Web広告を出稿する場合、まずは媒体の特徴を知り「どのようなユーザーに訴求したいか」を考えていく必要があります。 個人が簡単に広告出稿できる媒体の代表的なものは以下の6つです。
そこで今回はGoogle広告を中心に、各広告媒体の特徴からユーザーの特徴をみていきましょう。
それぞれの広告媒体によってユーザーの前提条件が違います。 同じサービス・商品を同じように訴求したとしても、使用する広告媒体によって成果が大きく変わってきます。 広告は大きく2種類に分けられます。 ・検索広告 情報を探しているユーザーです。明確層、あるいは顕在層にあたるユーザーで、能動的で熱量が高めという特徴があります。 ・SNS/ディスプレイ広告 商品の購入検討段階に入っているユーザーではないため、熱量は低めです。一般に準顕在層、潜在層と呼ばれるユーザーゾーンです。 また検索広告内、SNS/ディスプレイ広告内でも、使用する媒体によって打ち出す広告や表現が異なります。 例えばInstagram広告は他媒体に比べ、綺麗で映える画像や、ストーリー的動画の反応が良いことが多くなっています。 またユーザー側からすると当たり前ですが、広告を配信する側になると忘れがちなのが、またユーザーの興味を引く、有益な情報を提供することの重要性です。 次に、ユーザーの特徴を見ていきましょう。
ある商品に対し、ユーザーがとる態度はそれぞれ異なるが、大きく4つの属性に分類することができます。 それぞれどのような広告手法でコミュニケーションを図るべきなのか、具体的に解説いたします。
商品・サービスに関心がない層。 「純広告」「バナー広告」「インプレッション課金型広告」「動画広告」などが有効です。 低関心層からCVを獲得することは難しく、ここでの広告配信の目標は低関心から潜在層への引き上げであったり、商材・サービスの認知拡散です。
潜在ニーズがある 初回訪問に呼びたい層。 「GDN」「YDN」「SNS広告」など、ディスプレイ広告といわれる画像、動画での視覚的配信が有効です。ユーザーに商材・サービスを認知してもらい、初回訪問から顕在層への引き上げを目標としています。
顕在的なニーズを持っていてCVしやすい層。 「検索連動型広告(Google、Yahoo!)」のメインユーザーで、自分が探しているものを理解しているユーザーです。 「あなたの探している商品はこれです」と打ち出すことができる広告が望ましいとされています。 「追跡型広告」「リマーケティング、リターゲティング(媒体により名称が異なる)」など、一度広告をクリックしたユーザーは興味関心があると考えられるため、そういったユーザーに対し強く広告を打ち出すことも可能です。
すでに商品・サービスを利用している層を指します。「追跡型リタゲ、リマケ」「プッシュ型ツール 」「メルマガ」「LINE@」など、リピートの狙いの施策が最適です。 ユーザーの興味を引き続ける、ファン化するための施策と置き換えることも可能でしょう。
いかがでしたか? ここまで、Google広告を中心に、各媒体の特性や、それぞれがターゲットとするユーザー層に関して説明してまいりました。 各属性に対しアプローチする広告媒体を間違えると時間やお金などのコストを無駄にしてしまいます。ユーザーの属性と広告媒体の特徴をしっかり理解することは非常に重要です。