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Instagram広告のターゲティングでピンポイントで狙ってみよう!種類とムダを防ぐ方法

Instagram Ad Targeting

広告の出稿を検討しているときは

 

できるだけ低予算で広告を運用したい
商品、サービスに興味があるユーザーにだけ広告を表示したい

 

と考えますよね。

 

10代、20代を中心に若い世代の女性に人気があり、日本国内だけでも3,300万人のアクティブユーザーがいるInstagram。SNSのなかでも、特に流行りのものに関心のあるユーザーが多く利用しているので、ファッション・コスメ・スイーツなどのWeb広告の出稿先として注目されています。

 

しかし、Instagramは男性や40代、50代のユーザーにも多く利用されており、ユーザーの好みや興味関心もさまざま。すべてのユーザーに広告を表示してもコンバージョンにはつながらず、予算をムダに消費してしまいます。

 

そこで便利なのがInstagramのターゲティング機能!InstagramはFacebook社が運営しているので、Facebookの登録情報も含めたユーザーのプロフィールから、広告を表示するターゲットが細かく指定できます。

 

今回はそんなInstagramのターゲティングについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

Instagram広告のターゲティングでピンポイントに絞り込もう!

Instagram ads

Instagram広告は興味を持たれやすい

Instagramでは、現在のトレンドはなにか、その情報の収集や発信を目的に利用しているユーザーが多くいます。

 

特に、インフルエンサーと呼ばれるトレンドに敏感なユーザーに拡散されれば広告の出稿にかかった費用以上の効果が期待大!Ipsosによる調査では、Instagramに投稿された情報をもとに、なにかしらのアクションをおこしたことがあるユーザーは82%と驚くほど。

※参照元:Instagramが日本経済に与える影響|イプソス株式会社(2022年10月時点)

Investigation※出典元:情報メディア型Instagramアカウントについての実態調査|株式会社OTONARI(2022年10月時点)

別の調査では、Instagramの約半数のユーザーが企業アカウントを1社以上フォローしているという調査結果が公表されました。購入などのアクションにはつながらずとも、40.6%ものユーザーが後日投稿された商品の情報を再び調べ購入しています。

 

この結果から、Instagramのユーザーは企業アカウントや広告に対してそれほど抵抗がないことがわかります。これらのデータを見ると、InstagramはWeb広告の配信媒体として非常に影響力があるとわかりますよね。

ターゲティングがマーケティングの中心に

ターゲティングとは、「ターゲットを絞り込み、コンバージョンにつながりやすいユーザーに対してピンポイントでマーケティングの戦略を立てる」という意味のビジネス用語。

 

Instagram広告でのターゲティングは、効率良く広告を配信するために膨大なユーザーの中から広告のターゲットを絞り込むことです。

 

Instagramはアクティブユーザーの数が多いので、ターゲットを絞り込まずにランダムで広告を配信してもコンバージョンにつながりません。年齢・性別・所属はもちろん、似かよったパーソナルデータのユーザーでも好みや興味関心は人それぞれ異なるからです。

ターゲティングはセグメントの一部

コンバージョンの伸び悩みやを解決するのは、ターゲティングとセグメント。どちらも、効率的に広告を運用するためのマーケティング戦略の要です。

 

セグメントとは、共通の属性を持っている集団・カテゴリー自体を指します。対して、ターゲットはセグメントのなかの狙うべき一部。そして、マーケットを細分化し、構造を把握することをセグメンテーションと言います。

 

細分化のカテゴリーは年齢・性別・職業・興味や関心などさまざま。どういったカテゴリーに細分化するかによってセグメントも変わります。

 

Instagram広告の配信範囲の絞り込みは基本的にターゲティングと言われますが、セグメントと呼ばれることもあるのでこの機会に覚えておきましょう!

 

ターゲティングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ここで解決!ターゲティングの注意点とは?手法もお伝えします!

