以前、クライアントにシューズブランドのメーカーがいて、
年間でWEBコンサルティングを行っていました。
目標は通販事業部の売上を年20%増を目指すミッションだったのですが
当時はなんでもかんでもリスティング広告だけでうまくいくものと思っていましたが、
まー何もかもうまくいきませんでしたねw
そちらの会社は基本大手量販店などに卸を行い、自社サイトにて決済ページを
もっておらず、楽天やアマゾンに出品して小売り販売も行っていました。
ただ、ご存じのとおり、楽天、アマゾンなどは出品するにあたり
手数料が高いのと、ほんとにWEBのマーケティングを
行っていくうえで正確なデータは収集できない状態となっています。
自社商品、自社サービスに対してWEB広告で配信していく場合、大事なのはデータです。
ただデータといってもいろいろあり、
・サイトで決済したデータ:CV(コンバージョンデータ)
↑ いわゆる購入者もしくはサービスを受けた人ですね
・サイトに訪問した人たちのデータ
↑ 購入もしくはサービスを受けずにサイトを離脱した人
・サイトに訪問し、決済ページまで行ったけど購入・成約しなかったデータ
↑ 買う&申し込む気満々だったにも関わらず止めた人
などなど沢山の訪問者に対しての、購入・成約に至るまでのそれぞれの状態に合わせた
クッキーデータを得ることができます。
クッキーデータとは超簡単に言うとインターネットエクスプローラーや
サファリ、グーグルクロームやファイアフォックスなどのブラウザ上の履歴データです。
で、このような情報というのは自社案件として広告運用する上で非常に重要で
逆にこのリストがあるかないかでかなりの費用対効果が変わってきます。
WEB上だと少々難しい話になってしまうため、
たとえば実店舗などで例えると
・店舗に訪れたことがあって、購入やサービス申込に至らなかった見込み客
・店舗に訪れて購入・サービス申込をしていてリピート促進を促したい客
などなどこんな見込み客を逃したくないですよね?w
ふつうの実店舗などリアルな場合、
「またお越しくださいね~」
くらいしか言えないのですがWEBでは一度訪れた方々に対して勝手に
タグをつけてそのタグに対して追跡広告などを打つことができます。
これが俗に言う
リマーケティング広告(リターゲティング広告)
※以下リマケ
です。
この追跡型をうまく使うことによって見込み客に対してピンポイント訴求できてかつ、
低い広告費でサイトにアクセスを集めることができます。
また、リマケを行うことによって打ち出す広告も変えることができます。
たとえば引越し業者が引越しを検討している人にリスティング広告を出して、一度広告経由でサイトに訪れてもらったけど、
検討の末、申込みに至らなかった場合は再度同じ広告で追跡してあげてももちろんいいのですが、
一度申込みをした人に対して同じ追跡広告を出してもまったく意味がないので、そういった方々に対しては
例えば引越し後に必要になるであろう、
・格安で不用品回収もします!
だとか
・提携店舗にて家具一式が格安で購入できます!
といったすでに引越しが済んでいるであろう方々に対して、クロスセル的な広告を出すことができます。
と、まあこんな感じでオンライン系や通販などのWEB決済系はリスティング&リマケで
かつてはゴリゴリ攻めていたのですが、戦略としてちょっと足りなかった部分がありました。
それが、
潜在顧客に対してのアプローチ
です。
検索連動型のリスティング広告はリサーチや既に決めている層に対して
「あなたの探している情報、商品はこちらです!」
と表示させてあげる広告ツールなのですが潜在的にニーズは感じているけど
お金をかけてまで解決したい、もしくはまだどうしたらいいのかわからない、
決めていない層という状態の人が世の中に母数が圧倒的に多いのです。
市場調査して競合がいない状態でしたらこういったことは単なるリスティング広告だけで
攻められるのですが、競合が多い中、今すぐ層だけを取り込もうとすると
競合も同じ動きをしているので広告費が高騰して、費用対が合わなくなってしまいます。
また、型番、品番、品名を知っている人はすでに
「既存顧客」
と言えますので、リピート促進なら話は別ですがこのようなキーワードでリスティングを
出稿しても新規獲得&前年比率アップに直接的につながりにくいのが現状です。
そのため、検索連動型広告以外にもコンテンツ連動型広告である
ヤフーのYDNやグーグルのGDNを使ったのですが、クライアントとの広告予算&スケジュールの情報共有が
あまかったせいか、すぐに効果が出ない部分でこちらの広告を取りやめてしまいました。。。。
EC系など通販サイトを運営している運営者はどうにかアクセスを集めたく
プレスリリースや雑誌出稿、SNSなどで記事投稿を日々繰り返しています。
ただ、それでも労力が報われず多少手数料が高くても
アマゾン、楽天のサイトに依存せざる得ない状態です。
で、そんな中今年の前半からWEB広告業界で今、もっとも大注目とされているのが
こちらはグーグルのサービスでグーグルの検索窓に商品っぽい
検索キーワードを入れることによって画像とともに上位に検索結果として出てくるものです。
下記のような感じです。
これは販売者があらかじめ販売価格や商品説明、型番、品番、
在庫などを記載したデータ(エクセルデータ、csv)をアップロードし、それをグーグルが自動で読み取って
広告を自動配信するシステムです。
通常のリスティングと違ってキーワードメンテナンスや広告文を考える必要はなく
事前に作った情報をもとにグーグルが読み取って、検索結果として表示してくれますので
ECサイト運営者や通販、オンラインで販売している担当者にとってはまさに助け舟&大注目の広告媒体と言えます。
また、在庫がなくなりそうな場合は再度編集したデータをアップロードしなおして
あげることによって在庫表示された状態で広告を配信することもできます。
しかも、アマゾンや楽天のサイトに対してももちろん
自社サイトの決済ページに直接飛ばすこともできるので
これほどうれしいことはありません。
この辺に関してはまた別途、ブログもしくは
メルマガにて情報発信などしていければと思います。
とにもかくにも2016年後半は
グーグルが「超」本気になって、この
に力を入れ始めたので今のうちに攻略し、自社サービスや売上アップに
つなげるよう準備しておきたいですね!
こんな感じで今後は企業や店舗集客におけるWEB集客から売上アップまでにつなげられる
ノウハウや事例を発信していければと思います。興味のある方は以下より登録をしてみてくださいね。
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