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ChatGPTとは?具体的な使い方や気になる始め方を徹底解説!

今のWeb業界で非常に騒がれている「ChatGPT」。皆さんも最近よく耳にするのではないでしょうか?とても便利なチャット機能であり、利用者はみなChatGPTの高機能に驚いています。そんな新たなツールをあなたも試してみたいですよね!

 

しかし、ChatGPTはまだ新しく、正しい使い方も普及していません。せっかく利用したくても、少し億劫な人もいるでしょう。

 

そこで、

 

最近話題のChatGPTって?
ChatGPTってどんな場面で使えるの?
使ってみたいけど、何を参考にすればいいかわからない

 

というあなたに、ChatGPTの使い方をわかりやすくまとめました。抱えている課題や具体的な仕様場面もお届けするので、一通りの知識が網羅できます。

 

いま世間で騒がれているChatGPTに詳しくなって、さっそく使ってみましょう!

ChatGPTとは?

ChatGPT

まず最初に概要を確認しましょう。ChatGPTとは一体どんなツールで、なぜこんなにも注目されているのかを説明します。まだあまり詳しくない方はぜひ参考にしてみてください。

OpenAIによるチャットアプリサービス

ChatGPTとは、2022年11月末にOpenAIがリリースしたチャットアプリサービスのこと。ユーザーが入力した問いかけに対して、AIが回答を作成してチャット形式で返してくれます。

 

名前にある「GPT」とは、生成言語モデルの第3世代である「GPT-3アーキテクチャ」というテキスト自動生成AIが由来。それを利用したチャット形式のサービスであるため「ChatGPT」と名付けられています。

注目企業が出資して研究・開発している

ChatGPTの研究や開発は注目企業が出資をしています。代表的な企業でいうと、皆さんご存じの「Microsoft」。100億ドルの出資を考えているという驚きなニュースもありました。

 

企業もすごいですが、金額もすごいですね!それだけChatGPTが注目されているということでしょう。確かに、さらに完成に近づけば世の中に多大な影響を与えると予測されているだけあります。企業での利用にもとても便利ですよ。

現在のところ無料で利用できる

話題になった要因の1つに「無料で利用できる」もあると思われます。これだけ高機能なチャットアプリツールが無料で使えるのはとても助かりますよね!

 

ただ、現在(2023年1月時点)の話なので、今後は有料になるかもしれません。金額によりますが、個人的には有料でも利用する価値ありだと感じています。念のため、利用を開始するときは注意しておきましょう。

ChatGPTでできる3つの使い方

Usage

では次に、ChatGPTでできることを見ていきましょう。何ができるかを確認すれば、あなたもどんな使い方をしようかイメージが湧いてくるはずです。

 

ChatGPTは、AIが回答をすることから多種多様な使い方ができますが、ここでは代表して3つ紹介しますね。どれも実用的なので参考にしてみてください。

・質問にチャット形式で回答
・プログラミングコード作成
・文章作成や添削

質問にチャット形式で回答

ChatGPTのもっとも一般的な使い方は「質問にチャット形式で回答」です。「〇〇を知りたい」「■■とは」のように、不明な単語の意味が聞けます

 

GoogleやYahoo!でもいろいろな意味が検索できますが、回答形式が違います。Googleなどでは回答というより実際はWebサイトへのリンク表示。自分でどれが正解かを選択しなければなりません。

 

一方、ChatGPTはチャット形式での回答のため情報の選択は不要。LINEのようなチャット形式だと、会話をしているようで質問しやすいですよね!

 

ただし「回答が正確かどうか」「あなたが求める回答かどうか」はご自身で確認するようにしましょう。

プログラミングコード作成

ChatGPTでは「プログラミングコードの作成」が可能。とても話題になっている機能で、ユーザーが「〇〇言語で■■をしたいから、プログラミングコードを教えて」という旨を入力すると、ChatGPTがプログラミングコードそのものを答えてくれます。

 

プログラミングを勉強中の方や、サイトの作成に不慣れな方には利便性の高い機能ですよね!特にプログラミングの初心者は、テキストやWebサイトを見返す手間が省けそうです。

文章作成や添削

ChatGPTは、文章の作成もしくは添削が可能。例えば「〇〇を説明してください」と投げかけると、説明文が回答されます。文章作成能力を持っているのは、ほかのツールではあまり見られない機能です。

 

また、ChatGPTが話題になる理由として「文章回答の正確さ」があります。始めてみると実感できますが、問いに対して正確かつ的確な回答文章を返してきます。あなたの業務や課題がすばやく解決できますよ。

ChatGPTの課題

Task

ChatGPTの「すごさ」を解説しましたが、実のところ「今後の課題」も巷では議論中。リリースされたばかりの新しいチャットアプリサービスのため、課題があるのは当然です。

 

ここでしっかりと確認しておきましょう。

・情報が不確定
・回答が機械的
・利用コスト

情報が不確定

ChatGPTはまだスタートしたばかりのサービスであり、その回答は完璧ではありません。ChatGPT自体では誤っているかの確認はできないため、回答の正確さはあなた自身で判断する必要があります。

 

今のところ、質問は回答が正しいかどうかを判断できるような内容で投げかけるのが安心。ChatGPTの回答を鵜呑みにしないように注意です。回答の精度については、今後の課題として改善されていくといわれています。

回答が機械的

基本的に、ChatGPTからの回答は文章が機械的なパターンが多いです。もし回答を利用する場合には、ビジネス関係であればよいかもしれませんが、プライベートな場面では心のこもった表現にアレンジしましょう。

 

特に、日本語は話し言葉や敬語などの文法が難しいためすぐに改善されるかはわかりません。情報の正誤に加えて、文法的におかしくないかもチェックしてくださいね。

利用コスト

ChatGPTの利用コストは、現在(2023年1月時点)では無料。しかし、将来的に無料が続くかどうかは未定です。いま気になっている方は無料のうちに、ぜひ試してみるとよいですよ!

