この記事ではスポンサードサーチにて登録したキーワードに広告文とリンク先を設定して実際に出稿する方法についてご紹介していきます。
作業の難易度はそれほど難しいものではありません。しかし、しっかりとした広告文を作るのには少々時間がかかりますので、時間が空いたときに少しずつ作成しておきましょう。
目次
キーワードを設定するためには表示内容選択をキーワードにしないといけないですが、今回は広告を選択してください。
広告を選択するとこのようなページが表示されますので、「+広告」をクリックし、広告を設定していきます。
広告の設定画面が表示されたら、キャンペーンと広告グループを選択し、登録したい広告の内容を入力していきます。
このような感じでまずはタイトル1、2及び説明文を入力してください。
この説明文がいわゆる広告文と言われる部分で、ユーザーに訴えかけ、自社の広告をクリックして貰うために重要なものになります。
タイトルについても上に表示されているプレビューをみると解りますが、文字が大きく目立ちやすい部分ですので、ユーザーがクリックしたくなる文言を考えなくてはいけません。
入札単価を引き上げてできるだけ上位に表示させたり、表示する場所を選んでクリック率を上げるのも大切ですが、まずは検索で表示された際にユーザーからここなら悩みが解決しそう、欲しいものが手に入りそうと思って貰うことが大切です。
説明文、タイトルの入力が終わったらリンク先URLを入力していきます。
※スマートフォン向けに別サイトを用意している場合は、スマートフォン向けURLの部分にもアドレスを入力しておきましょう。
トラッキングURLはユーザーがどのような行動、検索キーワードを用いて自サイトに来たかなどの情報を取得するために使います。
この部分の設定については、ウェマー!にて別の記事で紹介しますので、今回は空白にしておいてください。
ここまで入力できたら、保存を押して広告の作成は完了となります。
作成方法を理解していないと、キーワードをいくら増やしても同じ広告文とリンク先しか表示されません。これではユーザーの検索内容に沿った広告を表示させることができないので、検索キーワードに合った広告文を別々に作っていく必要があります。
複数の広告文を作り、キーワードに紐付けしていくとなると難しそうに思われるかも知れませんが、設定そのものは今まで行ってきたものと変わりません。
ただ、同じ作業を繰り返すことになりますので、多少時間はかかってしまいます。
しかし、この手間がWeb広告が成功するかどうかを左右する部分ですので、しっかり時間をかけて設定を行っていきましょう。
キーワードごとに別の広告文を設定するには、広告グループを分けていく必要があります。そのため、まずは広告グループを新たに作成していきましょう。
広告グループの作成とキーワードの登録について説明しましたが、これと同じ手順をキーワードごとに繰り返していきます。
広告グループが作成出来たら、続いては作成した広告グループにキーワードを設定しましょう。
キャンペーンを選択すると、このように新しく作成した広告グループが表示されますので、先ほど作成したものを選択して設定していきます。
広告グループの名前を設定したいキーワードにしておくと、ここで広告グループを間違えるミスを起こしにくくなるのでおすすめです。
というわけで、キーワードの登録が終わりました。あとは先ほどと同じく、キーワードに対応したタイトルと説明文を入力し、URLを設定してください。
広告グループを複数作成していくと、どうしても名称を間違えてしまうこともあります。
そんな時は簡単に広告グループの名称を変更することができるので、後で勘違いしてしまわないように見つけたらすぐに修正してください。というわけで、使い方を体験するために、前回作成した広告グループの名前を変更していきましょう。
この部分はキーワードと同じ「広告」に変更し、わかりやすくしておきましょう。
編集方法は、表示内容選択を広告グループにし、前回作成した広告グループの横にあるチェックボックスをチェックします。後は編集をクリックし、「選択した広告グループを編集」を選びます。
すると広告グループの名称が変更できますので、キーワードと同じ名称に変更すればOKです。
このように、広告グループの名前が変更できました。
ただ、広告グループの名称はデータを分析する際に使用しますので、運用途中に変更すると蓄積したデータと一括でソートすることができなくなってしまいます。
広告グループの名称を変更する場合は、運用開始前に変更し、運用がはじまってからは変更しないようにしてください。
先ほども少し触れましたが、広告文とタイトルは、複数の広告の中から自社を選んで貰うために欠かせない要因です。ここが他の広告と代わり映えしないようなものの場合、入札価格あげて目立たせないとクリックされにくくなり、キーワードごとの費用が高く付いてしまいます。タイトルが注目されやすく、説明文がユーザーの求めているものにマッチする場合は、トップ3に表示されていなくても、ユーザーの興味を引き、クリックされる確率が増えるでしょう。
広告文やタイトルを作るのは大変ですが、1度上手い文章が作れればずっと使い続けられるので、最初に時間をかけて良いタイトルと広告文を作成しておきましょう。
広告費をつぎ込み、分析に時間をかけるのも大切ですが、まずはユーザーの興味を引くことがWeb広告では大切です。