Instagram広告のターゲティングだけにある特徴

Features of targeting

SNSによって、ターゲティング機能の特徴や種類はさまざま。Instagram広告のターゲティングには、以下のような特徴があります。

・Facebookの登録情報を利用する
・詳細なターゲティングができる

効率的に広告を運用するためには特徴を把握し、それぞれのSNSに適した運用を行う必要があります。それぞれ解説するので、参考にしてくださいね。

Facebookの登録情報を利用する

FacebookとInstagramは、どちらもmeta社が運営。Instagramのターゲティングにも、Facebookで登録されたユーザー情報が利用できます。

 

Facebookは基本的に本名での登録が推奨されており、生年月日・住居地域・職業・学歴などさまざまなパーソナルデータを登録しているユーザーが多数。

 

これらの情報は、おおよそ事実を登録していることが可能性が高く精度の高いターゲティングができます。

詳細なターゲティングができる

Instagramは、

・いいね!
・位置情報
・公式アカウントの閲覧
・商品やサービスの購入履歴
・スマホやパソコンの操作履歴

など、ユーザーのさまざまなアクションから興味・関心を把握したり学習したりできます。理由は、meta社がもつ膨大なユーザーのデータがターゲットに設定できるため。

 

商品やサービスを届けたい人がはっきりと決まっていたり、購入意欲のありそうな人をできるだけ絞り込みたかったりする場合はかなりのメリットです。

Instagram広告でターゲティングできる項目

targeting

「詳細なパーソナルデータ」と「ユーザーの興味、関心」2つの情報から広告の配信に適したユーザーを指定すると、広告運営が効率的になりコンバージョン率がアップできます。

 

そのため、Instagram広告のターゲティングの種類はほかのSNSと比べて非常にたくさん!指定できる項目がとても多く、配信先を細かく指定してピンポイントのターゲットに広告が配信できます。

 

例えば、年齢・性別・住所などのパーソナルデータ、いいね!や公式アカウントの閲覧、位置情報など。さまざまな角度からターゲットが絞り込めます。

 

ただ、あまりターゲットを絞り込むと広告の配信が少なくなったり広告費用が大きくなってしまったり。配信の状況を確認しながら、絞り込んでいくように気をつけましょう。

ターゲティングの種類
・インタレスト(興味・関心)ターゲティング
・ユーザー属性ターゲティング
・年齢・性別ターゲティング
・エリアターゲティング
・行動ターゲティング
・リマーケティング
・カスタムオーディエンス
・類似オーディエンス
・コアオーディエンス

1つずつ簡単に紹介しますね。

インタレスト(興味・関心)ターゲティング

「興味関心」と「行動」2つのカテゴリでユーザーが登録した趣味、関心、アクティビティ、いいね!などの情報から指定します。

指定できる「興味関心」
・スポーツ、アウトドア
・テクノロジー
・ビジネス、業界
・フィットネス、ウェルネス
・買い物、ファッション
・趣味、アクティビティ
・食品、飲料品


指定できる「行動」
・記念日
・旅行
・モバイルデバイスユーザー
・海外駐在
・消費者の分類

どちらも指定できる項目が多いので、あまりにも細かく指定してしまうのはNG。なかなか広告が配信できなかったり、広告費用が高額になってしまうおそれがあります。

ユーザー属性ターゲティング


Instagram広告のターゲティングで最も利用されている項目の1つ。ユーザーが登録したプロフィールからターゲティングするので、高い精度が期待できます。

Instagram広告で指定できる属性
・学校
・仕事
・収入
・政治
・交際
・子供の有無
・誕生日などのイベント

年齢・性別ターゲティング


こちらも、Instagram広告のターゲティングで最も利用されている項目の1つ。ユーザー本人が登録したプロフィールの年齢・性別から広告の配信先が選べます。

 

ユーザーが故意に事実とは異なる情報を登録している場合を除くと、おおよそ希望通りのユーザーに広告が配信可能。年齢は、13歳から65歳以上の範囲のなかで1歳単位で指定できます。性別は「男性」「女性」「すべて」から指定できます。

エリアターゲティング


国・地域や都道府県・州、市区町村、郵便番号が指定できます。ユーザーが住んでいる住所だけじゃなく、職場や学校など指定の場所にいる、行ったことがあるユーザー、旅行者や観光客の指定も可能です。

