先日店舗のオーナーと久しぶりにお会いして
お茶などをしながら最近の動きなどを共有していた際にスタッフに
ついてのお話があがりました。
そこはとあるダンススタジオなのですが良いインストラクターと
言われているのはご存じのとおり知名度やタイトルホルダーなど
で評価されるのではなく、生徒一人一人にしっかりと
接していいところをうまく伸ばしてあげるような
指導力だったりするわけでそういうイントラにはおのずと
生徒も集まっていきます。
結果、人気イントラとなり生徒の間でもクチコミで
広がり、結果プラスのスパイラルとして
集客に成功していくわけです。
ただ、そういったイントラの中で
いつの時代も勘違いしてしまうのが
自分の生徒と勘違いしてしまう部分があります。
もっと、わかりやすく言うと少し語弊があるかもしれませんが
自分の所有物としてとらえてしまい
スタジオ側に許可を取らずに勝手に自分の裁量で
いろんなところにチケットノルマなどを課して
出演させるようなことをし始めることもあります。
イントラの力が強くなったという状態ですね。
つまり、イントラ信者となった生徒や会員の子たちは
スタジオの言うことよりイントラの言うことに従って
行動してしまうため、イントラがそのスタジオを
離れてしまえば他のスタジオに移ってしまう現象もあります。
これはどのスタジオオーナーも悩んでいることかと思います。
このスタジオではさらにイントラがスタジオから
生徒を引っ張っていってしまい、
生徒の通う距離というのも考慮して、なんと同じ
商圏内でスタジオを立ち上げてしまったという掟破りな
ことが起こってしまったようです。
オーナーは徹底抗戦のつもりでしたが、自分の方でお話したのが
そういったことはある程度抑止・予防をしていたとしても
いつかは起こることだし、起こってしまったものに関しては
もうどうにもなるわけでもないので今は傷口を広げないよう
残った生徒たちや移動していった生徒たちに対しての配慮を
最大限に行うべきだ、と伝えました。
また、移動していった生徒が万が一戻ってきても
受け入れやすいようにケアや料金設定など
受け入れ態勢なども準備しておくべきだ、と伝えました。
また、今後イントラが独立しやすいように
スタジオ側が独立支援制度
的なものを用意してあげた方が
イントラも自分の動きが自分の
将来にも繋がり、結果スタジオの為
にもなっている、という状態を目指すべきだ、と伝えました。
多少すっきりされたようでその後、大事にはならず
現在はより地域の密着度を強め、
生徒や親御さん、行政機関などから
厚い信頼を集めるスタジオとなっています。
最近私は集客部分のお話をずっとしてきましたが、
集客施策がとられた後はそれを受ける内部施策が必要です。
私はWEBマーケティングを
使った仕事を今はしておりますが
かつては現場で沢山のダンサーや
スタジオオーナー、通っている
生徒たちとコミュニケーションを重ねてきました。
集客手法も紙媒体やチラシ、ポスティング、看板など
アナログ部分を徹底的にやってきました。
そういった部分を包括的に知って、経験しているからこそ
言える言葉だったり、アドバイス的なことが言えると思います。
もしスタジオや店舗のことで
なにか悩まれていましたらお気軽にご相談ください。