ウェマー!では、キーワードなどを用いた訴求方法やキャッチコピーについてご説明している記事を出していますが、今回の記事では作成したキャッチコピーや、訴求軸を元に、どのような構成のランディングページを作成すればより成果の上がるランディングページを作ることができるのかについてご紹介していきます。
ランディングページを作成する上で知っておいて欲しいのが、ユーザーの挙動です。
一般的に、LPにアクセスしたユーザーはほぼ最初に見える部分、ファーストビューを見て読み進めるか、離脱するかを決めています。
そのため、前回の記事でも触れているとおり、どれだけファーストビューでユーザーに興味を持ってもらえるか、引き込めるかが重要なポイントとなるのです。
それでは、基本となるLPの構成について見てみましょう。
これは当社の無料メールセミナーのLPにアクセスした際にまず最初に表示される画面です。
見ての通り、まずファーストビューにキャッチコピーと、どんなことができるのかが表示されており、一目で登録した際のメリットがわかるようになっています。
続いて表示されるのはこちらの商品説明。
ファーストビューで興味を持ったユーザーに対し、どのような商品なのかをわかりやすくまとめています。この場合は、「10日間でWeb集客が基礎からわかるようになる講座」だということ、動画を用いているのでわかりやすいということをわかりやすくまとめているのがポイントです。
さらに、少しスクロールするとこのように成功事例集のプレゼントキャンペーンがあります。
これは、ぱっと見ではただの特典に思えますが、実は「権威付け」というテクニックなのです。
小売関係のランディングページ、例えば楽天市場などでは、「年間ランキング○位!」「販売数○○○○突破!」などのように商品が良いものだと、人気があるものだとアピールしています。
それと同じように、成功事例集プレゼント=メールセミナーで成功した人が多いという印象を与え、より信頼性を高めているのです。
「権威付け」の次に表示されるのは、こちらの「メールセミナーの詳細」についてです。
どんなことができてどんなメリット得られるのかをここでより詳しく説明し、興味を持ってくれたユーザーにより強く訴求していきます。
コツとしては、「登録したら何ができるか、どうなるか」を簡潔にわかりやすくまとめるといいでしょう。
商品説明の次は、実際にメールセミナーを受講した方の感想や成功例です。
ここまでランディングページを見てきたユーザーはある程度興味を引かれ、購読しようという気分になりつつありますが、本当に成功できるのかどうかという漠然とした不安はまだ残っています。
そこで、こちらのように実際にメールセミナーを受講した方がどのような効果が得られたのかという実例を紹介することで、迷っているユーザーに安心感を与えることができるのです。
また、できればどれだけ成果が得られたのかがわかりやすく、目立たせるのも重要なポイントとなります。
例として紹介したランディングページは、当社が実施しているメールセミナーに関するものとなっています。
メールセミナーに登録するためには、メールアドレスとお名前しか必要ありませんし、費用もかからないため、コンバージョンを得るための敷居は低い部類です。
もし、これが商品を販売したい場合や、住所や電話番号などのもっと詳細で重要な情報を入力して欲しい場合なら、例として紹介したランディングページに加え、情報の取り扱い方針であったり、商品が届くまでにどんな流れになるのかなどを詳しく記載しておく必要があります。
このような説明については、文章で説明するより画像やイラストを用いてわかりやすくまとめた方が理解しやすく、不安を感じにくくなるので、多少手間や費用がかかってもわかりやすいものを作るようにしましょう。
また、商材についてよく質問されることや、質問されるであろうことについても「よくある質問(FAQ)」としてまとめておくことも重要です。
ランディングページを作成する際にはコンバージョンに至るためのハードルとなる部分をよく把握し、ターゲットとなるユーザーが不安に思う部分をできるだけ解消できるページを作ることが重要なポイントとなります。
もちろん、目を引く作りにしたり、わかりやすい作りにすることも大事ですが、分かり易さや目立ちやすさを重視した結果、必要となる情報が不足していたり、不安を解消できないようではランディングページの効果はあがりません。
今までWeb広告以外の方法で自社の商材を販売してきた経験を活かし、ユーザーが疑問に思うこと、興味を持っていることなどをわかりやすくまとめることがランディングページページを成功させるためには必要なのです。
Web広告からのアクセスは多いのにランディングページからコンバージョンに繋がらないという方、ランディングページの滞在率が悪いという方向けにウェマー!では記事を出していますので、是非チェックしてみてください。