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インターネットミームとは?わかりやすく解説!海外だけじゃない活用方法と事例一覧

TikTokやYouTubeShortなどのショート動画の爆発的な流行により
ミーム(meme)という単語を耳にしたものの
いまいちあやふやでよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
 
このミーム、今後もSNSにおいて
どんどん重要な役割を担っていくことが予想されているので
SNSを攻略させたい人にとっては捨て置けない単語です。
 
何をやっても人に見てもらえるSNSへと
成長させることのできない人には、大きな打開策となるので
しっかりと活用できるように自身の場合をイメージして
読み進めてください。

インターネットミームとは【流行ネタ】の事

インターネットミームとはざっくり言ってしまうと
web上での流行ネタと考えてしまって問題ないでしょう。
 
ミームとは?
例えばネットスラング(隠語、略語、俗語の意)や流行のコラ画像だったり
本来その振付があるわけでもないのに
曲に正式な振り付けがあるかのように流行する、といった
多くの人が共通で認識している「ネタ」のことを「インターネットミーム」
またはWeb上のことがすでに大多数の生活に浸透していることから、インターネットを省き「ミーム」と呼ばれています。

「インターネットミーム」もネットスラング!?
「ミーム」という言葉自体が造語で、さらにインターネットミームという言葉も
誰かが細かくしっかりと定義したものではありません。
なので、どこまでがミーム、と言い切ることは不可能で
この言葉自体がネットスラングとして発生した言葉です。

そもそも「ミーム(meme)」自体が造語

ミームという言葉自体が、リチャード・ドーキンスという学者が、
『利己的な遺伝子』という著書の中で作った造語です。
 
詳しく説明すると、とても難しくなってしまうのですが
簡単に言ってしまえば、もともとは
「ミーム」は人から人へ伝わる文化や流行の“単位”のことでした。
 
しかし、様々な研究が進む中でこの「ミーム」という言葉が多用され、進化し
今ではミーム学と呼ばれるという学問にまで昇華され、
哲学的な意味や、遺伝子学や心理学、生物学にまで利用される言葉になりました。
 
つまり、「ミーム」という言葉自体が様々な学問における“ミーム”になったので
明確に定義することが難しくなった、ということです。

※ミームは遺伝子!?
この言葉を作ったドーキンス氏は進化生物学者で、
人の情報伝達や文化は、遺伝子と同じく
伝達、複製、変異、進化を行う、
つまり、「人」を形成する最小単位が遺伝子ならば
「文化」の最小単位がミームである、というところから
この言葉は始まっています。

ミームのSNSへの活用方法

ミームはSNSを成長させようと思ったら確実に活用したほうが良いでしょう。
 
例えば、TikTokで言えば
ミームは世界単位で起こっており、
AIのアルゴリズム上、流行を作ったものと同じ曲や同じタグのついたものは
ユーザーの好みにマッチしやすいと判断され、
優先的に多くのユーザーに表示されやすくなる可能性が高いです。
 
試しに、TikTokを開いて同じ曲のダンス動画を何度か続けて見てみると
その後、スワイプする中で段々と同じ曲で他の配信者の動画が増えていきます。
 
このようなアルゴリズムはYouTubeやInstagramなども
近いものがあるので、SNSを活用する際には
まずはミームを取り入れるところから始める
アカウントが想像以上に伸びるということもあり得るでしょう。

ミーム汚染とは?

ミーム汚染とはミームの影響により、
無自覚に元ネタへの認識が変わってしまうことを指します。
 
例えば、以下の曲を聴いて何が浮かぶでしょうか?

 
こちらの場合は、一概には良いとも悪いとも言えないですが
事情を知らない人であれば、元ネタの本来あるべき姿に関係なく
良い印象を受けない場合もあるでしょう。
 
更に、流行すればするほど
元ネタがユーザーの目にはつかなくなってしまうので
このような、一種の風評被害をミーム汚染といいます。

ミームの具体例一覧

ここでは、具体的にいくつかのミームをご紹介いたします。

【YouTube】メントスコーラ

YouTubeを代表するミームとしてはメントスコーラが有名でしょう。
 
このミームを活用して知名度を伸ばしたYouTuberも数多くいるので
どこかで見たことはあるのではないでしょうか?

【TikTok】ステイ

TikTok上で海外の投稿者が作った
「お尻振りダンス」という投稿から一気に知名度を増し
曲自体の国内プロモーションでもお尻を振るというミームを活用し
更に知名度を大きく伸ばした例です。
 
逆輸入の形でプロモーションに活用した
珍しく、新しい手法と言えるでしょう。

【Twitter】右フック犬

右フック犬
Twitterはミームの宝庫で日々すさまじいペースでミームが現れては
消えていますが、まるで右フックを打っているかのような犬などは有名でしょう。
 
ここから様々な絵が生まれたり
フィギアやコラ画像なども誕生しました。

【Instagram】タピオカミルクティー


Instagramの流行と言えばタピオカミルクティーの衝撃はすさまじいものがありました。
 
アカウントの成長を促すというよりも
行動、商品に大きなブームを与えたケースで、
このような人の行動に関する流行もミームと言えるでしょう。

ミームを活用してバズマーケティングを行おう

ミームをうまく活用することで
意図的にバズが起こる可能性を高めることができます。
 
これにより拡散が拡散を呼び
ビジネスの知名度を飛躍的に伸ばす事も出来るでしょう。
 
更に、SNSの広告では2次拡散以降は費用が掛からない場合が多いので
広告で初動を大きく稼ぐ方法もおすすめなので
費用を多少でも投資できる人は以下の記事もしっかりと理解しておくことをお勧めします。
 
※各SNS広告の詳細はこちら

Instagram(インスタ)宣伝 とは?お金はかかる? 個人でもできる? 徹底解説

Twitterプロモーションとは?いいね・RT爆増 プロモ広告の料金や使い方を解説

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ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

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