ハッシュタグをうまく利用できるかできないかで、
ターゲットユーザーを効率よく
集客できるかできないかが大きく変わってきます。
そこで今回はInstagram広告や
ハッシュタグについて解説しながら、
Instagram広告でハッシュタグを有効に活用する方法、
そして実際にInstagram広告でハッシュタグを
うまく利用してマーケティングに成功した企業事例3つもご紹介。
「ハッシュタグをうまく活用して、
Instagram広告を成功させたい」という
広告運用担当の方は是非ご一読ください。
目次
Instagram広告とは、
Instagramの投稿中に企業の広告を挟められるサービス。
通常の画像広告をはじめとして、
画像をスライドさせる 「カルーセル広告」や、
動画を再生する「動画広告」など、
複数のパターンから目的に応じて
広告の配信タイプを選べます。
InstagramはFacebookに買収されており、
Facebookと強い関係があります。
それでInstagram広告を作る際も、
Facebookのサービスが深く関係してきます。
例えばInstagram広告を作成するときも
Facebookのアカウントが必要です。
またInstagramの広告設定の際も、
Facebook広告の管理を行う
「Facebook広告マネージャー」から操作をします。
Instagram広告でも、
Facebook広告と同じように
細かいターゲットユーザー設定ができるのはメリット。
例えば
「性別」
「年齢」
「地域」など、
配信したい相手をしっかり絞って
選べるようになっているので便利です。
また「ネイティブ広告」タイプで 他投稿になじむように広告が挿入されるので、
ユーザーに嫌がられる押し売りの雰囲気を 隠せるのもよいところです。
ハッシュタグとは、
「#(ハッシュ記号)」の後に続く文字列
(タグは「下げ札」などの意味)のこと。
FacebookやTwitterなどの
主要SNSでも利用可能で、
ユーザーがSNS内から
好みの投稿を探す際の
キーワードなどとして利用されます。
Instagram広告でハッシュタグを利用するとよいのは、
「自社のブランディング(認知度向上)のために
Instagram広告を運用する場合」です。
例えば企業Aが
「#企業名 #おいしい #カレー」で広告を出したとします。
この広告を見たターゲットユーザーが
企業Aの広告に興味を持ってくれれば、
「#企業名」で投稿を探してみよう」など、
広告内のハッシュタグを
次からの投稿検索の際利用してくれるようになります。
するとそのハッシュタグに関連した
自社Instagramアカウントの投稿も
ターゲットユーザーに見られやすくなります。
ただしハッシュタグは
文字リンクにもなっており、
ハッシュタグから他の投稿にアクセス可能です。
ですから自社のLPなどに飛ばしたりと、
ブランディングではなく直接コンバージョンへと
つなげたい広告にハッシュタグをつけるのは
ハッシュタグから
ターゲットユーザーが離脱する可能性が大きくなり、
得策ではありません。
ハッシュタグは適材適所で
有効なタイミングで使えるようにしましょう。
ここからは、Instagram広告で
ハッシュタグを有効に利用する方法を
ご紹介していきます。
「#カレー」などあまりにもボリュームの
多いキーワード(ビッグワード)ばかりハッシュタグに入れても、
ほかの競合投稿が多く
自社のハッシュタグに関連する投稿が埋もれてしまいます。
Instagram広告にハッシュタグを入れるときは、
ビッグワードだけでなく 検索ボリュームの少ない分 自社の投稿が上位に表示されやすい、
「ミドルワード」や
「ロングテールワード」も
いっしょに入れておきましょう。
Instagramにハッシュタグを入力すると、
ハッシュタグに関連する投稿の総計が出てきます。
それを見ながら自社のInstagram広告に
バランスよくビッグ・ミドル・ロングテールワードを
入れていってください。
投稿1つあたりにつけられる
ハッシュタグの数は、30個までです。
キーワードを多く設定すればするほど、
複数のハッシュタグで自社の関連投稿を
ターゲットユーザーが閲覧してくれやすくなります。
集客効率が上がるのですから、
Instagram投稿には
ハッシュタグを多めにつけたほうが
ブランディング効果があります。
いくらハッシュタグの使い方が上手でも、
内容に魅力がなければ
誰も広告に見向きはしません。
Instagram広告でブランディングを狙うときは、
ハッシュタグだけでなく
相手の目を引く画像を選び、
思わずターゲットユーザーが
興味を持って目をとめてくれるような
広告作りを目指しましょう。
ここからは、実際に
ハッシュタグを有効に使うことで
上手く集客を行っている企業を3つご紹介します。
「モスバーガー」ではユーザーが
モスバーガーのナンタコスやナンカレードッグなど、
モスバーガーの商品にかぶりつく顔を撮影し、
ハッシュ タグ「#モスかぶりつき」と
「#モスバーガー」をつけて投稿すると
応募者の中からギフト券が抽選で当たる
キャンペーンを開催しました。
キャンペーン応募条件に
モスバーガーの商品購入を加えることで、
モスバーガーの売り上げ拡大にも貢献したこのキャンペーン。
企業でもハッシュタグを広めるために、
自社商品やサービスの画像と絡めたキャンペーンを
行うのは効果的だといえます。
アイスクリームで有名な「ハーゲンダッツ」は、
アイスを開けたときにできるクレーターが
ハートの形をしているハーゲンダッツの写真を
「#ハーゲンハート」という
ハッシュタグといっしょに投稿すると、
抽選でプレゼントがもらえる
「ハーゲンハート」キャンペーンを開催しました。
このキャンペーンの特徴は、
もともと一般ユーザーが広めた
「#ハーゲンハート」というハッシュタグを
利用したキャンペーンだということ。
ユーザーのハッシュタグを
企業のキャンペーンに取り入れ、
収益を伸ばした好例です。
女性向けファッションメーカー
「ピーチ・ジョン」では、
毎月「#PJme」をつけて
ピーチジョンお気に入りの商品を
収めた写真を投稿すると、
1名様にWEB限定の
10,000円クーポンをプレゼントするという
キャンペーンを開催しています。
ピーチ・ジョンでは
毎月このキャンペーンを行うことで、
「#PJme」のハッシュタグを広め、
ブランディングにつなげることに成功しています。
特定のハッシュタグを広めるには、
こういった定期的なキャンペーンで
ハッシュタグを使ってもらう方法もあります。
今回はInstagram広告で効果的に
ハッシュタグを活用する方法などを
ご紹介してきました。
Instagram広告でブランディングを行うならば、
自社の投稿をターゲットユーザーに
見てもらいやすくなるように
ハッシュタグの追加をしておきましょう。
ただしとりあえずハッシュタグをつければ成果が上がる、
と思ってはいけません。
ここでご紹介したコツをしっかり理解しながら、
適切なハッシュタグ追加を行えるようにしてください。
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