Facebook広告はもちろん、Instagram広告を配信する際にも紐付け・設定が必要になるのFacebookページ。
また配信に際して必要というだけではなく、運用していく中で効果効率にも影響を与えかねません。
広告を運用する際に必須となるページですが、案外広告効果にも影響を及ぼす重要なポイントです。
今回は現在Facebook・Instagram広告で反応が出なくて困ってる人や、これからチャレンジする方にぜひ知っておいていただきたい、効果的なページ設定方法をご紹介します。
結論、とにかく意識したい要素としては、
・名前の設定
・ページの運営
という2点です。
Facebok・Instagram広告を配信する際、Facebookページの連携が必ず必要になります。
その際にページの名前を設定する必要があるのですが、効果に悪影響を及ぼす、好まれないものが2種類あります。
それが、
・なりすましように見える個人名
・広告色の強い「企業名」「プロダクト名」
です。
特にアフィリエイターの方が設定してしまいがちな個人名。
FacebokやInstagramのタイムライン、フィードに広告が流れる際に、
ページ名を個人名にすると広告色が少ないため、なんだか効果的なように思えます。
売り色が少ないため、ユーザーがついつい反応してしまいそうで、なんだかCTRが高そうに思えますが、むしろ逆効果。
ユーザー意識の観点ではなく、媒体側としてなりすましのように見える個人名を推奨していないのです。
広告を配信する際は、媒体側の意図を汲み取って配信を最適化するのが鉄則。
Facebook側が好んでいないのですから、ページ名を個人名に設定するのは、あまりよくない方針と言えるでしょう。
一方で広告色の観点からいえば、売り色が強すぎる「企業名」も、ユーザーからの反応はあまり良くない傾向にあります。
「企業名」や「商品名」よりも、
メディアのように感じられる「媒体名」や「コミュニティ名」に設定するのがベターです。
そもそも広告が流れるフィードでは、友人知人の投稿が並んでいるわけで、そこにセールス色満載の広告名が表示されるのは避けるべきでしょう。
例外として、大企業やナショナルクライントのように、既にブランドが確立されている場合や、ブランドを強く意識したい際には、そのまま企業名を使用するのも効果的です。
Facebok広告を配信する際、広告のターゲティングやクリエイティブ、コピーや画像などがフォーカスされがちですが…
実はFacebookページの「ページランク」が大きな影響を及ぼしていることはあまり知られていません。
「アドランク」「ページランク」など、媒体側からの品質評価の高める重要性は、運用型広告においては一般的な話。
実はこれがSNS広告である「Facebok広告」においても、裏側で「ページランク」というものが存在していて、広告の効果に影響を及ぼすと言われています。
ページランクを上げることで、具体的には「cpcが安くなる」「クリック率が上がる」といった働きがあるとされています。
ページランクを向上させるには、「Facebookページ」の運営管理が必要不可欠です。
一般的なSNS運用と同じように、メッセージに対しての返信率など、ユーザーとの交流を重ねているかが重要視されています。
“なりすまし”や“いかがわしい”広告でないことを、ユーザーとのコミュニケーションを取ることで証明していく必要があるようです。
運用設定を細かに行なっていくことも、広告効果に直結する重要な作業ですが、長期的に見ると、丁寧にページを運営していくことも、効果の最大化に大きく寄与します。
「セミナー」や「ライブ」など、事前にプロモーションの期限が決められている場合は、短期間での出稿のため、長期的にFacebookページを育てている余裕がないこともあるかもしれません。
ただ、今後長く広告を配信していく前提であれば、Facebokページでユーザーとコミュニケーションをはかるのは非常に重要です。
いかがでしたか?
初心者が見落としがちなFacebookページの設定ですが、実は広告効果に強く影響を及ぼしていることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
よく誤解されがちなのですが、ページに集まっている「いいね数」などはあまり関係がないとされています。
ページの運営管理は、あくまでもユーザーとのコミュニケーション。
細かに返信などを行い、誠実なコミュニケーションをはかっていくことが、広告効果に直結するようです。