最近、何かと話題になる「メタバース」。主にネット上に構築された、現実世界とは異なるバーチャル空間や、そこで行われるサービスを指します。
昨年末にはFacebookが社名を「Meta(メタ)」に変更するなど、今後新たなバーチャルコミュニケーションツールとしての期待が高まっていますよね。
しかし名前こそ聞いたことがあるものの、実際的なビジネスシーンでの活用を想像できている人がどれほどいるでしょうか?
もしかすると、ゲームやエンターテインメント業界だけで発展するものと考えている人も多いかもしれません。
そんな中で、メタバースを用いたセミナーを積極的に行いつつ、メタバースによる新規事業の立案や、ファシリテータ育成講座などを行う企業も登場しています。
株式会社enmonoがその一つです。
今回はそんな同社の代表取締役を務める三木康司さんをお招きし、実際にメタバース空間を体験させていただきながら、ビジネスにおける発展性に関してお話をお伺いします。
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これは私自身が「心のケア」と「新事業のアイディア」に関して坐禅を通して着想した経験をもとにしており、2016年1月には「ガイアの夜明け」で特集されるなど好評をいただいていました。
現在ではオランダのアムステルダム・鎌倉・米国サンフランシスコとつないだ、世界最大の禅とマインドフルネスの国際カンファレンスへと成長しています。
ただ皆様もご存知の通り、近年はコロナ渦ということもあり、対面で複数人が集まるセミナーやカンファレンスは開催できない…。
その解決手法として取り入れたのが「メタバース」でした。
ただ、それがオフラインよりも優れていると感じたことのある方は少ないのではないでしょうか?
それぞれが画面を見ながら会話していると、やはりオフラインで面と向かって会議をしているときのようなマインドにはなりにくい。
同じ空間で、同じ資料を共有しながら、隣を向けばそこに別のメンバーがいる感覚。この没入感は、画面越しにコミュニケーションを行うビデオ会議とは、全く異なるものです。
ここまでメタバースのお話をお伺いしてきましたが、最後に実際にそれを体験させていただきました!
専用のヘッドセットを装着して、眼前に広がるのは——
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早速建物の中に入ってみると、本当にその場所にいるかのように、景色が様変わりしていきます。
自分が右を向くと、それに連動して景色が変わっていきます。
その光景を、外野から見るとこんな感じ。
壁を向いていますが、体験者には由比ヶ浜の壮大な海が広がっています。
この没入感は体感した者にしかわからないですが、ビデオ会議とは大違いです。
いかがでしたか?
今回株式会社enmono代表・三木康司さんに、メタバースに関してお話をお伺いしてきました。
リモートワークが当たり前になりつつある昨今。
今後主流なプラットフォームとして、「メタバース空間」が「ビデオ会議」などを代替する未来も、そう遠くないかもしれません。
三木さんがおっしゃるように、参加者の没入感は凄まじく、本当にその場に集まっているかのような感覚です。
さらにCADで製作した「3Dモデル」をその場で共有したり、
同時翻訳機能などを駆使すれば、あらゆる業界の“会議”の概念が変わっていくことでしょう!
本日取材にご協力いただいた株式会社enmonoでは、
そんな「メタバース」の体験会やコンサルティングも行なっているとのこと。
少しでも気になった方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?
取材協力:
株式会社enmono(エンモノ) / enmonoCo.Ltd.(英文表記)
〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座4-5-25