目次
個人情報保護を強めていくWebの流れを受け、インターネット広告で活用されるクッキー(Cookie)の廃止が長年囁かれて続けています。
結論から言うとCookieに頼ってしまっていては
今後、広告運用者としてのスキルが無いとみなされてしまう可能性があります。
リターゲティングなどの広告配信や効果測定を行う上で必須となるCookieですが、廃止の延期を受け今回、Cookieが廃止されたらどうなるのかを含め、広告運用者が今からできる
施策について紹介したいと思います。
Facebook広告運用、Google広告運用をしている方は特に必見の記事です。
皆さんが利用されているスマートフォンやパソコンにはIDが紐づけされており、それを一般的に「Cookie」と呼んでいます。
Cookieは広告配信をする際、ターゲティングや効果測定をする際に必要な情報でこれを元にトラッキングを行います。
※トラッキングに関して詳しくはこちら
今、個人情報保護の流れを受けて広告配信に使用できるデータがどんどん減ってきております。
例えばスマートフォンで広告配信用に使われていた、iOSに紐付けられたIDである「IDFA(Identifier for Advertisers)」も基本的には開示されない状態に変更になりました。
関連リンク:iOS14.5 アップデートより追跡制限実装!広告運用者の命運はいかに?
Cookieが廃止されると
・ターゲティングの精度が悪くなる
・機械学習ができなくなる可能性が出る
・コンバージョン計測が完全でなくなる
などの問題があるとされ、広告運用者の中では「Cookieが廃止されたらどう広告運用をしていけばいいのか」と不安の声が広がっています。
今後、Cookieに頼りきらない広告の出稿方法を検討する必要が出てきます。
たとえば「コンテンツターゲティング」と呼ばれる、そもそもユーザーに絞った広告出稿をするのではなくWeb上のコンテンツを使ったターゲティング手法に切り替えるのも一つの手になります。
オウンドメディアなど自社のサイトに「Webマーケティングに関する知識」についての記事を書けば、大抵はWebマーケに興味のある方が訪問するかと思います。
そういった記事に広告掲載面を作り「Webマーケに関する広告」を打ち出せばターゲティングはできていますよね。
また、リターゲティングでCookieが活用できなくなる代替え案としては、
「カスタマーマッチ広告」
「アドレサブル広告」
とも呼ばれる、「自社で持っている会員のメールアドレスなどの情報と、広告媒体が持つメールアドレスをマッチングさせて広告配信をする手法」があります。
しかし、こちらの手法はマッチ率が非常に低いというデメリットもあり、あまり現実的な対策とは言えないのが現状です。
こうしたデジタル広告の変化を受け、常に最新の知識を吸収し、万全な対策が打てるようにしているのがプロの広告運用者のあるべき姿かと思います。
ウィニングフィールドではそうしたYoutubeの目まぐるしい変化についていくため、広告運用のプロと一緒に運用画面を見ながら、実践的に広告運用の知識を身に着けて頂くことが出来るセミナーを開講しております。
気になる方は是非こちらよりお問い合わせください。
▼セミナーに関して詳しくはこちら
勉強会&セミナー