若い年代を中心に人気のあるSNS「Instagram」。
Instagramに広告を出稿して、ネットショップやアプリサービス、イベントなどの集客を行いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
Instagram広告には様々な種類がありそれぞれ投稿できる広告のサイズや仕様が異なります。 この記事ではInstagram広告の種類それぞれの仕様や最大サイズについて紹介します。
これからInstagram広告を出稿したいと考えている方はこの記事を読めば広告のためのコンテンツの規格について理解できるので必見です。
目次
Instagram広告には、
という4種類があり、それぞれの出稿できるコンテンツの仕様やサイズが異なります。
Instagram広告の中で最もシンプルな広告の種類が「写真広告」です。
写真広告は写真や画像を1枚とテキストだけを投稿することができます。 画像1枚で手軽にプロモーションを行えるので初めてInstagram広告を出すという方が試しに使ってみるのにもオススメ。
イベントのPRポスターの画像を投稿したり、商品の写真などを掲載して集客やネットショップに誘導する際に使うと良いでしょう。
画像縦横比 ・正方形(1:1) ・横長(1.91:1) ・縦長(4:5) 最大文字数 2200文字 最大ハッシュタグ数 20 最大解像度 1936×1936px 最小解像度 ・正方形 600×600px ・横長 600×315px ・縦長 600×750px
近年、SNS広告で動画を使ったプロモーションが人気になりつつあり、Instagramでも「動画広告」がよく利用されるのを見かけるようになりました。
Instagramの動画広告は、最大60秒までの動画を表示させることが可能です。 縦横比も写真広告と同じく「正方形」「横長」「縦長」の3種類が用意されているので様々なバリエーションのコンテンツを作成可能です。
「動画広告」は写真広告に比べてダイナミックで印象的なイメージを与えることができます。 イメージビデオを使った観光地のプロモーションやゲームやアプリの画面を録画編集したものを利用したプロモーションなどに利用できるでしょう。
ファイル形式 MP4、MOV 最大ファイルサイズ 4GB 動画の時間 1秒〜60秒 最大文字数 2200文字 最大ハッシュタグ数 30 最小解像度 ・正方形 600×600px ・横長 600×315px ・縦長 600×750px
「カルーセル広告」とは、複数の画像や動画を1つの広告に投稿できる形式のことです。 ユーザーが投稿を左右にスワイプすることで複数の画像をみることができます。
画像を1枚しか投稿できない写真広告に比べて、複数のコンテンツを載せられるため、商品を様々な角度から見せたり、色々な使用例を紹介したり、マンガ風にしてコンテンツにストーリーをつけたりと、Instagramユーザーの興味を引くプロモーションが行いやすいのが特徴です。
また「複数枚の画像で構成」「複数の動画で構成」「画像と動画を組み合わせた構成」といったように自由度が高いのでコンテンツ次第では他のコンテンツとの差別化を図り大きな広告効果を得られることができるでしょう。
しかし縦横比は1:1のみしか利用できないため、コンテンツを制作する際は注意が必要です。
画像枚数 2〜10枚 最大文字数 2200文字 最大ハッシュタグ数 30 最大ファイルサイズ 画像30MB 動画4GB 動画の時間 1秒〜60秒 最大解像度 1936×1936px 最小解像度 600×600px
Instagramの目玉機能とも言えるのが「ストーリーズ」。
「ストーリーズ広告」では、ストーリーズに広告を出稿することができます。
ストーリーは多くの人が普段から何気なく見ている、スマホ画面いっぱいに表示されるという特徴から、ユーザーに強くアピールすることができるで
Instagramユーザーがストーリーを使う際、リアルタイム性のある情報を投稿することが多いため、開催中のイベントの動画を流したり、時事性のある話題を使ったプロモーションが効果的でしょう。
縦横比 9:16 ファイルタイプ JPG PNG GIF MP4 MOV 最大ファイルサイズ 画像 30MB 動画 4GB 動画の時間 1〜15秒 最小解像度 600×1067px
Instagram広告には、画像や映像に含まれるテキスト要素を20%以内に収めなければいけないという「20%ルール」と呼ばれる決まりがあります、
ブランドロゴやキャッチコピー、説明文などのテキスト要素の割合が増えれば増えるほどリーチする数に制限がかかってしまうため気をつけましょう。
コンテンツが要件に適しているかはFacebookの「テキストオーバーレイツール」で確認することができるので事前に確認’することをおすすめします。
Instagram広告を出稿して、商品のプロモーションやサービス・イベントなどの集客を行うときどのようなポイントに注意すればいいのでしょうか。 効果的なInstagram広告を作るポイントを3つ解説します。
商品やサービス、イベントをプロモーションするとき、ついついプロモーションしたいもの自体の特徴や、機能について解説してしまうことが多いです。しかし、そのような情報はユーザーが興味をもった時点で能動的に調べてくれます。
それよりも「商品やサービスに興味を持ってもらう」ということが重要になってきます。
そのためには、ユーザーが、「気になる」「かっこいい」「可愛い」「楽しそう」といったような感情を無意識におこさせるようなコンテンツを作ることを心がけましょう。
Instagramは画像や動画などビジュアルが重要視されるSNSです。
そのため、Instagram内の写真や動画などは質の高いコンテンツが非常に多く出回っています。ユーザーの注意を引くためには質の高いコンテンツや、一工夫したコンテンツを作りユーザーの興味を引くようにすると良いでしょう。
Instagramは「おしゃれ」なイメージがあり、投稿するコンテンツの世界観を統一するなど工夫をしているユーザーも多くいます。
そのため、広告感があるコンテンツはInstagramユーザーに良い印象を与えません。 そのため広告感があまりなく「おしゃれ」な印象のコンテンツにさり気なくプロモーションを入れるというようなコンテンツが支持されるでしょう。
Instagram広告の種類、サイズ、効果的な広告を作るポイントなどを紹介してきました。 これらのことを理解して、コンテンツを作ることができれば効果的なInstagram広告を作ることができます。 もしコンテンツを作るのが難しいという場合は、外注しても良いかもしれません。
ぜひInstagram広告で効果的なプロモーションを行ってください。
Roku WEBライター・カメラマン。 大学を休学して日本や海外など多拠点生活を送るフリーランス。ライター業の他にカメラマンとしてInstagram運用やカタログギフトの撮影。イベント撮影などの経験もあり。