昨今、耳にすることが増えた「NFTアート」。
しかしながらまだ知名度は浅く、また実際に触れる機会が少ないのも現状です。
そんな中、材木座にある海の家SANDS CAFE様が7月2日~8月31日までNFTアート展「MASC SANDS COLLECTION」を開催しています。
そもそも、NFTアートとはどんなものなのか、実際にアート展へ足を運ぶとともに、今回の展示会について、「MASC SANDS COLLECTION」の主催者である西岡俊司さんに取材してきました!
目次
NFTとは、Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略。
これまで、コピーや複製し、量産されていたデジタルデータを「非代替性」にする、つまり唯一無二であることを証明する技術です。唯一無二のデータを証明することで稀少価値が上がり、新しい可能性が広がります。
また、物理的に紛失の可能性がないという点もNFTのメリットです。あくまでもデジタル上でのデータであるため、破損や窃盗のリスクを負いません。
近年では、GMOインターネット株式会社やメルカリのNFT事業である株式会社メルコイン、LINE NFTなど、さまざまな企業もNFT事業に参入しています。
主なNFTのジャンルとしては、デジタルアートや音楽、アニメ、不動産など。
なかでも注目を集めているのが、デジタルアートです。1点ものの価値を見出しやすいということから、市場での売買も活発に動き、高額な取引も増えています。
また、デジタルアートは誰でも作品を作ることができるので、元々アーティストではない方や、子どもが作品を出品することも。実際に、小学生が出品したピクセルアートが380万円の価値になったというケースもありました…!
▼NFTについて詳しくはコチラ
落書きのような絵が数億円で落札?!知らなきゃ乗り遅れる、その魅力と活用方法を公開【セミナー事前インタビュー】
そんな中で、僕の知り合いにアーティストが多かったことと、最近流行っているNFTやメタバースっておもしろいよねと、エンジニアと話して、実際に開催に至りました。
海の家 SANDS CAFE内のギャラリースペースに展示されているNFTアートを、実際に見させていただきました。
お伺いした日に展示されていたのは、aoさんのNFTアート。
写真とイラストを組み合わせた作品や、メインとなる絵に複数種類のペンや色を使っている作品などが展示されていました。なかでも、ひとつの絵にさまざまな表情が読み取れるような作品が印象に残っています。
NFTアート自体初めて見たのですが、色使いやタッチなど、引き込まれるものがありました。作品の大きさや価格は、アーティストによりさまざまだそうです。
中心にある枠に入ったアートはデジタルアートになっており、この展示会のためにディスプレイを埋め込んだとのこと。デジタルアートを得意とするアーティストさんでも出品しやすいよう工夫されていました。
ギャラリースペースには、NFTアートの説明や入手方法など、丁寧に解説された説明書のようなものも置いてあります。
初めてNFTを購入するお客さんにとって、「購入方法がわからない、むずかしい」ということが何よりものハードル。SANDS CAFEでは、こちらの説明書だけでなく、実際にスタッフが付いて説明してくれます。メタマスクやOpen Seaのアカウント作成方法手順も教えてくださるので、初めての方でも安心です。
海の家が終わったあとは、MetaArtSocialClubのアカウントにて販売するとのことです。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
買う側にとっても、売る側にとってもなかなか手が出しづらかったNFTアート。それを、海の家という身近な場所で、且つアーティストさんからしてもリスク無く販売できるのは、とてもいい企画だと思います!
なにより、バイタリティあふれる西岡さんのお話しを伺い、NFTやメタバースのハードルを下げ、少しでも多くの人に知ってもらいたいという熱意を強く感じました。
「MASC SANDS COLLECTION」は、8月31日まで開催されているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
SANDS CAFE
〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座5丁目
営業時間:9:00-22:00
SANDS CAFE Instagram:https://www.instagram.com/sands_cafe_kamakura/
MetaArtSocialClub Instagram:https://www.instagram.com/masc_japan/