素は、
主に企業のWebサイトや、ブログ上の表現を対象にして考えるようにしましょう。
 

望まぬ顧客を排除する 共感

Webブランディングを行う上で最も重要視するべき点は
ウェブサイトやブログなどを使い共感を与えることができる事です。
 
この共感を得ることでユーザーはあなたをより身近に感じ
共感を得られないような「望まぬ顧客」を排除することができます

共感をユーザーに与えるためには、
 

  • 「何をもって社会に貢献する企業なのか」
  • 「こんな人に喜んでもらいたい」
  • 「こんなミッションに取り組んでいる」

 
というメッセージをしっかりと明確に提示する必要があります。
 
例えば、
GoogleやFacebookは以下のように自身のミッションを明確に提示しています。
GoogleとFacebookの企業理念
いざ、これらを考えてみるとつい独りよがりになりがちですが、
ユーザー目線である事が重要です。
 
あなたのもつ自社の商品やサービスに対しての愛着ではなく
「利用したユーザーにとってどのような価値があるのか」を常に念頭に置き設定しましょう。
 
ユーザーの立場になってWebブランディングをしていくことが、
結果的に顧客との共感関係を作ることになります。

共感は顧客を減らす行為!?
「強いメッセージを発信することは一方で嫌われるのではないか?」
という疑問を持つ人は多いですが、実際はその通りで
誰かに嫌われるという行為は誰かに好かれるという行為の裏返しです。
しかし、むやみな顧客の獲得は結果的に会社を消耗させ
長い目で見れば得はないでしょう。

知名度を増やしていく 認知

 
ユーザーは企業をサービスや商品を通じて認知し、
その際に始めてブランディングが効果を生みます。
つまり、企業のブランディングは、知られなければ意味がありません
 
そのために企業のことを知らない潜在層と呼ばれる属性が集まる場所や、
潜在層が求めて探す情報に合わせて
露出を増やしていくことが必要になります。
 
※市場の属性についてはこちら

顧客の意味とは?5つの種類や、ユーザー、消費者など類義語との違い

【スッキリ分類】顧客の意味とは?5つの種類や、ユーザー、消費者など類義語との違い

 

認知を広げるためは広告やSEOや広報などの施策が有効でしょう。
 
しかし、目先の利益を追求するあまり逆に悪い評判が立ってしまうこともあるので
しっかりと長期的な目線で捉え何を優先するべきか戦略を計画しましょう。
 
※Webでの広告であればGoogle広告がおすすめです。

Google広告とは?

Google広告とは? | 特徴と種類、費用感を解説

仕事を頼みたくなる 信頼

繰り返しユーザーと接する中で、自然に段々と信頼関係は構築されていきます
その信頼があるからこそユーザーは商品を購入してくれます。
 
しかし、その際に「どこの誰なのか」ということが明示されていないことにより
ユーザーが誰の何を信用するべきなのかがわからないということが起こりがちです。
 
そのためにWebサイトの構成はしっかりと
なんの情報を発信する誰のサイトなのか」ということを明示
ユーザーがその情報にすぐにたどり着けるようにしましょう。
 
ブランディングを考えて、おしゃれで見栄えのいいサイトにしようとする方は多いですが
それをユーザーが望んでいない場合には逆効果でしかありません。

Webブランディングの成功に向けた4つのポイント

具体的にWebブランディングで成功するために知っておくべき4つのポイントを取り上げると
 

  1. 経営指標の設定
  2. 顧客行動の把握
  3. ターゲットの具体化
  4. 最終目標の明確化

 
の4つが重要なので、しっかりと行えるように
現状と照らし合わせて理解しておきましょう。

しっかりとした経営指標の設定

Webブランディングと企業経営
Webブランディングは、企業の経営戦略とも一致している必要があります
 
そのため、
Web上で行う施策と会社の経営方針を明確にしてすり合わせていくのは必須です。
 
PDCAサイクルで
「誰が?いつまでに?どの商品を?どのような施策で?どのような結果を目指していくのか?」
設定して、経営指標を明確にすることで、
 
Web担当者と他の部署の人とが共通した認識の中で
自社のブランディングの向上を目指していけるでしょう。
 

顧客行動を数値としてデータ化

自己満足で終わらないために
顧客の行動変化を数値としてデータ化して理解する必要があります。

 
顧客が商品やサービスを
認知して、購買に至るまでの変化をビジネスフローとして明確にして
一つ一つ数値化できるようにしておきましょう。
 
「現在、このユーザーは検討段階にある顕在層になっている」など、
Webブランディングによる効果の段階を知ることができ
どこを改善するべきなのかが明確になるでしょう。
 

ターゲットの細かく具体化させる

商品やサービスのブランドイメージを高めようとしても、
全く価値を感じないユーザーに強く訴求しても効果は見込めません。
 
そのため、ターゲットとするユーザー属性を明確に細かく設定する
必要があります。
 
ターゲットを設定する場合、より属性を絞り込んだ
特定の個人にまで架空の顧客を設定できれば、
提供するコンテンツを魅力的にすることができるでしょう。
 
これをマーケティングではペルソナの設定と呼び
すべての施策の基準になります。
 
※ペルソナについて詳しくはこちら

マーケティングにおけるペルソナの意味とは?

4. 最終目標の明確化

Webブランディングを行うにしても、
企業が求める目標を明確にしなければ何のために行うのかが定まりません。
 
その目標とは、
最終的に顧客にとってもらう行動を設定することがいいでしょう。
例えば
 

  • メルマガ登録
  • 資料請求
  • LINE友達追加
  • 見積り依頼
  • お問い合わせフォームへ情報入力
  • 商品やサービスのお試し

 
などが挙げられるでしょう。
 
これらを設定したら細かく顧客の心理状態を推測し
最終目標を必要に応じて調整して、あなたのビジネスを拡大させましょう。
 

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ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

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