 

反対に、配信したくない場所の指定も「エリア除外」という形で指定できます。

行動ターゲティング


ユーザーの行動データや位置情報、スマホやパソコンなど電子機器の使用状況などから指定できます。

カテゴリ
・Soccer
・その他のカテゴリ
・デジタルアクティビティ
・モバイルデバイスユーザー
・モバイルデバイスユーザー/デバイスの使用期間
・政治(米国)
・旅行
・海外駐住者
・消費者の分類
・記念日
・購入行動

リマーケティング


外部サイトにFacebookピクセルを設置し、サイトを訪問したユーザーにInstagramのフィード広告を再度配信します。

 

サイトに訪問したユーザーは広告に関心があるので、再度アプローチすることでコンバージョンにつながる可能性が高くなります。

カスタムオーディエンス


広告主がすでに持っている顧客リストのユーザー情報をアップロードし、その情報から広告が配信できます。

利用できるユーザー情報の例
・電話番号
・メールアドレス
・Appleの広告用ID
・FacebookユーザーID

このほか、広告企業に関心のあるユーザー、アプリやゲームなどオンライン上で広告企業にアクションを起こしたユーザーも指定可能。

 

見込み客のほかにも、既存の顧客に対して新商品の案内をしたりリピートを促したりといった広告が配信できます。

類似オーディエンス


上記のカスタムオーディエンスでアップロードしたユーザー情報に類似したユーザーが指定できます。

 

例えば、年齢・性別などのパーソナルデータが似ていたり広告企業の公式アカウントを閲覧していたり。既存の顧客に類似したユーザーなので、見込みの高いユーザーに広告が配信できます。

コアオーディエンス


個人の属性やいいね!などユーザーの興味関心から指定できます。

 

・ユーザー属性ターゲティング
・インタレストターゲティング

 

は、このコアオーディエンスに含まれます。

ターゲティングのムダを防ぐ方法

important point

Instagram広告のターゲティングは指定できる項目が多く、ピンポイントで広告を届けられます。しかし、注意しておかなければ資金や時間をムダにしてしまうかもしれません!

 

限られた予算の中で効率よく広告を運用し、コンバージョンにつなげるために注意点をあらかじめ確認しておきましょう。

広告費用を調整する

Instagramの広告費用はオークション形式。ターゲットが少なかったり、競合が多かったりすると広告費用が驚くほど高額になるおそれがあります。

 

広告費用が高額になってしまう場合は、

 

・ターゲティングを少しずつ変更する
・別のターゲットも含める

 

など、広告費用を調整しながら効率的に配信できるよう試行錯誤が必要です。

ターゲット像をはっきりさせる

ターゲット像がはっきりしないまま広告を配信しても、コンバージョンにつながる可能性は低め。曖昧な状態で広告を配信し続けると、本来のターゲット像からも離れてしまうおそれがあります。

 

そうならないよう、ターゲット像は事前にしっかり明確に!上手く決められない場合は、上記の「ターゲティングの種類」と照らし合わせるといいでしょう。

ターゲット像を絞り込みすぎない

ターゲット像の絞り込みが重要だと解説しましたが、やりすぎにも注意が必要。

 

ターゲティングの指定条件が多すぎると、

 

・広告の配信が少なくなる
・広告費用が増える

 

といったデメリットにつながります。最初は大きくターゲットを絞り込み、広告の反響なども確認しながら少しずつ範囲を狭めていくとよいでしょう。

ターゲットの絞り込みすぎにも要注意

Instagram広告は、ユーザーの購買意欲が高く、企業アカウントへの抵抗が少ないのでWeb広告の配信媒体として大人気。しかし、無計画に広告を配信していては資金をムダにしてしまうばかり。コンバージョンもあまり期待できません。

 

効率よく広告を配信するために、利用できるターゲティングの種類や特徴をしっかり把握!とはいえ、Instagram広告のターゲティングは項目が多く複雑なうえ、絞り込みすぎると広告費用が上がり資金をムダにしてしまうかもしれません。

 

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