湘南のパンを食べつくし、出先では必ずパン屋を探す。それが身体に染みついている私が始めて知った4月12日のパンの記念日。
なぜ4月12日がパンの記念日なのか気になり、調べてみると聞き慣れない「日本記念日協会」という団体。
日本記念日協会は、企業や個人の記念日の登録を行う団体で、登録されている記念日はなんと年間2800種類以上!! 単純計算でも毎日7個以上の何かの記念日ということに。
日本記念日協会に記念日を登録し、PR活動に活用したことで成功した企業も多く、注目度の高いの「記念日マーケティング」。
そこで今回は、日本記念日協会への記念日登録料や、記念日マーケティングでの成功例をご紹介。
そして「湘南パンの日」を制定すべくクラウドファンディングでの記念日登録についても目論んでみました!!
目次
バレンタインやクリスマスなど私達の日常生活に根付いている記念日。しかし、私の知っている記念日なんてせいぜい20個くらい。
カレンダーには載っていない記念日で思いつくのは、11月11日のポッキー&プリッツの日くらい。(ちなみに私は必ず11月11日にポッキー食べてます。)
しかし、日本記念日協会を詳しく調べてみると年間2800種類以上の記念日があり、最近制定された記念日の中には3月25日「みつこの日」なんてものも。
そんな気になる日本記念日協会とはいったいどういった団体なのでしょうか。
日本記念日協会とは記念日文化の発展を願い、従来からある記念日はもちろん、新たに誕生した記念日についても登録制度を実施している団体。
企業、団体、個人などの独自の記念日登録も行っています。
また記念日だけでなく、創業・創立・誕生・発売、開校など、何かを始めた年月日を登録する周年記念登録制度も実施しているので最近登録されたものの中には交際12周年記念日というものも。
登録申請は、企業や団体の他に個人でも受け付けているので、交際12周年記念など個人的な日でも申請は可能。
先程紹介した3月25日「みつこの日」を申請したのは、演歌歌手の中村美律子さん。日本全国のみつこさんに同じ「みつこ」と言う名前に親しみをもっていただき、歌手・中村美律子をより身近に感じてほしいからと申請を行い、登録に至っています。
申請を行い、審査が行われたうえで登録となるため、必ずしも登録されるとは限りませんが、企業も個人も申請可能なこの制度をマーケティングに活用しない手はないですよね。
詳しい登録方法は、こちらから。
企業でも個人でも記念日の申請が可能となると、次に気になるのはその登録料。
企業としては、登録料を払ってまで記念日を作るメリットがあるのかは最も気になるポイントですよね。
日本記念日協会の記念日登録料は、1件につき15万円です。
一年更新などではないため、一度の登録で永久的に記念日として登録がされます。
15万円というこの金額、高いと思うか安いと思うかはそれぞれですが、記念日の広告価値を実感する企業は増加傾向にあり、登録数も増え続けているというのが現状です。
記念日を活用したマーケティングの成功例としては「ポッキー&プリッツの日」が思い浮かぶ人が多いのではないでしょか。
「ポッキー&プリッツの日」は平成11年11月11日を第1回の記念日として制定され、毎年話題となるPRを行い、誰もが知る記念日になっています。
そんな第2の「ポッキー&プリッツの日」を作るチャンスは、あなたの手の中にもあるのです。
「ポッキー&プリッツの日」はテレビでCMが流れ、Twitterでは「#ポッキープリッツの日」がトレンド入り。Instagramでは17,000件以上の投稿されるなど、とても盛り上がるイベントです。
実際に、11月11日のポッキー&プリッツの売上は普段の売上の3倍、前後の日を合わせると普段の7倍とも言われています。
現在は第二のポッキー&プリッツの日になるべく、森永製菓はダースの日(12月12日)、ハイチュウの日(8月12日)、ロッテはガーナチョコレートの日(2月1日) と、それぞれお菓子のブランドごとに記念日持つ企業も多く、商品PRとして活用していることが良く分かります。
あなたも売り出したい商品の記念日を登録し、記念日マーケティングを始めてみませんか。
日本記念日協会に登録されている「パン」に関連した記念日は、10種類以上あります。
たまご蒸しパンの日(10月1日)、ドイツパンの日(10月3日)、フランスパンの日(11月28日)。
ちなみに4月12日のパンの日は、日本で初めてパンのようなものを焼いた日とされ、パン食普及協議会が申請を行い1983年に制定されました。
数ある記念日の中でも「湘南」「湘南パン」に関する記念日はゼロ。だったら、「湘南パンの日」作りたい!そう考え、どうしたら制定できるか勝手に目論んでみた。
湘南はパン激戦区。高級食パン専門店の出店も増えつつあり、個人店からチェーン店まで歩けばパン屋にあたるというほど多くのパン屋さんが軒を連ねています。
そんな湘南地域のパン屋さんの活性化と発展を願い「湘南パンの日」を記念日として制定するのはどうだろう。
制定をするのであれば、まずは日付を決めなくてはいけませんが、それはこの日しかないでしょう!! それは、湘南パン祭り第一回目が開催された2月25日。
湘南エリアを中心とした54のパン屋が辻堂海浜公園に集結し、予想以上の集客で開店後あっという間に完売になった店舗数多く話題となったパン祭り。
都内で多くのパン祭りが行われる中、地元湘南でもついにパン祭りが開催される!と心躍らせたのは私だけではないはず。
そんな日本全国どの地域にも負けない湘南パンをよりPRするために「湘南パンの日」を制定したい!! そう思った私は、何が必要なのか本気で考えてみました。
記念日を制定するのは企業、個人だけでなくクラウドファンディングを活用した方法でも行うことが出来ます。
もし「湘南パンの日」を制定するなら、クラウドファンディングで資金を集めてみたら制定も夢ではない!!
仮に一口1000円として資金を集める。目標の15万円には、150人の協力が必要。
購入特典として、「まるごと湘南パンマップ」の配布。湘南パン祭りとコラボレーションするなら、「湘南パン祭りの日、15分早く会場に入ることが出来る!」「出店するパン屋さんのおすすめパン詰め合わせ」。
こんな魅力的な特典があれば、150人なんてきっとすぐに集まるだろう。
そして、クラウドファンディングで「湘南パンの日」制定をしたい!!と呼びかけることにより話題性を集め、湘南パンに対して関心が高まり、湘南パン祭りへの集客にも直結する。
マーケティングとしてもメリットの高いクラウドファンディングになるのではないだろうか。
日本記念日協会の記念日登録を行えば、企業だけでなく個人でも記念日マーケティングは活用できます。
誕生日、クリスマス、バレンタイン。誰もがワクワクする記念日。
あなたもたくさんの人がワクワクする記念日を制定し、記念日マーケティングで成功を掴んでみませんか。
そして、「湘南パンの日」いいなと思ったあなたのご協力もお待ちしています!
湘南パンの日を制定した暁には、湘南パン特集第一回目に登場したrecetteで「湘南パンの日」のオーダー焼印を作り、湘南パン祭りの目玉商品にします!!