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2020.06.03

「好き」を「仕事」にするために、僕らがまず改めるべき考え方(前編)

過去に行われたイベントウェマー!!の内容を前後半の2回に渡って深掘りしていきます。「好きなことをやるために、毎日いやいや仕事をしている」

 

恐らく大半の日本人は、仕事は仕事と割り切って、休日のささやかな趣味のために働いているのではないでしょうか。

 

でも本当のところは「好きなことをするためにお金を稼ぐ」のではなく「好きなことをしながらお金を稼ぐ」のが理想ですよね。

 

そこまでたくさんのお金を得られずとも、それなりの生活をできるだけの収入を“好きなことをしながら”得られたら、そっちのほうが幸せなはずです。

 

「好きなことで生きていく」そんなスローガンが大々的にテレビCMなどでも流れ始めてから、もうどれだけの時間が経ったでしょうか。

 

それでもまだ私たちは、仕事で自分を消耗する日々を続けています。

 

そろそろ考え方を改めませんか?

 

今回は、大好きな旅行に興じながら、インターネットを使ってしっかりとそれを収益につなげている旅するビデオブロガー・吉良(きら)コウさんに話を伺いました。

 

◆イベント詳細:湘南・鎌倉we部(ウェマー!)

鎌倉界隈で月1回行われるWebマーケティング&集客勉強会。堅苦しい雰囲気ではなく、Web集客をゆるく学び合う部活動のようなイベント。毎回講師役が立てられ、成功事例やノウハウが「小セミナー」的に解説される。

月に1回鎌倉・湘南界隈にて行われており、それぞれが得意とするWebマーケティングの情報を共有していくことで、地域に密着した情報共有の場となっている。

 

◆講師プロフィール:吉良(きら)コウ さん

福岡出身。旅する映像クリエイター/ビデオブロガー。

国立九州大学中退後、(株)WORLDiAを創業。福岡でWEB制作並びにWEB広告代理業などを4年間行う。

2016年、実家のある熊本で大地震が発生。それを期に「人はいつどこ死ぬかわからん。一番したいことを今やろう」と思い立ち、私物をカバン2つ分に断捨離。世界一周の旅へ。

Macとドローンを持って旅をしながら、旅とテクノロジーのブログ「Back Pack Hack(バックパックハック)」や世界を旅する1分動画TR1P(トリップ)」を作成。

現在も各地を旅しながら、映像制作、ブログ/オウンドメディア運営を中心に活動中。人気講習「WordPressキャンプ」では500名以上を対面にて講習。

 

“信頼の深度”は“情報量”と比例しているという話

いまこの時代に「ブログ」「動画」をやる意味について

 

 

▼吉良コウさん

自分のことは「旅のビデオブロガー」と名乗っています。旅をテクノロジーでハックするというコンセプトで「Back Pack Hack」というブログをやっていて、大好きな旅を仕事にしている。好きなものを収益化できているような状況です。

 

「ブログ」や「動画」で収益化している人は僕の他にもたくさんいるので、わりとすぐに思い浮かぶ収益化の方法のひとつかもしれません。

 

ただ「なぜブログ、動画が“収益化”につながるのか」について、しっかりと把握している人は少ないのではないでしょうか?この根本を抑えていくことが、“好きなことを仕事にする”第一歩だと思います。

 

ずばり「ブログ」や「メディア」が収益化につながるのは、信頼(=情報量)を増やすからです。その人の信頼は、その人が発信している情報量と比例しています。

 

例えばいまからお金を貸せる人を「3名」思い浮かべてみてください。おそらく「家族」や「本当に仲の良い友人」ではないでしょうか?その人の情報を持っていないと、信頼も生まれないわけですね。

 

そのうえで僕たちのカラダがたった一つしかなくて、一度に話せる人数が限られている以上、インターネット上で自分の情報量を増やしておくことは本当に大切なわけです。

 

◆オンラインだけに頼らない!SNS時代のコミュニケーションについて

▼吉良コウさん

情報にも「深度」があります。例えば直接会って会話するのと、画面越しの会話では、親密度が変わりますよね。それと同じことが、「ブログ」や「動画」にも言えます。

 

一番やっていけないのは「オンラインとオフラインを切り離すこと」

 

ただブログをアップしていくだけでは足りません。これからのオンラインコミュニケーションは、必ずオフラインも絡めていくことが大切です。

 

例えば、セミナーや講演会などを通して「実際に会ったことのある人」にブログを読んでもらったとします。

 

自分の「話し方」「声のトーン」などを知っているから、ただのテキストの羅列よりも、より認識してもらいやすくなりますよね。

 

逆もまたしかり。オンライン上で知っていたからこそ、オフラインの場で面と向かった際に、最初からある程度の親密感をもっていて、そこがコミュニケーションの突破口になっていくんです。

 

◆コミュニケーションはマルチコンテンツ化しよう!

 

▼吉良コウさん

オンラインもオフラインも、同じ地続きにある“人間同士のコミュニケーション”。だからこそ垣根は作らないことが大切。

 

それと同時に、それぞれの発信方法もひとつに固執しないのが得策です。

 

例えば視覚・聴覚の両方に訴えられる「動画」は情報量がとても多く、一見テキスト主体の「ブログ」よりも優れているように感じます。

 

けれど電車に乗っていて音が聞こえない場合や、音楽を聴きながら何かを読みたいときなど、動画の持つ特徴がマイナスに働くケースもありますよね。

 

自分の情報をコンテンツとして発信する際、その受け手は各々別の生活の中で暮らしていることを意識してみてください。

 

「電車移動のときに情報を得たい人」

「何かを聴きながら情報を得たい人」

 

様々な受け手がいることを想像してみると、自分の発信する情報量を増やすために、マルチコンテンツ化しておくことの大切さが分かると思います。

 

 

では、実際にどのように「好き」を「仕事」につなげていくのでしょうか?

誰もが始められる方法と、収益化しやすいジャンルを具体的にお伺いしました!

 

▼後編に続く

ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

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