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Webマーケティングの用語を覚えよう!基礎を身につけて失敗を防ごう

Webマーケティング用語。みなさんは完璧に理解して暗記できていますか?横文字ばかりで略語も多く、とても覚えにくいですよね。

 

だからといって、普段使わない用語を覚えずにいるといざというときに大変!

 

知らない用語が多くて、重要な説明やMTGが理解できなかった
用語を間違って言ってしまい、恥ずかしい思いをした

 

なんてことになりかねません。考えただけで、お腹が痛くなりそうですね。

 

そこで、今回は覚えておくと助かる基本的な用語をたっぷりご紹介!ビジネス形態・Web広告・指標の3つに分けてお届けするので、覚え間違いのないように気をつけてくださいね。

Webマーケティングのベース!ビジネス形態の用語

Terms of business form

まずは、マーケティングのベースであるビジネスの形態に関する用語から確認しましょう。誰が誰にどのようにして取引するのか、その形態によってビジネスの手法や指針は異なります。

 

おさえておくべき主な用語は以下の「ビジネス形態5つ」と「販売形式の2つ」です。

・BtoB(ビートゥービー)
・BtoC(ビートゥーシー)
・CtoC(シートゥーシー)
・BtoBtoC(ビートゥービートゥーシー)
・DtoC(ディートゥーシー)
・アウトバウンド
・インバウンド

それぞれの意味と一緒に、簡単な特徴も解説するので合わせて確認してみてください。

BtoB(ビートゥービー)

BtoBとは「Business to Business」の略語で、「B2B」と表記されることもあります。卸売業者と小売業者、メーカーとサプライヤーなど、企業と企業で行われる形態の取引です。

 

企業間の取引なので、個人が関わる取引よりも取引数が多かったり商品単価が高かったり。市場規模がもっとも大きいのが特徴です。

BtoC(ビートゥーシー)

BtoCとは「Business to Consumer」もしくは「Business to Customer」の略語で、「B2C」と表記されることもあります。どちらも意味は同じで、企業と一般消費者で行われる形態の取引です。

 

もっとも身近で一般的なビジネスで、レストランやスーパーなどの企業が一般消費者に向けて商品やサービスを提供します。

CtoC(シートゥーシー)

CtoCとは「Consumer to Consumer」もしくは「Customer to Customer」の略語で、「C2C」と表記されることもあります。個人と個人の間で行われる形態の取引です。

 

インターネットオークションやフリマサイトなど、インターネット技術の発展や副業への関心から年々規模が大きくなっています。

BtoBtoC(ビートゥービートゥーシー)

BtoBtoCとは「Business to Business to Consumer」もしくは「Business to Business to Customer」の略語で、「B2B2C」と表記されることもあります。企業と一般消費者の間に、問屋業や流通業などの企業が入る形態の取引です。

 

不動産仲介業や人材紹介業のような企業と一般消費者を仲介する形態で、Amazon・楽天・ZOZOTOWNなどのプラットフォームもBtoBtoCに当てはまります。

 

一般的なスーパーでの買い物についても、

 

・メーカーからスーパーへの販売はBtoB
・スーパーから消費者への販売はBtoC

 

と、メーカーからスーパー、スーパーから消費者への流れがBtoBtoCとなります。なので、一般的にはBtoCと呼ばれるスーパーでの買い物はBtoBtoCの一部でもあります。

DtoC(ディートゥーシー)

DtoCとは「Direct to Consumer」の略語で、「D2C」と表記されることもあります。仲介をはさまず、メーカー企業などが一般消費者に直接販売する形態の取引です。

 

上記で解説したように、もっとも一般的な流通の形態はBtoBtoCです。しかし、現在は自動販売機やインターネットなどの技術の進歩により、メーカーが小売りを頼らずに販売するDtoC形態が増えました。

 

SNSやECサイトの普及により、このビジネスはさらに発展していくといわれています。

アウトバウンド

マーケティングにおけるアウトバウンドは販売形態の一つ。ユーザーに対して、企業側が直接アプローチする形態のマーケティング手法で、テレマーケティングやダイレクトメールが代表的です。

