「ランディングページを聞いたことあるけど、
何に気をつけるべきなの?」
このようなお悩みを抱えたことが在る方は少なくないのではないでしょうか。
web広告に携わったことが在る方なら、ある程度形にすることはできるかもしれません。
しかし、ポイントを抑えることで
より効果の高いランディングページを作成することが出来ます。
今回は、ランディングページの効果を高めるために
最低限抑えたい4つのポイントをご紹介して生きます。
目次
そもそも、ランディングページとはなんでしょうか?
「主に商品を売ったりするページ」や「広告で運用するページ」など
ふわっとした認識の方も少なくないと思います。
ランディングページの定義や特徴、
ホームページとの違いを見ていきましょう。
直訳ですが、日本語に言い換えると、”着地する”ページです。
Googleでは、ランディングページを以下と定義しています。
ユーザーが広告をクリックした際に表示されるウェブページで、その URL は、通常、広告の最終ページ URL と同じです。
引用:グーグル広告ヘルプ
ホームページとランディングページの違いは、
一言で言いますと、ページの役割に違いがあります。
をそれぞれ目的としています。
他にも、ページ数や集客方法にも違いがあります。
ランディングページはSEOに不向きです。
ランディングページは性質上、ビジュアルで訴求することが多いため
グーグルがコンテンツ内容を正しく計測することが難しいです。
運用についても、短期のキャンペーンで終わることも少なくないので、
ドメインで長い期間運用していることを主張することもできません。
ランディングページではSEO対策が出来ないか?と効かれると
そんなことはありませんが、SEOには不向きであることは知っておいて損は無いでしょう。
検索広告用ランディングページの流入経路は主に2つです。
広告が配信される場所によって特徴があります。順番に見ていきます。
検索広告(リスティング広告)では、今すぐ客、顕在層に対して広告の表示が出来ます。
「今すぐ必要!」や、「困っているからなんとかしたい!」といった
顕在層のユーザーに対して表示できるので、売上に直結させやすいのがメリットです。
しかし、その分ライバルも多いので広告費が高いというデメリットがあります。
潜在的に求めている可能性が高いユーザー、
興味は持っているものの認識していないユーザーに対して広告の表示ができます。
様々なターゲットに訴求出来ますが、検索広告と比べると売上への貢献率は下がります。
興味を引くために目につくクリエイティブを作成する必要があります。
ここまでの内容を踏まえて、ランディングページを作成する上で効果を高めるための
最低限抑える4つのポイントを解説していきます。
順番に解説していきます。
機能、ベネフィット、ターゲットとなるお客様、
競合それぞれリサーチをした上で
作成に取り掛かることと思います。
やはり、効果を高めるために
リサーチには多く時間をかけることが必須となってきます。
構成やデザインなど、何度も深く見ることで気づくことも多いです。
そこで、私が普段作成する際にリサーチするページを幾つかまとめたので、
3つご紹介します。
いずれも、自社と同じような業態の会社はどんな訴求をしているかや、理想のデザインに近づけるために必要な要素は何かなど、既存のものをよく読み込んでから設計することで、より効果の高い広告になります。
とはいえ、実際には公開してから最適化していくことがほとんどなので、最初から時間を掛けすぎるのも禁物です。初めて作る方はリサーチに多く時間を使うことをオススメします。
あなたの商品・サービスを買う可能性のあるお客様は意識レベル別で4つに分類されます。
ランディングページで狙うべきは、「今すぐ客」です。
例外もあるので一概には言えませんが、
「今すぐ客”以外”」のお客様には、
別のwebコンテンツで訴求するのが効果的です。
「今すぐに商品がほしい!必要だ!」と思っているお客様です。
ニーズもウォンツも高いお客様で、
全体の1%ほどが「今すぐ客」だと言われています。
ニーズは高いがウォンツが低いお客様です。
全体の10%ほどが「お悩み客」だと言われています。
ニーズは低いがウォンツが高いお客様です。
全体の10%ほどが「そのうち客」だと言われています。
ニーズもウォンツも低いお客様です。
全体の79%ほどが「まだまだ客」だと言われています。
ニーズ、ウォンツが高いのにも関わらず、買わないことは少なくありません。
この記事を読んでいるあなたも、何かを買うときには
それが欲しくてたどり着いたにもかかわらず、
「やっぱり・・・でも・・・」などと迷うことはありませんでしょうか?
こういった買わない理由を全て取り払うことで、今すぐ客だけでなく、他のターゲットの方にも購入してもらえる確率を高めることが出来ます。
メリットではなく、ベネフィットを伝えるのが大切です。
メリットとは商品のウリや特徴。対してベネフィットはメリットによってもたらされる効果や変化のことです。
お客さんは商品を購入しますが、その商品が欲しいわけではありません。
本当に欲しいのは商品ではなく、商品を購入したことによる生活の変化や効果です。
概念的な話ではわかりづらいので、
わかりやすくドリルを例にとってメリットとデメリットを紹介していきます。
電動ドリルのメリット:持ちやすい、パワーが強い、充電が長持ちする
電動ドリルのベネフィット:家具組み立てがドライバーの1/4の時間で終わる。
ご自身の商品に置き換えて、ベネフィットを洗い出してみましょう。
※さらにベネフィットについて詳しくはこちら
ファーストビューはページを開いて画面に表示される範囲のことです。
最低限必要な要素は下記です。
申し込みボタンを設置して「今すぐ客」に対して
「商品購入が出来るページ」と認識してもらうことが特に必要です。
メインのイメージは化粧品であればターゲットと同年代の人物画像。
不動産であれば販売するメイン商品と類似の建物。
何を販売している商品なのかがひと目で分かる構成が望ましいです。
また、LP全体として、下記要素が全て入っていることで、
「今すぐ客」に対して買わない理由を取り払うことができるので、チェックしておくことをオススメします。
ランディングページの効果を高めるために
最低限抑えたい4つのポイントは下記です。
これから作成する方は、上記をチェックしながら、
もう既にランディングページをお持ちの方は、ここまでで述べたポイントを
全て抑えられているか確認しながら、修正していくことをオススメします。
上記の4つを抑えて、
効果の高いランディングページを作成していきましょう。