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2019.12.20

国内モールNo,1「Yahooショッピング」押さえるべきポイントは?

日本には、「国内三大モール」と言われているショッピングモールがあり、今回お伝えするYahooショッピングは国内モールNo,1の規模を誇ります。Yahooショッピングは出店するにあたっての費用もかからないため、年々店舗数も増え続けています。今回は、No,1規模を誇るYahooショッピングで出店するにあたって最低限必要なポイントをわかりやすくご紹介します。

Yahooショッピング出店

出店する前の前提としての知識とYahooショッピングに出店するにあたりの特徴をお伝えします。

Yahooショッピングとは?

Yahooショッピングは、Yahoo! JAPANが運営するオンラインショッピングモールになり、月間数千万人以上の訪問者数を誇ります。50万店舗、2,5億商品以上を誇り、有名ブランド品や人気の家電、食料品、ギフト、日用品まで、幅広くの商品が揃っております。つまり、Yahooショッピングに出店することは、「国内インターネットの最もにぎやかな場所にお店を持つ」ということになります。

出店の特徴

主なYahooショッピングの特徴は以下の3つになります。

・CSVで大量の商品を一括管理

出店にあたり商品の管理は非常に大切になってきます。Yahooショッピングでは、商品データベースファイルを作成し、アップデートすることでストア内の商品データを一括更新できるので、管理に手間がかからず、ミスが少なくなります。商品データは1度に2万件まで登録することができ、在庫データは1度に10万件一括登録することができます。

・多彩な販促広告や様々な企画で売上アップ

お客様の購買意欲を刺激するコンテンツを作成し、Yahooショッピングはもちろん、Yahoo! JAPANトップページからの誘導も可能になります。企画としましては、割引や送料無料など特典をクーポンとして発行でき、新規ユーザーの獲得やリピート購入を促す大きな武器になります。お客様としましても、送料は少しネックになる部分ではありますので、特典クーポンは非常に大きな武器になります。すべての季節販促に無料で参加することもでき、通常のカテゴリでの露出に加え、販促企画の商品ページに掲載されるため、こちらも大きな武器になり、チャンスが増えます。

・分析ツールで効果的な販売

Yahooショッピングでは、統計や分析ツールを使って、ストアの状況を一目で把握することができます。お客様がどの経路からストアに訪問されたか、どんなキーワードを使ってページにたどり着いたのか、また年齢や性別など属性から客単価、行動履歴まで確認することができ、しっかりとした分析ができます。効果的な販売をするためには、お客様を理解することが必須になってきますので、こちらも大きな武器になります。

国内三大モール 出店数比較

Yahooショッピングを含め、Amazon・楽天市場は国内三大モールと言われています。今回は店舗数に焦点を当てて比較していきます。

Yahooショッピング

Yahooショッピングの出店数は年々増え続け、2018年には75万店舗に達しています。2012年ごろは出店数が下降気味になっていたのですが、2014年以降は驚異の数で増え続けています。増え続けるきっかけになったのは、出店にかかる固定費を無料にしたことになります。そして、最近「PayPay」での決済やポイントシスステムも導入しているため、右肩上がりで上昇しています。

Amazon

Amazonは2015年以降出店数に関する情報は公開されていないため、現在の店舗数を把握することはできません。2015年段階では17万店舗になります。おそらくではありますが、現状では25万~30万店舗はある思います。

楽天市場

楽天市場には、2019年6月時点で4万7千店舗と公表されています。楽天市場は出店数に大きな変動はなく2013年以降から現在にかけて4万~5万店舗を維持しております。その理由とされますのは、月額利用料や出店時の販売手数料などが比較的高いことにあります。そのため、ある程度の売り上げを出し続けないと、楽天市場での出店を続けることは難しくなります。

Yahooショッピング出店までの流れ

出店までの流れを簡単にお伝えします。

①フォームよりお申込み情報の入力

こちらは15分~~20分程度の作業になります。お申し込みに必要な情報は以下の「出店に必要な情報」でお伝えしております。

②契約審査・審査結果通知

こちらはお申し込みされた方ではなく、Yahoo! JAPANが審査いたしますので、約2日~10日間かかりますのでお待ちいただきます。

※出店する商材により、お時間がかかる場合があります。

③開店準備

ストアの情報やプライバシーポリシーの設定を行います。デザインやテンプレートもこの期間で準備してください。商品登録や注文フォームの設定も行なってください。期間は約3週間になります。

④最後にYahoo! JAPANより開店審査を受け

こちらもお待ちしていただくことになりますが、審査の方は約2日間で終わります。

※出店する商材により、お時間がかかる場合があります。

以上4項目が主な出店までの流れになります。

出店に必要な情報

出店するにあたって必要な情報は法人様と個人事業主様では異なります。

法人様

「Yahoo! JAPAN ID」:出店後にストア管理ツールへログインする際に必要になります。

「クレジットカード情報」:有料オプション利用料などの際に登録カードに請求されます。

「会社情報」:登録証謄本の記載内容と13桁の法人番号の入力が必要になります。

「代表者情報」:クレジットカード決済サービスの加盟店審査に必要になります。

「銀行口座情報」:決算サービスの利用代金などの振込先として必要になります。

「出店予定商材情報」:Yahooショッピングでは、取り扱うことができない商材があります。

個人事業主

上記に追加されて必要な情報が2つあります。

「開業届け写し」:本人確認書類(開業届け写し)が必要になります。

「住民税の納税証明書写し」:こちらも本確認書類として必要になり、直近2年以内のものの提出してください。

出店費用

Yahooショッピングでは、「初期費用」「月額システム利用料」「売り上げロイヤリティ」の全てが無料になります。なので、出店には一切の費用はかかりません。実際にかかる費用は商材が売れた際に、予め設定している「キャンペーン原資」「アフィリエイト報酬」「ストアポイント原資」などになり、設定はご自身で決めることができます。しかし、Yahooショッピングが定めている必須%は設定しなければなりません。必須%は以下のようになります。

「ストアポイント原資」:1%~15%(1%は必須になります)

「キャンペーン原資」:1,5%必須となります。

「アフィリエイトパートナー報酬原資」:1%~50%(1%が必須になります)

「アフィリエイト手数料」:アフィリエイトパートナー報酬原資の30%

以上が運営していく上で実際にかかってくる費用になります。

他社と比較した場合にも、Yahooショッピングは圧倒的の低コストで始めることができます。そのため、初めての方でも気軽に始めることができます。

メリット・デメリット

特徴や費用、出店数を踏まえてメリット・デメリットをお伝えしていきます。

メリット

・月間訪問数が多いため、売り上げにも期待ができる

・多彩な販促広告があるため、チャンスが拡大される

・出店のかかる費用が無料なため、初めての方でも始めやすい

・他のショッピングモールに比べても圧倒的な規模の大きさ

・出店数も増え続け、モール自体の規模が拡大し続けている

デメリット

・店舗数が多く、競争率が高い

・売り上げを上げるためには、時間がかかることが多い

・出店にあたりの情報が多く、審査が誰でも通らない

まとめ

Yahooショッピングでの出店についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?やはりYahooショッピングは他社と比べて、圧倒的に低コストで出店することができます。尚且つモールの規模も右肩上がりに上昇しておりますので、売り上げに期待できます。ネットという世界ではありますが、最も賑わっている所に出店することができますので、ぜひYahooショッピングで出店してみてください!

ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

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