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2020.12.15

Facebook広告で欠かせないターゲティングの種類をご紹介

Facebook広告を少しでも効率良く利用するためには、ターゲティングの設定が肝心です。
Facebook広告は上からアカウント→キャンペーン→広告セット・広告の順番に紐付いていて、ターゲティングは「広告セット」の設定になります。Facebookアカウントの概要については「※Facebook広告のアカウント概要とキャンペーン目的について」を参考にしてください。この記事ではFacebook広告のセグメントやターゲティングの種類について解説するので、参考にしてみてください。

広告セットを作成する際は大きく5種類のセグメントを設定する


広告セットではさまざまなセグメントや予算割り、ターゲティングなどを設定できます。
基本設定としては「地域・年齢・性別・言語」をターゲティングすることが可能で、利用者層というセグメントも設定されることが多いです。1つ1つの設定についてご紹介します。
・地域
地域では、国や県、市町村単位で指定して広告を配信することが可能です。
また、指定した場所から「半径〇〇キロメートル」という設定もできて、「今その地域にいる人」「その地域に住んでいる人」「その地域にいた人」などさらに詳しく設定して広告を配信することもできます。

年齢・性別

年齢は13歳~65歳まで、1歳単位で設定して広告を配信することが可能です。
13歳以下のユーザーには広告を配信することはできないため、設定はできません。
65歳以上のユーザーに対しても年齢は設定できず、細かいターゲティングはできないので注意してください。
性別では「男性」「女性」の設定して広告を配信することが可能です。

言語

言語を設定すると、国籍のセグメントが行えます。広告をリーチできる人数が少し減ってしまう可能性があるのですが、特定の国籍の人に広告を配信できるようになります。しかし、日本に住んでいるユーザでも日本語以外の言語に設定している場合があります。同様に、海外に住んでいても日本語に設定しているユーザーはいます。日本国内に住んでる日本語が分かるユーザーに広告を配信したい場合は、地域を日本国内に設定して、言語も日本語に設定してください。
さらに日本語は「関西弁」と設定することも可能です。
一部の関西人は関西弁で言語を設定していることがあるので、関西弁に設定しているユーザーにも広告を配信したい場合は、「日本語+関西弁」と設定するようにしてください。

利用者層

基本設定ではないのですが「利用者層」では、エンタメ・スポーツ・ビジネス・テクノロジー・ファッションなど、さまざまな興味・関心に対してセグメントすることが可能です。
例えば、「アウトドア」という趣味・関心に対して「キャンプ・ハイキング・マウンテンバイク」などより細かいセグメントを行うこともできます。
そして趣味・関心では、デフォルトで300以上のセグメントが可能になります。
具体的には、家族構成・子供がいる人・交際中の人・新婚・転職した・現在旅行中・趣味関心・ページにいいねした人などさまざまなセグメントが可能です。

その他の設定

上記の設定以外にもさまざまな設定がFacebook広告には存在するのですが、細かく設定すると対象となるユーザーが少なすぎるケースもあるので、その他の設定は滅多に利用しません。
そしてリーチ数が少なすぎると広告が配信されないケースもあるので、セグメントは広く設定して、徐々にターゲット絞って広告を配信していくことをおすすめします。設定をするとFacebookがおおよそのリーチ数を提示してくれます。リーチ数は最低でも50,000人以上を目安にターゲティング・セグメントを設定してください。

ターゲティングの種類


上記でもお伝えしたのですが、Facebook広告には「地域・性別・年齢・興味関心」などのターゲティングがありますが、年齢・性別・地域などはFacebook広告以外のリスティング広告にもあります。
Facebook広告ならではのターゲティング種類は「交際ステータス・ライフイベント(婚約中・旅行中・既婚者等)・学歴・勤めている会社名」などの興味関心で、細かいターゲティングが可能です。
Facebook広告で可能な細かいターゲティングの例を2つご紹介します。

例①「化粧品通販」

化粧品通販のターゲティング設定として最適なのは、「年齢×性別×興味関心」です。
興味関心に対するターゲティング設定を美容にするのかダイエットにするのかでさらに詳しくターゲティングすることが可能です。さらにFacebook広告では「特定な有名人」でターゲティング設定できます。ターゲティングのデフォルトとして「人名・学校名・会社名」などがあるでの、より細かいターゲティング設定が可能です。

例②「転職系」

転職系のサイトにアクセスを集めたい場合のターゲティング設定として最適なのは、「年齢×性別×業種」や「年齢×性別×大学名」になります。また「リターゲティング」も最適なターゲティング設定です。
リターゲティングとは、一回サイトに訪れたユーザーに対して追跡型広告を配信します。
サイトの訪れたユーザーのデータが一定量たまり次第、追跡型広告が配信できるのですがデータに似ているデータを生成することが可能です。そのことを「類似オーディエンス」といい、類似オーディエンスができるようになれば、いきなり熱量の高いユーザーに向けて広告を配信できるようになります。

まとめ

この記事ではFacebook広告のターゲティング・セグメントの種類についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?この記事でご紹介したポイントは
・広告セットでは5種類のセグメントが可能
・年齢層は1歳単位で設定することが可能
・言語を設定することで国籍のセグメントが行える
・細かいターゲティング設定には注意が必要
・興味関心を設定することで細かいターゲティングが可能
です。
Facebook広告においてターゲティング・セグメント設定は欠かせません。最適な設定を行うことで効率良くFacebook広告を運用できるので、参考にしてみてください。

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