リールとストーリーどちらも動画をアップロードするサービスですが
作った動画が短い場合どちらに上げたほうが良いのか
疑問に思ったことは無いでしょうか?
更にストーリーにはハイライト機能もあるしで
混乱する人も多いと思います。
それぞれ、目的によって使い道は全く異なり、
望んだ効果を手にしようと思った場合
しっかりと違いを理解する必要があるので
アップロードするときにはこの記事で見比べて
最適な方にアップロードをするようにしましょう。
目次
Instagramのストーリーとリールの違いは以下の通りです。
リール | ストーリー | |
動画時間 | ~60秒 | ~15秒(15秒以上は分割) |
掲載期間 | 任意 | 24時間(ハイライト機能使用で任意) |
掲載可能箇所 |
|
|
足あと機能 | なし | あり |
質問・アンケート機能 | なし | あり |
動画からのリンク | なし | あり |
キャプション・ハッシュタグ | あり | なし |
撮影補助機能 | あり | なし |
リールは最大60秒の動画を投稿でき
ストーリーは最大15秒の動画が投稿できます。
しかし、ストーリーは
15秒を超える内容の場合、15秒ずつに区切って
複数コマ投稿することも出来るので
最高で15秒×100コマの1500秒までは投稿すること自体は可能です。
リールは特に掲載期間の決まりはなく、任意で消すことが出来ます。
ストーリーの場合、24時間で動画が他者からは見ることが出来なくなります。
見えなくなったストーリーは自身のアーカイブの中に格納されるので
自分では確認することが出来ます。
また、ストーリーはアーカイブも含め
ハイライトに設定することで消えなくなるので
リアクションのよかったものやお気に入りのものは
ハイライト機能で残すようにしましょう。
※ハイライトの名前や画像を変える際にはこちらの記事がおすすめ。
上の表のとおり、リールは掲載可能箇所が多いのが特徴です。
そのため、意図しない相手にも公開されてしまうので
見せたくない相手がいる場合は設定を変えることで
表示を減らすことが出来ます。
※リールの表示を減らしたい場合はこちらの記事がおすすめ
ストーリーには動画を閲覧した人が誰なのかを表示する
足跡機能が存在します。
これは、公開してから24時間以内、
アーカイブに移動してから24時間以内の
計48時間投稿者が見ることが出来ます。
一方、リールには足跡機能は存在しません。
この足跡機能によって、
「足跡がつくのが嫌だから見ない」という
ユーザーと投稿者との関係値が明確に影響してしまいます。
まだ、良好なコミュニケーションが築けていない場合
ストーリーよりもリールの方が
リアクションをもらえる可能性は高いと言えるでしょう。
ストーリーには具体的なリアクションを
ユーザーからもらえるスタンプを
動画内に埋め込む機能が存在します。
これによって、コミュニケーションを深めることや
ユーザーからの率直な意見などをもらうことが出来ます。
一方リールには
動画に対しての加工を施すスタンプはありますが
ユーザーからのリアクションがもらえるものは存在しないので
より、深いコミュニケーションをとりたい場合
ストーリーの方が向いていると言えるでしょう。
ストーリーでは、外部サイトに飛ばせるスタンプが存在するので
動画にリンクを貼り付けることが出来ます。
これにより、自身のサイトの認知の拡大や
アフィリエイトなども行えるので
場合によっては、即収入につながる場合もあるでしょう。
一方、リールには外部サイトへと直接誘導する機能がないので
動画内で訴えかけるか、
プロフィールに貼り付けたURLからの流入でしか
誘導手段がありません。
リールには投稿に対してキャプション(説明文)を追加したり
ハッシュタグをつけることが出来ます。
これにより、検索タブなどからユーザーに発見されやすくなり
視聴回数を増やすことなどが可能になります。
一方ストーリーは特定のユーザーへの呼びかけとして
「@」を付けるメンション機能はありますが
Instagram内で拡散を狙えるような機能は少なくなっています。
リールには、Instagramのアプリ上でそのまま撮影するのに
適した補助機能が存在します。
再生速度を変えたり、タイマー機能で撮影する秒数を決めたり
位置合わせをして、カットをスムーズにしたりできます。
これにより、気軽に面白い動画や
ミームをInstagramだけで再現することが出来るようになっています。
※「ミーム」はSNSで最重要となっているのでしっかりと理解しておきましょう
一方、ストーリーには特にそれらの機能がないため
自然な状態をユーザーに視聴してもらったり
外部アプリなどで作成した動画や画像などを見てもらいたい際に
活用するのに向いていると言えるでしょう。
結論から言うと、それぞれ目的に合わせて使い分けるべきと言えるでしょう。
新規ユーザーにアカウントを知ってもらいたい場合は
拡散機能や掲載箇所が充実しているリールを使い
既にフォローしてくれているユーザーとの関係性を深めたい場合
ストーリーを活用し、コミュニケーションをとっていく
という風にそれぞれ分けて発信することで
アカウントの成長を促すことが出来ます。
マーケティングの観点からいうと、Instagramで
この二つの機能を活用するだけで、プロダクトローンチでいう
【集客】と【教育】を行う事が出来るので
既にビジネスツールとしてもInstagramは無視出来ない存在となっていると言えるでしょう。
※プロダクトローンチについてはこちらの記事がおすすめです。
アカウントを成長させようと思ったときに
どうしても自身だけでは壁に当たってしまう場合があります。
そのような状態を打破するのに、「投稿を宣伝」という
有料広告を流す、という手段も一つの手でしょう。
特に、すでにユーザーからのリアクションが良いのがわかっている投稿の場合
宣伝機能を活用することで、
新規ユーザーの目に留まりやすく、効果を最大化させることが出来るので
資金に余裕がある場合は活用することも視野に入れておきましょう。
※投稿の宣伝機能について詳しくはこちらの記事がおすすめです。
もはや必須のSNSとなったInstagram!
SNS広告として活用するするための基本知識をこちらにまとめました。
話題のストーリーズやリールなど
様々な面に配信できる非常に強力な広告です。