Google広告のキーワード設定の使い分けを解説


WEB広告において重要であるキーワードの選定をキーワードプランナーで探し出す事ができたら、キーワードを用いて設定をしていく必要があります。この記事では実際に設定を行う方法と、マッチタイプについて紹介していきます。

キーワードの選び方について

というわけで、キーワードプランナーで良さそうなキーワードを見つけたとしましょう。例としてですが、この記事の中では「広告」というキーワードで宣伝したいと考えているとしています。

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そのため、キーワードプランナーを用いて「広告」というキーワードではどんなキーワードが検索されているか、1回クリックされるごとにどの程度の費用がかかるか、そして他社がどの程度そのキーワードに競合しているかを調査したのですが、結局のところ、そのまま「広告」というキーワードが意外と検索ボリュームと競合、そしてクリック単価において優秀そうだと言うことがわかりました。

ちなみに、キーワードの数についてはWEB広告を行うなら、数がある程度多い方が望ましいので、「広告」というキーワードを軸に色々な単語を探して最低でも10以上、目標としては20から30程度見つけて登録しておきましょう。

この時、競合が多く、単価が高いものについても推定入札単価ギリギリの価格で入札しておくと、意外とアクセスされたりするので設定しておく事もオススメです。

ただ、このような入札単価の高いキーワードについては、アクセスは取れても目標を達成できない、つまりコンバージョン率が悪いと、広告の費用対効果が一気に悪化してしまうので気をつけてください。

毎日しっかり広告の運用状況、反応などをチェックしてアクセス数が多すぎて費用が嵩んでいないか、十分にコスト面でバランスが取れているかを確認するのもWEB広告の運用では重要なポイントとなります。

見つけたキーワードを登録していく

それでは、見つけたキーワードを使って実際にキャンペーンにキーワードを設定してみましょう。まず、キーワードプランナーを開いた画面を開いてください。

画面上部のタブから、「キャンペーン」を選び、画面中ほどのリストから「キャンペーン#1」、続いて「広告グループ#1」と選ぶとキーワードの設定画面となります。

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キーワードの設定画面が開いたら、中ほどにある「+キーワード」をクリックしてください。すると、キーワードを入力する画面が開きますので、先ほど見つけたキーワードを入力します。複数の単語を使ったキーワードを入力する場合は「広告 ウェブ」のように間にスペースを入れればOKです。

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入力が終わるとこのようにキーワードが追加されます。ですが、これだけではまだまだ設定が終わったわけではありません。続いては、登録した「広告」というキーワードをクリックし、設定を編集していきます。ここで開くウインドウでは、キーワード、検索とのマッチ方法について編集できるので、全てのパターンについて作っていきましょう。

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マッチタイプについて基本となる3種類を設定すると、このように表示されます。

キーワードとしては同じ言葉ですが、検索された語句とどのようにマッチさせるかが違うため、必ず3種類とも登録しておいてください。

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ちなみにですが、編集の際にこのような警告が表示されます。キーワードの設定は、まれに誤クリックで違うキーワードを編集してしまう危険があります。ポップアップを表示させないようにすることもできますが、確認の意味も兼ねて毎回表示されるようにしておくといいでしょう。

キーワードの一致について

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Google広告で設定できるのは「完全一致」「部分一致」「フレーズ一致」の3種類となります。

これらはそれぞれ、入力されたキーワードに対してどのようにマッチした場合に表示するかを表しており、「完全一致」は見ての通り完全にキーワードとユーザーが検索した語句が一致した場合に表示されます。

「部分一致」では、似たような語句や関連性のある語句が入力された場合にも表示されます。

例えば、今回は「広告」と言うキーワードになっていますが、検索で「チラシ」「宣伝」「マーケティング」などのような語句を用いて検索された場合にも表示される可能性があるのです。

最後の「フレーズ一致」については、完全一致とよく似ています。

完全一致では入力されたキーワードと検索語句が完璧に同じ場合にのみ広告が表示されますが、フレーズ一致ではキーワードが一致している上にさらに追加で語句があった場合に表示されます。

例とするならば、キーワードが「広告 ウェブ」だった場合、完全一致では「広告 ウェブ」と検索されない限り表示されません。

しかし、フレーズ一致なら「広告 ウェブ 代理店」のようなキーワードが追加された状態でも表示されるようになります。

このため、自社名を完全一致とフレーズ一致で登録したとすると、まず自社名で検索したユーザーに自社のサイトが表示され、さらに自社名に何らかの語句を用いて検索したユーザーにはフレーズ一致で表示されるのです。

こうみると、2つともキーワードに設定するにはちょっと無駄があるように思われるかもしれませんが、実はこれらを使い分けることでより安価にユーザーを呼び込める可能性がアップします。

完全一致の場合、ユーザーはまさにそのキーワードで何かを調べていることでしょう。

例として「広告 ウェブ」で検索しているユーザーがいるとします。

この場合、完全一致ならウェブ広告について何らかの情報を求めているユーザーに自社の広告が表示されるのですが、

フレーズ一致の場合では「広告 ウェブ 消し方」で検索しているユーザーにまで自社の広告が表示されてしまう可能性があります。

ただ、広告は表示されてもクリックさえされなければ費用は発生しませんので、表示されるだけなら影響はあまり考えなくても良いのですが、表示された回数の割にアクセス数が少ない場合などはフレーズ一致が悪影響を及ぼしている可能性が考えられます。

WEB広告はクリックごとに費用が発生する仕組みですので、このような望み薄なユーザーに対して表示され、誤クリックされてしまったような場合、意味の無いコストとなってしまいます。

完全一致なら,ある程度望みのあるユーザーに広告を出しやすくなるため、クリックされやすく、さらに成約率(コンバージョン率)が高くなると言えます。

とはいえ、上記のように自社にとってネガティブなキーワードで表示されてしまうようだと、フレーズ一致の意味はありません。

そんな場合には、「除外キーワード」という設定を用いて特定のキーワードが含まれる場合に広告を表示させない設定にすることができます。

まとめると、

・「完全一致」ではできるだけ自社に興味があるユーザーに表示されるように関連性の高いキーワードを設定する。

・「フレーズ一致」では、「除外キーワード」を用いてできるだけ興味がありそうなユーザーに広告を表示させる。

・「部分一致」では、自社の事業に興味がありそうなユーザーに幅広く広告を表示させる。

ということになります。

特殊なマッチタイプも使ってより精度の高い広告にしよう

さらに、Google広告では「絞り込み部分一致」というものがあります。

設定方法としては、部分一致で設定したキーワードの頭に「+」を付けるだけなのですが、この場合には表記の揺れにも対応して表示させてくれるようになります。

先ほどの「+広告 +ウェブ」というキーワードなら「広告 うえぶ」「公告 ウェブ」のようなよくあるタイプミスや変換ミスでも表示されるのです。

もちろん基本的な仕様は部分一致と同じですから、「+」が付いていないキーワード「+広告 ウェブ」と設定しておけば、広告というキーワードは表記揺れに対応しつつ、ウェブというキーワードについては関連する語句に反応するようになります。

キーワード設定は最初が大変ですが、ここで頑張らなければ広告の成功はありません。

マッチタイプの設定は面倒で難しいと思われたかもしれませんが、しっかり設定しておくことでより自社の商品、目的に近いユーザーに広告を表示できるようになります。最初が肝心ですので、多少時間がかかっても、しっかりキーワードの設定を行っておく事を心掛けて下さい。

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