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Facebook広告の形式やそれぞれの利点をご紹介!

ウェマー!ではFacebook広告のキャンペーンについてもご紹介しておりますが、この記事では実際にタイムライン上に表示される広告についてご紹介していきます。

Facebookで利用できる広告の種類

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キャンペーンを選び、予算などを設定したら次は実際に表示される広告を作成する必要があります。選べる広告の種類の中から手持ちの素材や広告の目的にあったものを選びましょう。

ただ、選べと言われても、それぞれの形式にどのような利点や特徴があるのかわからなければどれが自社の広告に最も適しているかがわかりません。

そこで、各形式の特徴と利点について説明していきます。

「カルーセル」の特徴

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カルーセルは複数の画像や動画を組み合わせることができる広告の形式です。

画像や動画部分をユーザーが手動でスライドすることができるため、小売業なら商品の紹介、飲食店ならメニューの紹介などに活用すると良いでしょう。リンクをクリックせずにある程度画像から情報を得ることができるため、電話やメールなどの問い合わせや来店などを目的とする場合に向いています。

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画像や動画については、自分の手持ちをUPして作成していく方法と、ウェブサイトから画像などを収集して表示させる方法の2つがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。

まず、手動で表示させる画像などを選ぶ形式についてですが、ユーザーに見せたいものを自分で選べるため、自社が宣伝したいものを自由に設定できることがメリットです。

しかし、ひとつひとつ画像や動画を選ぶ必要があるため、作業には多少時間と手間がかかります。

WEBサイトを指定して表示させる形式の場合、自社のサイトを指定すればサイトに使用している画像などを読み込んで広告に表示させることができますが、リンク先のウェブサイトの状態によっては適切に表示されないなどのトラブルが起こることがあります。

ただ、WEBサイト側を更新するだけである程度広告にも反映されるため、広告を修正する手間があまりかからないのがメリットです。

「1件の画像」形式の特徴

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こちらの形式は画像を1枚だけ使って広告を作成する方法です。自分で用意した画像とFacebook側であらかじめ用意されている画像を利用できるので、とりあえず広告を出したいという方はこの方法を選ぶと良いでしょう。ただ、画像1枚と広告文、タイトルでユーザーを引きつける必要があるため、広告の効果を高めるためには画像やテキストの選択が重要となります。

画像の選び方については、こちらの動画をご覧ください。

「1件の動画」形式の特徴

こちらは先ほどの「1件の画像」形式と同様に、動画を1つだけ表示させるタイプの広告です。画像と違い、動画で説明や紹介を行うことができるため、より効果的にユーザーに興味を持ってもらえます。

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ただ、外出時などにスマホでFacebookを確認する場合、どうしても音声をカットして再生することが多いため、音声による説明を主体とする動画を設定すると内容が上手く伝わりません。

映像部分と音声部分の双方どちらが欠けても問題無く内容を伝えられる動画を作成しましょう。アップロードできる動画は、形式がMP4、MOV、GIF、解像度は最低720pです。動画の作成には手間がかかりますが、画像に比べて動画は拡散されやすく、興味を持ったユーザーに近いユーザーにも配信できる可能性が高いため、より少ない予算で広告の効果を高められるという利点があります。また、再生回数や再生時間など、細かな情報も習得できるため、広告の問題点などを洗い出しやすいのもメリットです。

「スライドショー」形式の特徴

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こちらは動画広告とよく似た形式です。

動画広告の場合、あらかじめ動画を作成しておく必要がありますが、こちらは静止画を組み合わせることで動画のような広告を作成できるため、簡単に動的メッセージをユーザーに伝えることができます。

画像を組み合わせるだけですので、動画と違って回線への負荷が少なく、スマートフォンを利用しているユーザーでも気軽に再生できますし、画像が切り替わるので目に付きやすいのもメリットです。

作成方法も、用意した写真を追加して表示時間を調整するだけですので、動画編集の経験が無い方でも簡単に設定できるでしょう。

PowerPointなどを使ってプレゼン資料のように作成すれば、より効果的に情報を伝えられるのでおすすめです。ただ、動画と違ってやはり基本は静止画ですので、情報量を増やしたり、動きを重視したい場合にはあまり効果的ではありません。

「キャンパス」形式の特徴

Facebook広告で動画より効果的だと評価されているのがこちらの「キャンパス」になります。

この形式は、モバイル向けに特化された形式で、広告をクリックするとフルスクリーンで表示されるというものです。今までの広告では、リンクをクリックすることで外部サイトに誘導するという方法をとっていたため、外部サイトへの移動を嫌うユーザーや、サイトの読み込みが遅い場合などは広告の閲覧がキャンセルされてしまう可能性がありました。

「キャンパス」形式の場合、広告をクリックするだけですぐに広告をフルスクリーンで表示できるため、読み込みの時間がほとんどかからず、ユーザーにストレスを与えることがありません。

また、リンク先に移動せずに宣伝内容を気軽にチェックできるため、外部リンクを警戒するユーザーに広告を見てもらえる確率もアップするでしょう。

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というわけで、現在人気のキャンパス形式ですが、実際の作成方法はそれほど難しくはありません。

形式を選択する際に「キャンパス」を選び、従来の広告と同様に画像や動画、スライドショーなどを設定するだけでキャンパス形式の広告を作ることができます。Facebookの広告収入は、大半がモバイルからだと公表されています。モバイルに特化した広告形式を利用することでより効率的にFacebook広告の効果を得ることができるでしょう。

ユーザーのセグメントにあった広告形式を選択する

Facebook広告は、ユーザーの性別やエリア、興味、学歴、業種など、細かくターゲティングが設定できるため、広告方式をターゲティングしているユーザー層の興味を引きやすいものに設定することで、よりピンポイントで「刺さる」広告となります。

ただ、どのユーザー層にはどのような広告が「刺さる」は広告を運用したデータから分析していくしかありませんのでよく考えた上で「刺さる」広告を作っていきましょう。

ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

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