インバウンド

マーケティングにおけるインバウンドも販売形態の一つ。アウトバウンドとは逆に、ユーザーが自発的に行動するように誘導する形態のマーケティング手法です。ユーザーにとって価値のある情報をSNSやメルマガなどで発信し、ユーザーの関心を引きます。

 

基本のWebマーケティング用語を覚えた次はこちらもどうぞ!
Webマーケティングに必要なスキル6選!上手な習得方法もご紹介

Webマーケティングに欠かせないWeb広告の種類

Types of web advertising

どのような形態のビジネスでも、WebマーケティングにはWeb広告が欠かせません。

 

インターネットの普及や従来のマス広告の、

 

・ターゲティングが難しい
・コストが高い

 

といったデメリットの克服ができるようになったことで、Web広告の需要は大きく拡大しています。

 

それに伴い、Web広告の種類も増加中!ターゲットによって適切なものが異なるため、それぞれの特徴も把握しておくと便利です。

 

Web広告として使われる用語は以下のとおりです。

・バナー広告
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・アフィリエイト広告
・リターゲティング広告
・アドネットワーク広告

それぞれの名称と特徴を簡単に紹介しますね。

バナー広告

バナー広告とは、Yahoo!のトップページやWebサイトの下部などに表示される広告のこと。

 

表示されるサイトや位置を指定できる点が特徴で、期間形式で費用が発生するタイプが多く認知の拡大に向いています。

リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!の検索結果画面に表示される広告のこと。

 

検索ワードに関する広告が検索結果と同じようにテキスト形式で表示されるため、ユーザーの目に留まりやすいです。また、検索結果の上部に表示されるためクリック率が高く短期間での集客に向いています。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告のこと。

 

印象的でクオリティの高い画像や動画が多く、ユーザーの目に留まりやすいのが特徴です。細かなターゲティングが可能で、広告商品を知らない潜在層への認知度アップに向いています。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、アフィリエイターと呼ばれるWebサイトの運営者が自分のWebサイトで商品を紹介する広告のこと。

 

紹介した商品が売れるなど、CVに至った場合のみ報酬が支払われるので売上に直結しています。

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、自社サイトの訪問履歴など、何らかのアクションを起こしたユーザーにピンポイントで表示させる広告のこと。

 

ターゲットがすでにアクションを起こしているユーザーなので、コンバージョンしやすい点が特徴です。

アドネットワーク広告

アドネットワーク広告とは、複数のサイトを集めたネットワークを通して、まとめて配信される広告のこと。

 

1つのネットワークでまとめて管理・出稿できるため、業務が効率アップするというメリットがあります。

 

ここまでの用語はいかがでしたか?問題なければWebマーケティング全般についても独学でマスターできるかもしれません!
Webマーケティングを独学で身につける?つまづきやすい3つのポイント

Webマーケティングの指標を覚えよう

Web marketing metrics

出稿したWeb広告やECサイトの測定、分析の際に必要なのが指標。その用語は、Webマーケティングのメイン業務に関わる重要なものなので押さえておくと良いでしょう。

 

主に以下のとおりです。似通った用語もあるので間違って覚えないように注意しましょう。

・PV(Page View)
・セッション数
・インプレッション(imp)
・CV(Conversion、コンバージョン)
・CPC(Cost Per Click、クリック単価)
・CPA(Cost Per Action、顧客獲得単価)
・CTR(Click Through Rate、クリック率)
・CVR(Conversion Rate、コンバージョン率、CV率)

それぞれの意味を簡単に解説しますね。

PV(Page View)

PVは、インターネットサイトのページが表示された回数です。

 

例えば、ECサイトで

 

・トップページ
・検索結果の一覧ページ
・商品の詳細ページ

 

の3ページが表示された場合はPVが「3」となります。表示された回数なので、同じページが2回表示された場合もカウントされます。

セッション数

セッション数は、サイトに訪れた回数です。セッション(session)は日本語で「会合」や「集会」という意味で、サイトに訪問した(=集まった)ユーザーがもう1度訪問した場合はセッション数が2になります。

