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2020.12.18

Facebook広告における画像の活用性と禁止事項

Facebook広告で最大限発揮するためには、画像とターゲティングの設定が肝心です。
ただし、良い広告・オリジナル性の高い画像・いいねが増えそうな広告を作成しても、Facebook広告内で禁止されている項目に当てはまると、リーチ数が下がったり広告が配信されない可能性があります。この記事ではFacebook広告での画像の重要性と禁止事項について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

画像の最適な活用方法


Facebook広告では「画像×ターゲティング」で広告効果の8割が決まると言われています。
画像は情報量の多いもの、ビジュアル的な情報を訴求していくものに関しては広告の効果が高いです。そのためクリエイティブな部分「画像」と誰に何を見せたいのか「ターゲティング」の組み合わせが大切になります。具体的には、オーディエンスターゲティングの際は人の画像、リマーケティングの際は訴求するサービスや商品を少し入れると効果的と言われています。より具体的に最適な活用方法をご紹介します。

ターゲティングに沿った画像を選択

Facebook広告ではターゲティングに沿った画像を選択する必要があります。例えば、20代の女性をターゲティングに設定する場合は20代の女性の画像が最適です。
同様に40代の男性をターゲティングに設定する場合は、 40代の男性の画像が最適です。
ターゲティングに沿った画像を使用することで、親近感湧いたり、自分のことのように思ってもらうことが可能です。クリエイティブに行動力を持たせるためには、実際にその商品やサービスをやってもらっている画像だったり、使用感・イメージさせるような画像が最適になります。そして暗い写真よりも明るい写真方がアイキャッチが高いと言われています。

広告セット

広告セットは予算・ターゲティングを設定する場所になるので、「20~24歳×女性」や「20歳~39歳×美容属性」など複数組み合わせることが可能です。違う広告セットに同じクリエイティブ訴求文を入れて配信しても良いと思います。そして、親近感を沸かしたり、商品やサービスを申し込むためのゴールや得られる満足感訴求も重要になります。
例えば、20歳~39歳の婚約者に脱毛を訴求したい場合は「最高な結婚式にするために!部分脱毛だけでもやっておきたい」などという訴求文が最適です。他にも、25歳~39歳のキャリアウーマンにエステを訴求したい場合は、リラックスしている画像を使用したり「いつも残業ばかり、、そんな自分へのご褒美」などという訴求が最適です。
コールトゥアクションは基本的に「詳しくはこちら」もしくは「ボタンなし」で良いかと思います。

Facebook広告での禁止事項


Facebookでバナー広告等を出稿する際には、画像の中に入る文言だったり、画像のクリエイティブに対して「審査」が入ります。このようなシステムを「広告ポリシー」と言います。
広告ポリシーについてはこちらより確認することが可能です。
広告ポリシーには「広告審査プロセス・禁止されているコンテンツ・画像内のテキスト」など記載されているのですが、ここではバナー広告のテキスト制限について解説します。

バナー広告のテキスト制限

バナー広告では、「テキスト量が少ない画像」もしくは「テキストが一切ない画像」が良いバナー・良い広告として認識されます。画像に対してテキストが「20%未満なら配信可能」や「20%以上は配信されにくい」などというシステムが高頻度で変更されます。そのため基本的にはバナー内の画像にはあまり文言を入れないことをおすすめします。
バナーは商品のイメージを伝えるものでオリジナル画像がより重要という認識が大切になります。

画像のテキスト率を確認する方法

実際にどれぐらい画像にテキストが入っているのか確認する方法があります。
https://ja-jp.facebook.com/ads/tools/text_overlay
上記のURLをクリックしますと、左側に「アップロード」という項目があります。
そこに確認したい画像を入れて「アップロード」をクリックすると、画像に対してのテキスト率やリーチの推測が表示されます。テキスト率は上から順に「OK」→「低」→「中」→「高」で表示されて、OKだと通常通りに広告配信されます。「低」だと広告のリーチがやや少なくなる可能性があり、「中」だとリーチが大幅に少なくなり、「高」だと広告は表示されません。そして画像内にテキストを入れていないのに、リーチが伸びない場合があります。
その場合は画像内の数字やデザインの文字をテキストと読み取ってリーチをさせないようにしています。
そのため少し気になる画像は事前に確認をするようにしましょう。

その他NG画像

広告ポリシーの「禁止されているコンテンツ」を見てみると、閲覧するユーザーがショックを受ける画像・怖いと感じる画像・残虐的な画像・成人向けの画像・体の一部分をアップした画像(腹筋をアップしている画像でもNG)・過度な露出が多い画像などはNGになります。
このようなNG画像ばかりをアップしていると、広告アカウントが一時停止になる可能性もあるでの、疑わしい画像はなるべく使わないようにしましょう。広告のリーチが著しく低下しない画像を使うことをおすすめします。

まとめ


この記事ではFacebook広告における画像の重要性と禁止事項ついてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
この記事でご紹介したポイントは、
・広告効果の8割は「画像×ターゲティング」で決まる
・ターゲット層に近い画像を使う
・ゴールや得られる満足感訴求を伝えることが重要
・Facebook広告には審査がある(広告ポリシー)
・広告で使う画像はテキスト量が少ない方が好まれる
・広告を出稿する前に画像のテキスト率を確認することが大切
・画像によってはデザインの文字をテキストと読み取る
・NG画像は使用しないようにする
です。
この記事を参考に最適な画像でFacebook広告を配信しましょう。

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