 

先述のとおり、ChatGPTは利用すれば感じますが非常に有益なツールです。もしかしたら、いつかのタイミングで有料になるかもしれないので注意しましょう。

気になるChatGPTの始め方

how to start

ではいよいよ本題へ。ChatGPTの始め方を解説します。とても便利なツールですが、スタートはシンプル。手間もかからないので、すぐに始めてみましょう。

始め方は次の3つの手順に分かれます。

①ChatGPTへ登録
②質問を入力
③会話をスタート

順番に内容を確認していきます。

①ChatGPTへ登録

ChatGPTの利用には「登録」が必要です。まずはホームページへアクセスしてください。
▶︎ChatGPTの公式ホームページChatGPT: Optimizing Language Models for Dialogu

 

すると、英語の文章が書かれたWebサイトへ遷移するので、左側にある「TRY CHATGPR」のボタンをクリック。「Log in(ログイン)」と「Sign up(サインアップ)」のボタンが表示されるので、アカウント登録済みの方は「Log in(ログイン)」、初めての方は「「Sign up(サインアップ)」を押しましょう。

 

「Log in(ログイン)」の場合は、そのまま②へ。「Sign up(サインアップ)」を押した場合は、情報入力ページに移り新規アカウントを登録していきます。

 

ChatGPTでは、メールアドレス・Googleアカウント・Microsoftアカウントのいずれかで登録可能となっています。その後で、ユーザー名を登録をするのでわかりやすい名前を登録しましょう。

 

最後は、SMS認証が必要です。電話番号を入力し「Send code」からショートメッセージを送信してください。届いたコードを入力するとログイン完了です。

②質問を入力

ログインしたら、質問入力ページに移ります。ページ最下部の入力窓に質問を入力しましょう。

 

ホームページ自体は英語表記ですが、質問は日本語で入力して構いません。回答も日本語です。

③会話をスタート

最初の質問が始まりとして、チャットルームが開かれます。質問のジャンルや種類に合わせて、ルームごとに質問を続けてみましょう。

 

注意点は、ホームページへのアクセス時やログイン時に先へ進めなくなるおそれがあること。英語でアナウンスが流れますが、同時アクセスが集中したときは利用が制限されるようです。時間を置いて再度アクセスしてみましょう。

どんな場面で使える?具体的な使い方とは

Specific usage

では、ChatGPTは実際にどんな場面で使えるのか具体的な使い方を見ていきましょう。多種多様な質問に回答してくれますが、ここでは代表的なものを紹介します。

・知らない言葉を調べたい「〇〇とは」
・文章を作成したい「〇〇を文章化して」
・詳しい説明を知りたい「〇〇について解説して」
・コードを生成したい「〇〇するHTMLを教えて」

知らない言葉を調べたい「〇〇とは」

何か知らない単語が出てきたときに、ChatGPTを利用すると単語の解説をしてくれます。Googleでの検索では、リンクが表示されてから信頼できるサイトを選ぶ必要がありますが、ChatGPTなら答えをすぐ返してくれるので便利ですね!

文章の作成したい「〇〇を文章化して」

文章を作りたいときにどう書くか迷った場合は「〇〇を文章化して」と投げかけてみましょう。文章の体裁を整えて回答してくれます。

試しに「上司へのお礼を文章化して」と質問すると、以下のような回答がきました。

上司様、

この度は、私が担当するプロジェクトの遂行において、ご支援をいただきありがとうございました。ご指導いただきましたアドバイスやご助言は、プロジェクトの進行に大いに貢献し、成功を収めることができました。

また、ご自身のご尽力により、チーム全体が最高のパフォーマンスを発揮することができました。これは、私たち全員が、ご指導の下で成長することができた証拠です。

これからも、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

敬具

「上司様」という敬称や、プロジェクトなどの単語が気になりますが参考にはなるのではないでしょうか。始めから文章を作成するより、ChatGPTの回答を編集するほうが早く済みそうですね!

詳しい説明を知りたい「〇〇について解説して」

専門用語だったり、詳しく知りたかったりする場合は「〇〇について解説して」と投げかけると、ChatGPTが解説してくれます。

 

先述のとおりですが、情報の正誤確認は必ず行いましょう。

コードの生成したい「〇〇するHTMLを教えて」

ChatGPTの機能として、とても話題になっているのが「コード生成」。簡単なものでいうと「2行2列の表のHTMLを教えて」という質問には以下のように返してくれました。

<table>
<tr>
<td>1-1</td>
<td>1-2</td>
</tr>
<tr>
<td>2-1</td>
<td>2-2</td>
</tr>
</table>
この例では、table要素で表全体を囲み、tr要素で行を表し、td要素でセルを表しています。各セルには、”1-1″、”1-2″、”2-1″、”2-2″などの文字列が入っていますが、実際には適切なデータを入れるようにしてください。

これまで調べながらやっていたコーディング作業が楽になりそうですよね。

ChatGPTの使い方をマスターして実際に使ってみよう

ChatGPTの概要や現在の課題に触れながら、始め方と具体的な使い方を解説しました。リリースされたばかりでまだ開発中なこともあり、回答は完全に正解とはいえません。

 

しかし、参考にしたり業務のサポートだったりのレベルであれば、十分な機能性だと思います!質問文や正誤確認に気をつけながら、ChatGPTをぜひ使ってみましょう。

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