 

上記のPVとは異なり複数のページが表示されても、訪問した回数は変わりません

インプレッション(imp)

インプレッションは、Web広告が表示された回数です。インプレッション(impression)は日本語で「印象」「感情」という意味があり、Webサイトやアプリに広告(=イメージ)自体が表示されます。

 

Web広告のクリック後に表示されるサイトの表示数ではない点に注意しましょう。

CV(Conversion、コンバージョン)

CVはconversionを略したもので、Webマーケティングでは「成果」という意味で使われることが多いです。

 

具体的には、

 

・サービスの契約
・商品の購入
・資料請求

 

などがあります。

 

このCVの数をCV数(シーブイスウ、コンバージョンスウ)と呼びます。目標の設定・成果・売上・費用対効果の測定などにも使われる重要な数値です。

CPC(Cost Per Click、クリック単価)

CPCはCost Per Clickの略で、1回のクリックにかかった単価を指します。

 

例えば、1,000円の広告費が10回クリックされた場合、CPCは「100」となります。

1,000(広告費)÷10(クリック数)=100(CPC)

CPCが高額になるということは、広告にかかるコストが上がっているということ。コスト削減をするためには、CPCの把握が欠かせません。

CPA(Cost Per Action、顧客獲得単価)

CPAはCost Per Actionの略で、日本語では顧客獲得単価という意味をもちます。1件のCVに対してかかった広告費用です。

 

CPAは広告費用÷CV数で求めることができます。

 

例えば、10件のCVにかかった広告費用が10,000円だった場合、CPAは「1,000」となります。

10,000(広告費用)÷10(CV数)=1,000(CPA)

CV数が変わらなくても、CPAが下がれば利益が上がったことになります。

CTR(Click Through Rate、クリック率)

CTRはClick Through Rateの略で、クリックされた確率です。

 

・Web広告が表示されたうち、何パーセントがクリックされたのか
・ECサイトを訪問したユーザーのうち、何パーセントが決済ページに進んだか

 

など、Web広告やECサイトの決済ページなどでのユーザーの動きが把握でき、より高くする方法が考察できます。

CVR(Conversion Rate、コンバージョン率、CV率)

CVRはConversion Rateの略で、サイトを訪問したユーザーのうちCVに至った割合です。CV数÷訪問数(もしくはクリック数)で求められます。

 

例えば、ECサイトに100人の訪問があり、CV数が5だった場合、CVRは「5」となります。

5(CV数)÷100(訪問数)=5(CVR)

2つのECサイトを運営中でCVが同じ「5」でも、訪問数が異なればCVRも違います。広告費用の削減という点からみても、単純にCVを上げるだけではなくCVRも同時に上げていくことが重要です。

 

Webマーケティングの必要性について、こちらの記事でも解説しているのでぜひ確認してみてください。
なぜ今【WEBマーケティング&広告】を学ぶべきなのか?

失敗する前にしっかり用語の基礎を身につけよう!

Webに関する用語やマーケティングに関する用語。どちらも英語が多く、さらにその略語となれば意味を正確にとらえるのはとても難しいですよね。そのうえ、似た綴りの英単語や一文字違いの略語も多いため、間違って覚えてしまうこともあるでしょう。

 

しかし、そのたった一文字の勘違いが大きなトラブルにつながるおそれを考えると、絶対に覚えておかなければならないと感じませんか?

 

すでに「業務に支障をきたした」「恥ずかしい思いをした」ことがある人にも、そうなる前にしっかり学んでおきたい人にも、おすすめなのがWebマーケティングの講座です。学習中なら、もし間違っても実際の業務や人間関係には何の支障もありません。

 

現場で失敗してしまう前に、業務やクライアントからは離れた場所でしっかり基礎を身につけてくださいね!

 

まずは「コンバジョニスタベーシック」の無料カウンセリングへ。

 

▼マーケティング用語の3文字をカルタとりで楽しく覚えてみましょう!

 

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