本メディア「ウェマー!!」を運営するのは、鎌倉にオフィスを構えるウェブマーケティングおよびウェブコンサルティング会社です。
今回は、そんなウェブコンサルティング会社としての本領発揮!
鎌倉の人気店のSNSやホームページを見ながら、勝手に分析・コンサルティングしていこうと思います!
勝手に、というところがポイントです。
あくまでも我々独自の勝手な意見となりますので、批判でもなければ、指南でもありません。
「へぇ、ウェブコンサルの人って、こんなふうに考えているんだぁ」
程度に参考にしていただけますと幸いです!
ということで、今回勝手にコンサルしていくのは、リーズナブルな価格でオーダーリングが作れるとSNSで大変話題になっている「gram鎌倉」さんです。
ペアリングや結婚指輪、ネックレスなどが990円から作れるということで、整理券をもらわないと入店できないほどの大盛況です。
実際に店舗の前を通る機会がなん度もあるのですが、いつも若い男女が行列を作っている様子。
普段どういただいお客様が並んでいるのかも(感覚として)把握しておりますので、そういった部分も踏まえてコンサルティングしていきます。
今回見ていくポイントは次の3つ!
1つ目がホームページ。
2つ目がSNSアカウント。
3つ目がECサイトです。
それぞれの役割や目的を推察しながら、(勝手に)分析していきます!
ホームページの目的は、信頼性の獲得やブランディングにあるかと思います。
そのうえでgramさんのホームページを拝見すると、シンプルですが上品で、おしゃれ感度の高い方々に愛されそうなデザインですね!
ブランドとしてのストーリーなどの記載がないため、鎌倉の人気店ということで、テレビやSNSなどのメディアで既に認知されたユーザー向けのサイトになっていますね。
また上部のロゴが若干被っているようにお見受けしますが、これはモバイルのデザインを最優先にしているからでしょうか。
メインのお客様が若い男女であることを考えると、モバイル用に作ったホームページをPCに落とし込んでいるのも頷けます。
ただデスクトップで見た際にデザインが崩れてしまうのは少し信頼感が落ちてしまう懸念もあるので、レスポンシブデザインに変更するのも良いかもしれません。
※レスポンシブデザインとは
ユーザーの利用するデバイスやWebブラウザに合わせ、臨機応変にレイアウトが自動で変更されるデザインのこと。
Instagramのフォロワーは「2.3万人」フォロー「4名」ということで、既に一定数のファンを獲得できている状況かと察します。
実際にリングを着用している際の見え方をメインに発信しつつ、所々でワークショップの告知を挟んでいますね。
SNSでのブランディングは非常に上手だなと感じます。
ただ、今後もしもオンラインでのアクセサリー販促を行なっていく際には、物品だけの画像はCVRが低い傾向にあるのが気になるところ。
例えば「彼氏にリングをはめてもらっているシーン」など、あるシチュエーションを想起させる画像を展開することで、その体験・経験を求めるユーザーに刺さるかもしれません。
年齢層が低いことを考えると、10代、20代の男女が手を繋いでる時にさりげなくペアリングが輝いていたり。
さまざまな訴求に合わせて、シチュエーション画像を充実させていくのも手かもしれません。
鎌倉で行っているワークショップの費用が1万円以下であることを考えると、ECで取り扱われている商品は、比較的に高価格帯です。
そのためこちらもホームページとは対象者が異なることが推測されますね。
全体を通してシンプルで洗練されたブランドテイストですが、こちらのECサイトも同様。
強い訴求力を感じるサイトには仕上げていないようです。
自社のECには集客力を求めておらず、例えばメディアや雑誌で紹介された際に、気になったユーザーがたどり着く「受け皿」のような役割なのかもしれません。
あるいは鎌倉の実店舗でオーダーリングを製作してファンになってくださった顧客に対して、アップセル商品として用意されているものかもしれません。
(▲勝手に言っているだけです)
ただそう考えると、アップセル率を向上させていくためには、ブランドのストーリーや製作背景など、より購買意欲につながるコンテンツを拡充していく必要はありそうです。
(▲勝手に言っているだけです)
全体的に清楚で洗練された雰囲気があり、高級感のあるブランドイメージが確立されていると感じました!
今回はウィニングフィールドの業務である「ウェブコンサルティング」がどのようなものなのか、マーケティングに興味のある方々に向けて、その内容がわかるような分析を行っていきました。
あくまでも外野から見える情報だけでやんややんやと口出しをしてしまいましたが、これからマーケティングを学びたい方に、「あぁこんな観点で見てるのね」と少しでも伝わっていましたら幸いです。
さらに詳しい分析(野次)については下記の動画でご覧になれますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!